2017/08/04
えっ、自分ってこんなに臭かったの? 数値で見られる世界初の体臭チェッカーとは
本格的な夏が到来し、汗や皮脂のニオイ、加齢臭などが気になる人も多いだろう。最近では「スメルハラスメント」などという言葉も登場し、嫌な体臭は自分だけの問題ではなくなっている。一方で、「自臭症/自己臭恐怖症」などといって、過剰に自分の臭いを気にしすぎてストレスを抱えてしまうこともあるようだ。
まずは自分自身が、「自分の臭い」を客観的に知り、きちんと対策を立てていくことが臭いにまつわるストレスから解放される第一歩となる。
そんな人に心強いデバイスが、コニカミノルタがクラウドファンディング「Makuake」で先行販売している、ニオイ見える化チェッカー「Kunkun body」だ。
3大体臭を数値化してスマホに表示
Kunkun bodyは、搭載したセンサーが体のニオイを測定して可視化してくれるデバイスで、ニオイの強さは0から100までの数値で評価され、測定した数値はBluetoohによってペアリングされたスマホの専用アプリで確認できる。
また、その数値は独自のシステムによって「汗臭」「ミドル脂臭」「加齢臭」という3大体臭に分類された10段階評価で表示されるので、自分のニオイの原因と、それがどれくらいの強さのニオイなのかをスマホを見て知ることができるのだ。
人体3大体臭とはなんぞや?
では、Kunkun body が分析してくれる3大体臭とはなにか? メーカーであるコニカミノルタのホームページによると、以下のような説明がされている。
①汗臭
飲み過ぎや疲労の蓄積で体内のアンモニアが解毒されず汗で放出されたり、放置した汗が菌に分解されたりすることで発生する。
②ミドル脂臭
エクリン酸から出る汗に含まれる乳酸が、皮脂上の菌によって分解されることで生じるジアセチル。それに、皮脂腺から出る中鎖脂肪酸のニオイが合わさることで発生する。
③加齢臭
皮膚の潤いを保つための皮脂を分泌する皮脂腺。年齢を重ねると、皮脂腺の中のバルミトオレイン酸と過酸化脂質が増え、分解・酸化することで発生する。
※コニカミノルタ ホームページより
これら3大体臭の測定方法は非常に簡単だ。スマホの専用アプリを立ち上げて「あたま」「耳のうしろ」「わき」「あし」のなかでニオイを測りたい場所を選択し、ポケットサイズの本体をその場所にかざすだけ。
自分のどの場所がどのようなニオイを放ち、そのニオイがどれだけ強いのかというのを数値で確認できるので、どの部分をケアすればいいのかをセルフマネージメントできるというわけだ。
ニオイは社会人にとって大切な身だしなみのひとつ
Kunkun body本体の仕様は、サイズ108.5×53.3×22.5mm(突起部分を除く)。重さ100gでMicroUSBケーブルでの充電式。クラウドファンディングサイトMakuakeでは、「Makuake限定ニオイマネジメント・ツール」として、Kunkun body本体と吸汗速乾性と消臭機能の高いアンダーウェアで有名なMXPソックス「レギュラークルー」、消臭・微香アイテムであるプラウドメン「スーツリフレッシャー200ml」「グルーミングバーム10g」のセットで先行販売中。申し込み開始の7月13日から現在までですでに1,200%以上の資金を集めている人気ぶりだ。
「もしかしたら自分は汗臭いかもしれない」「相手に不快な思いをさせていないだろうか」という不安を、Kunkun bodyを使って自分のニオイを客観的なデータとして認識しておくことで解消しておけば、きっと自分の自信にもつながるだろう。
※Makuakeでの申し込みは10月中旬まで、商品が届くのは12月中予定。
文:安東 渉(EditReal)