2016/11/09
ユーザーに合わせてアドバイス お酒好きなあなたへ、学習型アルコールチェッカー
仕事終わりの一杯。仲間との信頼を深め、ストレスを発散する飲み会は明日の活力へとつながる大切な時間だ。ただし、飲み過ぎは禁物。二日酔いで寝坊しボサボサ頭で出勤など、社会人としてあってはならないことだ。
そうしたお酒の失敗を予防し、さらにスマートな大人のサポーターとして誕生したのが、アルコールチェッカー「TISPY」。体内のアルコール濃度の測定を重ねるたびにデータを蓄積し、ユーザー向けにパーソナライズされていく、学習型のアルコールチェッカーだ。
お酒のお供に「TISPY」を
使い方は、お酒を飲む直前にTISPYを起動し、TISPYから「測定しましょう」と通知がきたら、シルバー部分のキャップを回転してアルコールセンサーを露出させ、息を吹きかけるだけ。すると、呼気中のアルコール濃度を計測し、現在の酔い具合や「今日はペースが速いよ」「そろそろ水を飲んだ方が良いよ」など、蓄積されたデータを分析してユーザーに合ったアドバイスをくれるというもの。
お酒を切り上げたら終了ボタンで測定完了! 自動で「酔いさめ予測タイマー」が起動し、あと何分でお酒が抜けるかのカウントダウンがスタートする。酔いが覚めるまで、ゆっくりと散歩するもよし、タクシーで帰るもよし。
酔っているときの帰り道は、思いがけない危険が待っているもの。そうした判断基準にもひと役買ってくれそうだ。ただし、TISPYは飲酒後の運転可否を判断するものではないので、くれぐれもご注意を!
翌日、もし二日酔いになってしまった場合には、TISPYに記録を。これを繰り返していくことでデータを学習し、よりユーザーにフィットしたアドバイスをくれるという。
さらに、株式会社東芝が開発した無線LAN搭載SDメモリーカード「FlashAir™」を挿入することで、スマートフォンとの無線接続も可能になる。FlashAir™を用いた専用アプリ上で、「TISPY」本体だけでは把握できない測定結果の詳細や、過去データログ、より細かな設定などを行うこともできるという。無線LANが搭載されていない一般的なSDメモリーカードではアプリが使用できないので、TISPYの機能を最大限に使いたい場合は、FlashAir™の併用がオススメだ。
話を盛り上げるネタにも◎
プライベートだけでなく、ビジネスの場でもお酒は付きもの。フレグランスボトルのようなスマートなデザイン、かつ手のひらに収まるポケットサイズなので、スーツからサッと取り出したら、注目を浴びること間違いなし。ついでにTISPYをネタに話をつなげれば、仲を深めるキッカケにもなるかも?
お酒好きにとってはプラスなことばかりのTISPY。一刻も早く手にしたいところだが、残念ながら、クラウドファンディング「Makuake」で行っていた予約販売はすでに終了。購入するには一般発売を待つしかないようだ。予約していた方にはちらほら届いているようなので、クチコミを見てから判断するのもいいだろう。一般販売想定価格は13,284円(税込)。
二日酔い知らずのスマートなオトナを目指して、今日も飲みに行きましょう!
文:長浜優奈/中澤範龍(EditReal)