2014/10/27
新サービス『au VoLTE』対応モデルも! 広報部が語る、au冬モデルの一押しポイント
ついに登場した、auの2014年度冬モデル。今回はKDDI広報部の松田慧と堀内優里が、新しく発売される6つのラインアップの一押しポイントを紹介する。
女性の声がキレイに聞こえる!? 新サービス「au VoLTE」に注目!
KDDI広報部の(左から)松田慧と堀内優里
堀内:今年のモデルも個性的なラインアップが出そろいましたね! 今回のモデルの一押しポイントって何でしょうかね。
松田:それはやはり、堀内さんの声です!
堀内:私の声、ですか??
松田:そうです。というのも、今回の一部のモデルからは、「au VoLTE」という、高音質な音声通話規格「VoLTE」を適用したサービスに対応します。VoLTEとは「Voice Over LTE」の略で、従来、LTEはデータ通信のみに限られており、音声通話に関しては3Gの技術が使われていましたが、音声通話もLTEに対応させることで、よりクリアで高品質な音声を届けることができます。中でも、特筆すべきは音域の広さ。これまでは通話では3.4kHzの高さまでしか聞こえませんでしたが、VoLTEに対応することでなんと約2倍の7kHzの音まで相手に届けることができるんですよ。
堀内:なるほど、それで私の高めの声がポイントなんですね。でも、7kHzって具体的にどれくらいの高さかイメージできないんですが......。
松田:7kHzだと、だいたいシンバルやピッコロくらいまで聞こえることになりますね。
堀内:そんな高い音まで! VoLTEのおかげで声の高い彼女とも快適に通話ができそうですね!
松田:また、VoLTEに対応することで、データ通信と音声通信の両方を同時にLTE回線で使用できるわけですから、動画を視聴しながら電話をすることもできます。さらに、au独自の「シンクコール」という機能を使うことで、カメラで撮影している映像や位置情報などを共有しながら通話することができるんですよ。また「ボイスパーティ」という最大30人との同時通話も可能になります。
堀内:つまり、「au VoLTE」とは、一般的なVoLTEの特長である高音質な音声通話だけではなく、「シンクコール」や「ボイスパーティ」などのVoLTEを最大限活用したサービスを合わせた、次世代の音声サービスなんですね!
松田:その通り!
堀内:auのLTEといえば、今年3月には、つながりやすいプラチナバンドの800MHz帯が人口カバー率99%を達成したわけですが、こうした広い通信網が整備されているからこそ、今回の「au VoLTE」を十分に実感できるということなんでしょうか?
松田:その通り。加えて、auはLTEの「維持率」も99%以上で、その品質も高いため、安定してストレスフリーな音声通話ができるようになるんです。
堀内:キャリアアグリゲーション、WIMAX 2+、そしてau VoLTEと、まさしく、auの「全部入り」のネットワークが実現することで、新しい体験ができるんですね!
[isai VL]超高解像度画面で動画を見ながら通話も
松田:今回発表されたのは、「isai VL」「URBANO」「Xperia™ Z3」「GALAXY Note Edge」の4つのスマートフォン、タブレットの「GALAXY Tab S」、そしてフィーチャーフォンの「MARVERA 2」というラインアップです。堀内さん、まずは先ほどの「au VoLTE」対応の一押しモデルを紹介しましょうか。
堀内:はい! まずはLGエレクトロニクスの「isai VL」です。動画などを楽しみながら通話できるのが、「au VoLTE」の魅力の一つということでしたが、同モデルは前作の「isai FL」に引き続き、2,560×1,440ピクセルの「WQHD」ディスプレイを採用しています。これはつまり、フルHDの約1.8倍の超高解像度画面で動画が視聴できるということ。通話相手と迫力満点の画面でスポーツ観戦をしながら盛り上がる、なんてことも可能です。
松田:端末を振って「au WALLET」で使えるクーポンを探したり、撮った写真を一覧表示のまま振ると、複数枚の画像が一枚の画像に編集され、手軽に写真のコラージュ編集ができたりする「isaiモーション」も引き続き搭載されています。VoLTEを生かした快適な通話はもちろん、さまざまな楽しみ方ができるのが、このisai VLの魅力ですね。
[URBANO]端末のどこからでもキレイな音が聞こえる、京セラの独自機能搭載
堀内:続いては、こちらもVoLTEに対応する京セラの「URBANO」。同モデルには、京セラ独自の機能である「スマートソニックレシーバー®」を搭載しています。これは、スマートフォンのディスプレイ部分を振動させることによって、端末のどの部分に耳を当ててもクリアな音を聞き取ることができるというもの。通常、画面上部にある受話口がないというのも、特長的ですよね。まさしく、VoLTEにピッタリの一台といえます。
松田:加えて、URBANOには高い強度を誇る「Dragontrail®X」というディスプレイも採用しています。名前からして強そう!
また、短時間でもたっぷり充電できる急速充電フォルダー(最大3.1A)を同梱し、最大30分の充電で満充電の約半分の充電が可能になったほか、サイドキーとカメラリングにメタル素材を採用しました。URBANOシリーズで好評の上質感と操作性がさらに進化しました。
[Xperia™ Z3]史上最高感度ISO12800を搭載した、超高性能のカメラで撮影しよう
堀内:新たなXperia™シリーズとして登場した「Xperia™ Z3」ですが、最大の特長は、なんと言っても前作のXperia™ ZL2の2倍となる、史上最高感度ISO12800を搭載したカメラです。約2,070万画素という高解像度で、かつ暗いところでもノイズを抑えたキレイな写真を撮ることができるんです。まるでデジカメのような使い心地を体感いただけると思います。
松田:最大3台までのXperia™をワンタッチで接続して、異なる視点から撮影ができる「マルチカメラ」や、撮影している画面に向かって、パイや爆弾を投げたりして遊べる「ARファン」など、ユニークな機能も多い。また、ソニーといえば、カメラに加え「音」も世界に誇る技術力を有することで知られています。今回のXperia™ Z3では、音源をハイレゾ相当にアップスケーリングするソニーの独自技術「DSEE HX」も搭載していますよ。
[GALAXY Note Edge]エッジスクリーンで楽々マルチタスク
堀内:「GALAXY Note Edge」は、見た目から非常にエッジの効いた一台です。こちらには、スーパー有機EL(Super AMOLED)ディスプレイに加え、メイン画面と独立して動く「エッジスクリーン」を搭載しています。この部分では、アプリを呼び出すことはもちろん、動画のショートカット操作や、au限定の機能としてauのEメール(ezweb.ne.jp)やSMS受信時のアニメーション通知や本文表示も可能です。
お馴染みのSペンと一緒に使いこなせば、さまざまなビジネスシーンで活躍してくれる一台になりそうですね。
松田:広角撮影や、指を離したときにシャッターが切れる機能など、世界的にブームになっている「セルフィー(自分撮り)」に特化したカメラ機能も満載です。ワイド自分撮りモードをお使いいただくと、最大広角120°広角撮影が可能で自撮りや集合写真も驚くほどキレイに撮影できます。広報部でも早速ワイド自撮りを体感してみました。
一見、デジモノ好きな人向けの端末に見えますが、ぜひ女性にもその使いやすさを体感してもらいたいですね。
[GALAXY Tab S]超高解像度ディスプレイですべての色を鮮やかに
堀内:今回も新たなタブレットが登場しています。「GALAXY Tab S」は液晶の美しさで知られるSAMSUNGの技術力をフルに発揮した一台。GALAXY Note Edge同様、スーパー有機EL(Super AMOLED)ディスプレイを搭載することで、KDDIが提供している映像サービス「ビデオパス」やフルセグもこれまでにない映像美でお楽しみいただけます。
松田:コントラストの美しさもポイントです。これまで表現が難しかった緑色を鮮やかに映し出すことで、従来液晶比で約100倍のコントラストを実現しています。また、狭額縁設計によりA4サイズ以上かつ薄さ6.6mmを実現したことで、普段使いにはうれしいスペックとなっています。
[MARVERA2]1年ぶりの新作フィーチャーフォン ビジネスシーンに活躍する機能が満載
堀内:そして、ラストを飾るのがおよそ1年ぶりのリリースとなるauのフィーチャーフォン「MARVERA2」です。今や携帯電話といえばスマートフォンをイメージされる方が多いと思いますが、法人のお客さまを中心にフィーチャーフォンの需要も根強く残っています。同機では、ビジネスユースを意識し、電話帳の登録件数を2,000件までに拡張し、加えて充電池はフィーチャーフォンで最大級の1,020mA、一括で省電力の設定に変更できる「長持ちモード」にも対応しました。バッテリーの持ちも十分満足いただける仕様となっています。
松田:京セラ製ですから、URBANO同様、スマートソニックレシーバー®も搭載しています。音声通話の使用頻度が圧倒的に多いビジネスマンには、うれしい機能ですよね。高級感あふれるデザインも、ビジネスシーンにピッタリなのではないでしょうか。
堀内:いずれの機種も、原宿、名古屋、大阪、福岡にあるau直営店では、冬モデルの先行展示を行います。ぜひ手にとって、最新のラインアップを体感してほしいですね。
文:田代くるみ
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