2018/09/06

勝手に通信、バッテリー激減…iPhoneのムダを解消する7つの対策

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「今月は思ったよりもギガ(データ通信量)使っている…」
「さっき充電したばかりなのにバッテリーがこんなに減っている…」
iPhoneユーザー同士が集まるとにわかに盛り上がるのが、このようなiPhoneの“あるある”だ。普通に使っているだけなのに、あるいはむしろ何にもしてないのに、いったいどうしてこのような“ムダ”が発生するのだろう。

そもそもiPhoneはスリープ状態、つまりユーザーが操作をしていないときでも裏側(バックグラウンド)でデータ通信や位置情報取得などさまざまな処理をおこなっている。そのおかげでメールやSNSが届いたり、最新のニュースや現在地にもとづいた天気予報がチェックできたりと、便利な機能が利用できるのだ。

とはいえその処理が過度になると、貴重なギガを勝手に使われてしまったり、バッテリーをむやみに消費したり、とりわけ暑いこの時期だと本体の異常発熱や、あげく強制シャットダウンまで引き起こしたりと、ムダが増えるケースも考えられる。ならばメールやSMSの受信といった最低限必要なバックグラウンド処理は維持しつつ、それら以外の不必要な処理をオフにし、バッテリーやギガを温存したい。

対策1
まずは通信量の多いアプリを確認しよう

iPhoneの設定アプリ「モバイル通信」画面 動画やSNSアプリなどは自動で動画の再生が始まることもあるので要注意

まずは、どのアプリがどれくらいの通信を行っているかをチェックしよう。「設定」アプリの「モバイル通信」で確認することができる。使っている実感がないのに多くのデータ通信を行っているアプリがあれば要注意だ。右側のチェックボックスをオフにすると4G LTEでは使えなくなるので(Wi-Fi接続時のみ利用できる)、動画アプリなど大量のデータ通信をおこなうアプリなどはオフにしておくといいだろう。

対策2
最新版を手動でチェックするのも手。自動アップデートのON/OFFを活用

 iPhoneの設定アプリ「iTunes Store と App Store」画面 わからなければ「モバイルデータ通信」をオフにしておけば問題ない

また、iPhoneにはアプリが常に最新バージョンになるよう自動でダウンロードする機能がある。これを無効にすることでギガとバッテリーのムダを解消できる。オフにしたいだけなら「設定」アプリの「iTunes StoreとApp Store」にて、「自動ダウンロード」の「アップデート」をチェック。自宅や会社ではWi-Fiが使えるという人なら、自動ダウンロードの3項目(ミュージック、App、アップデート)はオンのまま、直下にある「モバイルデータ通信」をオフにしておけば、Wi-Fi接続時のみ自動ダウンロードが有効となりギガが温存できる。

対策3
こちらも忘れず! Appのバックグラウンド更新をオフにする

iPhoneの設定アプリ「Appのバックグラウンド更新」画面 オフにすると利便性が低くなるアプリもあるので注意したい

また勝手に通信しているアプリをオフにしてしまのも、効果的な対策だ。その一覧は「設定」アプリの「一般」「Appのバックグラウンド更新」から確認できる。このアプリの中から「裏で走らせてまで最新状態にしておく必要はない」「アプリを起ち上げた時にだけ最新状態になればいい」と思うアプリ以外をオフにする。メッセンジャー、位置情報取得が必要なアプリ、音楽ストリーミングなど、スリープさせたり、他のアプリの使用中でも動いていてほしいアプリは残しておくのがベターだ。全体的にギガを節約したいのであれば、「Appのバックグラウンド更新」の通信方法を「Wi-Fi」のみにしておくのも手といえる。

対策4
不要な位置情報サービスは取捨選択してオフにする

iPhoneの設定アプリ「位置情報サービス」画面 クーポンアプリや一部のSNSなど位置情報が必要ないのに求めてくるアプリはオフ

GPSやBluetooth、Wi-Fi、携帯電話基地局などを使い、ユーザーの現在地を捕捉する位置情報サービスもまたバッテリーを消費しがちだ。 ナビアプリやランニングアプリ、GPSロガーといったスリープ状態でも常に動いてほしいアプリ以外は「使用しない」か「使用中のみ(許可)」にておこう。位置情報を扱うアプリは、「設定」アプリの「プライバシー>位置情報サービス」から確認できる。

対策5
便利だけど、バッテリー節約のために通知をオフにする選択肢も

iPhoneの設定アプリ「通知」画面 通知は最低限のものを除いて基本的にオフにしておくとよい

スリープ状態でもメッセージやSNSでの反応、最新情報を知らせてくれる通知機能は便利な反面、バッテリーとギガを消耗しやすい。なるべく節約したいのであれば、通話アプリやメッセンジャーアプリ、リマインダといった最低限の通知以外はすべてオフにするか(アプリアイコンの右上に表示される数字の)バッジのみ表示にするのがポイントだ。「設定」アプリの「通知」からチェックすることができる。また、新しいアプリをインストールすると常に「通知」を求めてくるので、わからなければまずはオフにするのがいいだろう。

対策6
使わないWi-Fiは設定アプリからオフにしておく

iPhoneのコントロールセンターと設定アプリ「Wi-Fi」画面 コントロールセンターからのオフでは不十分。設定からWi-Fiをオフに使用

バッテリーを消耗する他の要因として、iPhoneがWi-Fi電波を掴みに勝手にバックグラウンド通信をしてしまうから、という可能性も考えられる。特に外出時にWi-Fiを使わないという場合はオフにしておくのがポイントだ。とりわけiOS11.2からは、画面下スワイプの「コントロールセンター」ではWi-Fiを完全にオフにすることができなくなったため、要注意である。

ただ、ここでオフにしたつもりでも翌朝5時になれば自動的にWi-Fiがオンになるばかりでなく、別の場所に徒歩や車で移動したり、本体を再起動したり、機内モードから復帰したり、インターネット共有をオンにしたりすると、Wi-Fiがオンになってしまう。意図せずWi-Fiが勝手にオンになっていないか、常に気をつけたい。

また、アウトドアや地下など圏外と圏内を行ったり来たりするような場所にいる場合は、携帯電波を掴もうとしてiPhoneがバッテリーを消費するためモバイル通信ごとオフにしておくのもポイントだ。

対策7
バッテリーの“劣化”も考えられる。へたり具合をチェックしよう

 iPhoneの設定アプリ「バッテリーの状態」画面 購入後2年経ち、新品時より90%の容量に減ったiPhoneのバッテリー

朝、満充電にしてきたのにちょっと使うと勢いよくバッテリーが減っていく。そんな症状に悩んでいる人は、iOS11.3から導入された「バッテリーの状態(ベータ版)」で、新品時と比較したバッテリー容量の消耗の度合いをチェックしてみよう。場所は設定アプリの「バッテリー」内。もしも80%以下ならば、アップルストアやauショップでバッテリーの交換を受け付けてくれる。

基本を押さえて、繊細なiPhoneのムダを解消しよう

ギガのムダを減らし、またムダにバッテリーを減りにくくするためには、これら7つのポイントを心がけることが大切だ。いずれも新たにアプリを導入することなく試せる、基本機能の範囲内。ちょっとした手間で、iPhoneの勝手な行動を防げるなら、試してみても損はないだろう。

文:高田純一

※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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