2018/11/29

スマホ紛失時の対応法は? 検索方法や事前設定をiPhone・Android別に紹介

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帰りの電車や帰宅後に「スマホがない!」とヒヤッとしたことはありませんか? いまや生活必需品に近いスマホだけに、紛失すると生活に支障が出るばかりか、大切な個人情報やクレジットカード情報などが漏洩の危険に晒されてしまいます。

一刻も早く見つけ出したいところですが、通勤・通学の途中で落としたのか、飲食店などに忘れてきたのか、記憶を遡ってもその所在はなかなか見当がつかず……。そこで今回は、紛失したスマホを探す方法と、紛失前に設定しておきたい対策をiPhone・Android別に紹介します。

目次

約3人に1人が紛失経験あり! 意外と高いスマホの紛失率

スマホを失くさない自信がある人もいるかもしれませんが、スマホの紛失は誰にでも起こり得るアクシデント。TIME & SPACEの調べによると、スマホの紛失率はなんと31%。約3人に1人が過去にスマホを紛失している計算です。

スマホ紛失率 スマホ紛失率(回答者数244人、TIME & SPACE調べ)

また、スマホを紛失した場所は1位が「交通機関(電車、タクシー、バスなど)」、2位が「飲食店、宴会、お酒の席」、3位が「路上」という順位。

スマホ紛失調査 スマホ紛失調査(回答者数244人、TIME & SPACE調べ)

忘年会や新年会などが控えるこれからのシーズン、お酒が回ってスマホをうっかり紛失するケースも増えてきそう。そんなとき、しっかりと対処できるようにあらかじめ対策しておきましょう。


iPhoneを紛失した場合:「iPhoneを探す」

iPhoneでの紛失・盗難対策ですが、iPhoneに標準搭載された「iPhoneを探す」を使用します。できることは以下の通りです。

  • ・追跡機能(GPSを使ってiPhoneの現在地を追跡できる)
  • ・遠隔ロック(iPhoneを遠方からロックして操作できないようにする)
  • ・遠隔データ消去(遠方からiPhoneのデータを消去できる)
  • ・音を鳴らす(音を鳴らして捜索を助ける)
  • ・iPhoneに電話をかける(発見者がいた場合コンタクトをとることができる)
  • ・紛失したことをiPhoneに表示する(紛失メッセージと電話番号を画面に表示して発見者に知らせる)

■「iPhoneを探す」を使う前に必要な準備と設定

「iPhoneを探す」を使う前に、済ませておく準備がいくつかあります。

  • ① Apple IDを取得する
  • ② iCloudにサインインする
  • ③ 「iPhoneを探す」「最後の位置情報を送信」をオンにする
  • ④ 位置情報をオンにする

こちらで事前の設定完了。もしiPhoneを紛失してしまっても、「iPhoneを探す」から捜索できるようになりました。

■「iPhoneを探す」の使用方法

ここからは、実際にiPhoneを紛失してしまった状況を想定し、「iPhoneを探す」の使用方法を紹介します。なお、今回は別のiPhoneで探す方法を説明しますが、二台目を持っていない場合は信頼できる家族や友人から借りるのも手です。

① ホーム画面から「iPhoneを探す」アプリのアイコンをタップ。紛失したiPhoneのApple IDとパスワードを入力し、「サインイン」を選択します。

iPhoneを探す

② 地図画面が表示され、画面下に現在iCloudにサインインしている端末名が表示されるので、紛失したiPhoneをタップすれば、現在地が表示されます。

iPhoneを探す

③ 画面下の「アクション」をタップすると、「サウンドを再生」「紛失モード」「iPhoneを消去」の3つの機能を選択できます。

iPhoneを探す

  • 「サウンドを再生」:たとえば、近くにあるはずのiPhoneからアラームを鳴らしたいときはこちらを活用してみましょう。アラームを鳴らすことで探しやすくなります。
  • 「紛失モード」:iPhoneをロックして発見者がiPhoneを勝手に起動することを防ぎ、同時にメッセージとコンタクト可能な電話番号を送信できる機能。
  • 「iPhoneを消去」:防犯上やむなくiPhoneの全データを削除しないといけない場合はこちらを選択。

また、現在地から紛失したiPhoneのある位置までナビゲーションする機能もあります。紛失したiPhoneの端末名を選択し、右下の車のアイコンをタップしましょう。紛失したiPhoneまでの道のりが地図上に描かれます。もちろん、GPSと連動しているため、自分が移動すれば地図上の現在地も追従します。

iPhoneを探す

■紛失したiPhoneの位置が表示されない場合

「iPhoneを探す」を使ってもiPhoneの位置情報を特定できない場合は、以下のような理由が考えられます。

  • ・紛失したiPhoneの電源が切れている
  • ・紛失したiPhoneが通信できない
  • ・紛失したiPhoneの位置情報設定がオフになっている
  • ・紛失したiPhoneの「iPhoneを探す」の設定がオフになっている
  • ・紛失したiPhoneが「機内モード」になっている

もし電池切れが疑われる場合は、「③『iPhoneを探す』『最後の位置情報を送信』をオンにする」で有効化しておいた「最後の位置情報」をチェック。Safariなどのブラウザから「iCloud-Sign in」にアクセスしてApple IDとパスワードを入力してサインインし、あとは「iPhoneを探す」を選択すれば、電池切れ直前のiPhoneの位置情報を確認できます。


Apple WatchからiPhoneを探す

Apple Watchユーザーなら、ペアリングしたiPhoneのアラームを遠隔操作で鳴らし、所在を特定することも可能。自室でiPhoneが「行方不明」になったときにも重宝する小技です。

■Apple WatchでiPhoneを探す方法

Apple Watchの文字盤を下から上にスワイプし、コントロールセンターを表示。さらに「iPhone 呼び出し」のアイコンをタップすれば、iPhoneからアラームが再生されます。

Apple WatchでiPhone呼び出し

ちなみに、「iPhone呼び出し」のアイコンを長押しすれば、iPhoneのフラッシュLEDを点灯させることも可能です。紛失場所が夜道で視界が悪くても、これなら問題ナシ。

■Apple WatchでiPhoneを呼び出せない場合

Apple WatchでiPhoneを呼び出せない場合は、以下のような理由が考えられます。

  • ・紛失したiPhoneとペアリングできていない
  • ・紛失したiPhoneのBluetooth設定がオフになっている
  • ・紛失したiPhoneとの距離が遠く、Bluetoothの圏外になっている
  • ・紛失したiPhoneが機内モードになっている

あくまでもApple Watchは、BluetoothによってiPhoneと通信するもの。Bluetoothやペアリングの設定に失敗していたり、そもそも通信の範囲外だったりすると、iPhoneを呼び出すことはできないのでご注意を。


Androidスマホを紛失した場合:「端末を探す」

Androidスマホでの紛失・盗難対策ですが、Googleの公式サービスである「端末を探す」を利用しましょう。Androidには以下のような機能が備わっています。

  • ・スマホ位置の特定(GPSを使ってスマホの現在地を特定できる)
  • ・スマホの音を鳴らす(最大音量で5分間音を鳴らして捜索を助ける)
  • ・スマホのロックとメッセージ表示(スマホをロックし、画面に拾った人へのメッセージと持ち主への発信ボタンを表示)
  • ・遠隔データ消去(スマホのデータを遠隔で消去できる)

なお、紛失したスマホの位置の特定にはGPS機能を利用するため、もし電源が切れていたり、モバイルデータ通信やWi-Fiに繋がっていないオフライン状態だったりすると、「端末を探す」で見つけ出すことができません。さらに、紛失したスマホを探すためには別のスマホやPCが必要です。それらを持っていない場合は、信頼できる家族や友人から借りても問題ありません。

■「端末を探す」を使う前に必要な準備と設定

「端末を探す」を使うために、事前に済ませておく準備がいくつかあります。

  • ① Googleアカウントを取得する
  • ② スマホにGoogleアカウントを追加する
  • ③ Google Playで「端末を探す」アプリをインストールする
  • ④ 位置情報をオンにする
  • ⑤ 「セキュリティ」で「端末を探す」をオンにする

これで「端末を探す」を使用する準備はOK。次は使い方を見ていきましょう。

■「端末を探す」の使用方法

ここからは実際にスマホを紛失したと仮定し、探す手順を紹介します。

① 手持ちのスマホやPCで「端末を探す」アプリのアイコンをタップ。
② 紛失したスマホのGoogleアカウントを入力し、「○○(紛失したスマホのユーザー名)として続行」をタップ。

Android 端末を探す

③ GPSへのアクセス許可を求められるので「許可」を選択。続いて利用規約に目を通し、問題なければ「同意する」をタップ。

Android 端末を探す

④ 画面に地図が表示されます。青色の丸いマークが自分の現在地、緑色の吹き出しマークが紛失したスマホの位置。ちなみに、紛失したスマホの電池が切れてしまうと、緑色の吹き出しマークも消滅してしまいます。

Android 端末を探す

⑤ 画面下の端末名をタップすると、必要に応じて「音を鳴らす」「ロック」「データ消去」の機能を使用できます。たとえば、地図上では近くにあるのにスマホを見つけられないときは「音を鳴らす」を試してみましょう。

Android 端末を探す

「ロック」を選択すると、紛失したスマホに遠隔操作で画面ロックできるほか、拾い主に対するメッセージや緊急連絡先の電話番号を表示させることも可能です。

Android 端末を探す

なお、人に知られたくない情報がスマホに入っている場合は、最終手段として端末内のデータを遠隔操作ですべて削除する「データ消去」という手もあります。

■紛失したスマホの位置情報が表示されない場合

「端末を探す」を使っても、紛失したスマホの位置情報が表示されない場合、考えられる理由は以下の通りです。

  • ・紛失したスマホの電源が切れている
  • ・紛失したスマホが通信できない
  • ・紛失したスマホの位置情報設定がオフになっている
  • ・紛失したスマホの「端末を探す」の設定がオフになっている
  • ・紛失したスマホがGoogleアカウントでログインしていない

しっかり事前準備をして、万が一紛失してしまった場合は、落ち着いて上記の手順に沿って操作してみてください。


auの位置検索サポートでスマホの位置を検索する

上記の方法以外にも、携帯キャリア各社ではスマホ紛失時のサポートを用意しています。たとえばauの「位置検索サポート」では、紛失した端末の位置情報をウェブ上の「My au」から検索したり、遠隔ロックを行ったりできます。

au 位置検索サポート

このサポートの優れた点は、電池切れや圏外になった端末の位置も特定できること。基地局に残った位置情報から推測し、おおよその位置を割り出します。サポートの利用はPCやiPadといった別の端末から可能ですが、不安ならカスタマーセンターのオペレーターに代行してもらうこともできます。

au 位置検索サポート

なお、サポートを利用できるのは「auスマートパス」「auスマートパスプレミアム」「auスマートサポート」「故障紛失サポート」いずれかのプラン加入者のみ。もしもの時に備えて加入しておくと良いでしょう。契約や機種変更のタイミングで加入済みのケースも多いので、改めて確認してみてください。

備えあれば憂いなし。必要な設定を済ませておこう

ユーザーの3人に1人が見舞われるスマホの紛失。常に持ち歩くものだからこそ、不注意を完全に防ぐことは難しいかもしれません。しかし、仮にスマホを紛失してしまっても、正しい方法で落ち着いて対処すれば、無事に発見できる可能性は大いにあります。そのためにも必要な設定はしっかり済ませ、不測の事態に備えましょう。

文:佐藤宇紘

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