2017/06/14
手料理革命? スマホから簡単に火加減を調整できる魔法のコンロ
火加減は料理の初心者がぶつかる難関のひとつ。「強火」「弱火」の微妙な調節は味の要となるだけに、ミスは避けたいところです。料理によって、自動的に火加減を調節してくれる魔法みたいなコンロはないかしら?
あるんです。それが、FirstBuild社が開発したスマートクッキングデバイス、「Paragon Induction Cooktop(パラゴン インダクション クックトップ)」。
スマホから料理に適した温度調節が可能なIHコンロ
Paragon Induction Cooktopは、スマートフォンから火加減を調節できることが強みのIHコンロ。付属のセンサーとセットで使用します。
火加減の自動調節の仕組みはというと、スマートフォンとコンロをBluetoothで接続し、専用アプリからセンサーを通して温度調節を行うというもの。「ステーキ」「ポーチドエッグ」「ローストビーフ」など、特に火加減が難しい料理の温度調節がアプリからできるようになり、肉料理に関しては焼き加減まで指定ができるのだとか。
これなら鍋の様子をずっと監視しておく必要もなくなって、調理しながら次の料理に着手することができそう。途中で火加減を変えなくてはいけない料理でも、遠隔で操作できます。料理初心者だけでなく、調理の時短術としてもメリットがありますね。
IHをしのぐハイパワー
気になる温度管理の精度も非常に高く、本体に付属された温度センサーは、0.5℃単位で感知が可能。そのため、どんなに難しい料理でも失敗を減らせます。
またコンロは1,400Wの出力が可能で、高火力で一気にカラっと揚げたい揚げ物なんかもバッチリ。
本体はフライパンひとつ分程度の大きさ。IH部分も大きすぎないから、簡単に持ち運ぶことが可能です。バーベキューやキャンプなどのシーズンに、みんなでわいわい食事をするこのシーズンにもピッタリ。ガスが使えないオフィスなんかでも重宝しそう。
スマホを家電と連携させることで、これまで苦手だった料理や家事も、スマートにこなせる時代になりました。これさえあれば、誰でもどこでも料理に取り組めますよ。1セット299ドル、Indiegogoから購入可能です(発送は現在アメリカのみ)。
文:ごぼうだうし