2015/01/29
スタイリッシュで受信最大220Mbpsの超高速通信も楽しめる新感覚モバイルルーター『Speed Wi-Fi NEXT W01』
モバイルルーターというと、ビジネスパーソンやモバイルのヘビーユーザーの道具というイメージが強いかもしれない。しかし、そうしたイメージを一新して、幅広いユーザーにモバイルルーターの利便性を訴えかける新製品がKDDIから登場する。「Speed Wi-Fi NEXT W01」(以下、W01)がそれだ。W01に込めた開発者の思いを、KDDI プロダクト企画本部の菅井一星に聞いた。
ポイント【1】
ルーターのイメージ刷新を狙うスタイリッシュなデザイン
W01は、WiMAX 2+とauの4G LTEに対応する高速データ通信が可能なモバイルルーターだ。タブレットやパソコン、いざとなればスマートフォンもWi-Fiで接続して、インターネットとの高速なアクセスを実現する。しかし、W01を手にしてみると、「通信機器」といった無骨さはどこにも感じない。スリムで柔らかいフォルムと、美しいディスプレイは、まるでオシャレなオーディオプレーヤーのような印象だ。
菅井はこう語る。「モバイルルーターの市場動向を見ると、利用者の女性比率が4割弱まで高まってきています。20代から30代の若年層の比率も伸びています。そこでW01では、若い人たちに訴求できるようなデザイン、カラーを重視しました」。
1月30日から発売する「Speed Wi-Fi NEXT W01」。カラーバリエーションは、MARINE(マリン)とWHITE(ホワイト)の2色
現行モデルの「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15」(左)と比較すれば、新モデル「Speed Wi-Fi NEXT W01」(右)の薄さは一目瞭然
そのこだわりはauならでは。「実は、W01の開発主体はKDDIです。デザイナーを入れてしっかりデザインをし、カラーも今までにないカラーを選びました。そして同時に発売するUQコミュニケーションズと連携を取りながら、メーカーにはKDDIの狙いを説明して製品を起こしてもらったのです」(菅井)。その成果がモバイルルーター離れしたフォルムだ。薄型バッテリーを採用し、スリムなプロポーションを実現。ボディカラーは目立つブルーの「マリン」、艶感のある「ホワイト」と、持つ人の心を揺さぶる。画面表示もアイコンや文字をデザインするだけでなく、ボディカラーごとに表示の色を変えるこだわりようだ。
ポイント【2】
受信最大220Mbpsの超高速データ通信に対応
キャリアアグリゲーションで受信最大220Mbps(*1)(2015年春以降対応予定)。(*1:提供前は受信速度最大110Mbpsとなります)。さらにLTE国際ローミングにも対応し、海外でもLTEの高速通信が可能。
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スタイリッシュなフォルムだからと言って、デザイン重視で内容が今ひとつなんてことがないのはW01の立派なところ。今ひとつどころか、キャリアアグリゲーションに対応したWiMAX 2+では受信最大220Mbpsという超高速データ通信が可能なのだ。受信最大220Mbpsの通信は3月末から、一部のエリアでサービスを始めて全国に順次エリアを広げていく計画だ。それ以外のエリアでも受信最大110MbpsのWiMAX 2+が高速通信を支える。さらに、auの4G LTEにも対応するため、受信最大75MbpsのLTEで全国をくまなくカバーしてくれる。超高速と安心のエリアを両立しているというわけだ。
802.11acに対応したこともトピックだ。「無線LANで一般的な2.4GHz帯ではなく、干渉が少ない5GHz帯を使うことで、家庭で多くの機器を接続するような際にもスムーズな通信が可能です」(菅井)。
ポイント【3】
最初の接続から日々の起動まで、使いやすさをとことん追求
画面に示される説明を読みながら、指示に従って操作するだけで機器の接続が完了する「かんたん設定」。説明文も分かりやすく、改良
2.4インチのカラータッチパネルディスプレイ。横スライド式で使いやすさを追求
デザイン、性能と並んで、KDDIがW01で追求したもう1つのポイントが使いやすさだ。「これまでモバイルルーターを使ったことのない人でも簡単に使えることを目指しました。SSIDやパスワードって何のこと? という人でもすぐに設定できるはずです」(菅井)。
そのための力になるのが、2.4インチのカラータッチパネルディスプレイだ。スマートフォンのように滑らかな動きのタッチパネルでは、「かんたん設定」というメニューを用意。画面に示される説明を読みながら、指示に従って操作するだけで機器の接続が完了する。大画面を生かして、スマートフォンなどを接続するためのQRコードを表示することもできる。
日々の利用シーンでも使いやすさを目指す。約5秒のクイック起動により、使いたいときにすぐに使える。さらに、スマートフォンの専用アプリを使えば、カバンの中に入れたルーターをスリープ状態から遠隔で起動できる。いちいちカバンの中をゴソゴソして電源を入れる必要がない。そのスマートフォンアプリのダウンロードも、画面にQRコードが表示されるから誰でも簡単というわけだ。
基本操作
ポイント【4】
モバイルだけでなく家庭のルーターとしても活躍
「Speed Wi-Fi NEXT W01を開発担当したKDDIプロダクト企画本部の菅井一星
W01の利用シーンは、モバイルだけに限らない。家庭のブロードバンド回線としての利用も想定している。そのためのガジェットの1つが、別売のクレードルだ。デザインされたクレードルにW01を載せると、充電しながら画面には時刻が表示される。「モバイルルーターでありながら、スタイリッシュな時計としてインテリアにもなります」(菅井)。
もう1つ、家庭のブロードバンド回線としての利用を支えるのは、専用の料金プラン「WiMAX 2+ フラット for DATA EX」だ。月額4380円で、下り最大220MbpsのWiMAX 2+を使い放題にできる。スマートフォンの容量制限にビクビクしながら動画サイトを見ているような人には、自宅でも外出先でも高速データ通信を使い放題にできるW01の魅力が実感できるだろう。さらに、auスマートフォン、auケータイとセットで使うことで最大月額934円の割引が受けられる「auスマートバリュー mine」にも対応する。モバイルルーターに新風を吹き込むW01、その魅力は実際に店頭で手にとって確認してほしい。
*本サービスは、べストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。エリア内であっても、お客さまのご利用環境、回線の状況などによって大幅に低下する場合があります。接続先までの通信速度は、機器の能力に依存します。
文:岩元直久 撮影:高橋正典
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