2016/09/28

iPhone 7の登場でワイヤレス時代到来! 便利ガジェット7つを使ってみました

ついに発売されたiPhone7。イヤホンジャックが廃止されたことでのオーディオ機能ワイヤレス化が話題になりました。いや〜本当になくなっちゃったんですねー。

ついに本格的にスマホのワイヤレス時代が到来か!? ということで、今回はオーディオ関連に限らず、T&S編集部員が実際に使用してみて「これは便利!」「コイツ・・・・・・デキるぞ!」と思ったワイヤレスガジェットをご紹介します!

■デジカメの写真を撮ったそばからスマホにバンバン転送!

東芝 TransferJet対応アダプタ、SDHCメモリカード

SNSへの写真の投稿は、「スマホじゃなくて、デジカメで撮りたい」こだわり派のあなた。やっかいなのが、SNSへ投稿する際に、デジカメからスマホへと一旦、データを送らなければならないこと。最近のデジカメはWi-Fi機能が内蔵されていて、ワイヤレスでデータ転送することができるので利用している人も多いと思います。ただし、その際のペアリングに少々時間がかかる。そこでオススメなのが、「TransferJet」です。

TOSHIBA TransferJet対応アダプタUSBタイプ USB2.0(Windowsのみ対応)、Lightningタイプ、SDHCカード 16GB Class10。(以上すべてオープン価格)

このTransferJetは近接無線転送技術によって、アダプタを装着したiPhoneや、PCにかざすだけで写真や動画を高速で転送できるというもの。専用アプリをインストールしてあれば、ペアリングなどの細かい設定も必要ナシ。大至急、デジカメで撮った写真をSNSにアップしたーい! てなとき、ストレスレスかつ迅速に作業ができます。

スマホでもPCでも、非常に小型のアダプタを装着し、専用のSDカードを入れたデジカメを近づけるだけで(約3cm以内)、自動的にデータの転送がはじまる。転送データの"かぶり"はないのでご安心を

この「TransferJet」規格、USBタイプ、microUSBタイプ、Lightningタイプ、SDメモリカードタイプが発売されているので、スマホとスマホ、PCとスマホなど、自分の通信環境に応じてチョイス可能です。

※TransferJet過去記事

■ほぼゼロ距離で投影可能! スマホ画像を投射できる小型プロジェクター

LGエレクトロニクス・ジャパン「Minibeam」

LGエレクトロニクス・ジャパンのLEDプロジェクター「Minibeam」シリーズの新モデルPH450UG。本体サイズは132mm×200mm×85mm、1.1kg。77,090円

仕事から自宅での映画鑑賞にと、大画面で画像や映像を投射できるプロジェクターの有用性はご存知の通り。ところがここ数年、小型プロジェクターの進化が結構すごいことになっているのはご存知でしょうか。プロジェクターの欠点だった、「スクリーンまでの距離がそれなりに必要」が克服されているんですね。

こちらはLGエレクトロニクス・ジャパンからこの9月にリリースされたばかりのLEDプロジェクター。バッテリー内蔵で、「Miracast」や「Wi-Fi Direct」を備えた端末なら、画面をワイヤレスで投影できるというもの。

近! デカ! クッキリ! 撮影用に編集部のミーティングルームで投影してみた際には、スマホ画面が255cm×142cmという巨大画面に。いわゆる100インチ画面は16:9の場合、221cm(横)×124cm(縦)なので、軽く越えてます。この画面サイズで壁からの距離はたったの53cm!

PH450UGは、"超"がつく単焦点レンズを搭載していて、T&S編集部調べでは、壁からの距離がわずか7cmの距離で約40インチ、33cmでは約80インチのHD(1280×720)映像の投影が可能でした。(メーカー推奨投射距離は33cm、スクリーンサイズ80インチ)

バッテリーの稼働時間も約2.5時間と十分。これ一台とスマホ、白い壁があればOK。簡単な資料提示なら、データをスマホに入れておけば、PCを持ち歩く必要もなくなりそうです。もちろん、「どこでも映画館」なんていう使い方もできますね。Bluetoothに対応した外部スピーカーとも接続すれば、より迫力ある映像が楽しめそう。

※ワイヤレス対応はAndroid端末のみとなります。iOS端末は有線での接続が必要です。

■その場で印刷できるチェキがワイヤレス&高画質化で、大人もだいぶ楽しいです

"スマホ de チェキ" instax SHARE SP-2 ゴールド

サイズは89.5mm×131.8mm×40mm(突起部除く)、250g(バッテリー、フィルム別)。22,410円。専用のフィルム「フジフイルム インスタントカラーフィルム instax mini」はプリント画面サイズは62mm×46mm。10枚入りで800〜950円ほど。(価格はすべて富士フイルム直販サイト)

お次は編集部の女子ウケNo.1だった「"スマホ de チェキ" instax SHARE SP-2 ゴールド」。懐かしー! という人も多いかと思いますが、その場でプリントできる手軽さと、独特のアジで、実は相変わらずの人気なんです。これはそのチェキの最新版で、スマホの写真データをワイヤレスで送り、チェキフィルムにプリントできる手のひらサイズのポータブルプリンタです。

アプリ「スマホdeチェキ」にプリントしたい画像を読み込んで「接続してプリントする」をタップするだけ。ジジジーと10秒ほどで出力されます
白いフィルムだけでなく、可愛らしい模様や色のついたものも。「落書きしたい!」「デコりたい!」と女子部員がキャッキャ言いながらチェキ祭りに

専用のアプリ「スマホdeチェキ」を立ち上げ、印刷したい写真をタップ。無線LAN経由でプリント。本体自体も軽量なので、例えば結婚式の二次会や送別会などに持参しても大活躍しそうです!

※スマホ de チェキ過去記事

■お家にPCないけど、iPhoneのデータをバックアップしたいよ〜という方に

Pioneer APS-WF01J-2

パイオニアから登場したワイヤレスドック。サイズは118 mm×35 mm×142 mm、200 g。11,000円

画像や動画、メールに音楽と、身の回りのデータをすべてiPhoneだけで管理している人も少なくないと思います。ただ、iPhoneも長く使っているとデータ量が一杯になって、写真を撮影しても、「保存できません」なんてことがあります。また、万が一、iPhoneをなくしてしまったら、大事な思い出もお気に入りの曲もすべてを失ってしまうことになります。iPhoneのデータは、別に保存しておくことが安心につながります。

ただし、プライベート用のPCを持っていなかったり、クラウドで管理するのは通信料金的にも若干不安、という人もいますよね。PCを介さずに、外付けハードディスクに直接、保存できれば楽チンなんだけど・・・・・・。

というわけで、PCレス&ワイヤレスで気軽にデータを保存するための機器を見つけました。パイオニアから発売されている、その名も「ワイヤレスドック」。専用アプリ「Wireless Photo Server~Snap Pod~」を使ってiPhoneとWi-Fiで接続すれば、別売りのUSBメモリやHDDなどに写真や動画、音楽データをPCを介さずに直接、転送できるというデバイスです。

左/専用アプリ「Wireless Hi-Res Player ~Stellanova~」を使えば、別売の光学ディスクドライブとつないで、CDの音源をワイヤレスでiPhoneに取り込んだり、再生することもできる。右/iPhoneの写真を外付けHDDにワイヤレスで転送が可能

女性や学生で、PCを持っていないという人も少なくないかもしれませんが、このワイヤレスドックは、PCがない人でも簡単にiPhoneデータのバックアップが取れるということ。ストレージ容量の確保にも一役買ってくれそうです。

※こちらの製品はiPhoneのみ対応です。

■ポケットに入る、超小型ワイヤレススピーカー

グルマンディーズ MUNE Bluetooth ワイヤレススピーカー

グルマンディーズのコンパクトワイヤレススピーカー。サイズは直径36mm×42mm、46g。4,298円

Bluetooth経由で使えるこちらのスピーカーは、約1時間の充電時間で3時間ほどの連続再生ができるというもの。とにかく小さい! ポケットに入るサイズです。

可愛らしいサイズ感が編集部員女子に高評価。見てのとおり、手のひらにちょこんと乗る大きさで、重さも46gとかなりの軽さです。スマホでボリュームコントロールができるだけでなく、再生中に電話がかかってきても着信音が鳴ってくれるので安心。底面のボタンはスマホカメラのシャッターにも使えるとのことで、アウトドアに必携のワイヤレスガジェットの仲間入りかも!

auのWEBサイトで購入可の「便利ガジェット」もあります!

■ソニーの本領発揮。サイズを越える迫力音質のワイヤレススピーカー

ワイヤレスポータブルスピーカー h.ear go SRS-HG1

SONY「h.ear go SRS-HG1」。サイズは約204mm×62mm×60mm、約790g。29,570円。「au +1 collection」では写真の「チャコールブラック」と「シナバーレッド」の2色展開

こちらはワイヤレススピーカーですが、ソニーから登場の、ちょっとゴツくいてカッコイイ「h.ear go SRS-HG1」をご紹介。Bluetooth、もしくはWi-Fi経由で接続して使用します。ハイレゾ対応35mmフルレンジスピーカーユニットを搭載で、世界最小サイズ(*1)でのハイレゾ再生対応(*2)とのこと。ソニーの本気が伝わってきます。

※1 ハイレゾ対応スピーカー商品の体積として。ソニー(株)調べ、2016年 3月1日広報発表日時点

※2 日本オーディオ協会(JAS)で規定された定義に準拠した商品として

サイズ感はこんな感じ。コンパクトですが790gと、かなりズッシリした印象です

早速、視聴してみると、サイズからは想像できないような、迫力ある重低音。また、スマホ・タブレットアプリ「SongPal」を使えば、イコライザーで自分好みの音に調整することも可能です。もちろん、ハイレゾ対応のクリアな音は、さすがのソニーメイド。

電話の着信音が鳴り、受話器のボタンを押せばそのまま通話ができるのもポイント。いつも作業をするデスクの上にひとつ置いておくだけで活躍してくれそうです。

au +1 collection担当者の推しコメント!

コンパクトなボディながら迫力のサウンドが体験できる「h.ear go SRS-HG1」。お手持ちのスマホの音楽も、このスピーカーならハイレゾ相当の高音質に変換し再生できます。さらにWi-Fiで接続すれば自宅のPCやNASの音楽も再生でき、Google Cast™対応なのでGoogle Play Musicなどの音楽配信サービスのストリーミング再生も楽しめます。(C営業推進部/後藤)
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■言わずと知れたBeatsのワイヤレスヘッドフォン、最新作!

Beats Solo3 Wirelessオンイヤーヘッドフォン

Bluetooth接続で音楽を楽しめる。サイズは高さ198mm、215g(本体のみ)。32,184円。写真の「グロスブラック」のほか、「シルバー」「ゴールド」「ローズゴールド」「ブラック」の5色展開

以前公開されたT&S女子ガジェ部女子会では女子編集部員から人気だったBeatsオンイヤーヘッドフォンがバージョンアップ。その最新版が発売されました! ということで、最後にピックアップするのが「Beats Solo3 Wirelessオンイヤーヘッドフォン」。

ワイヤレスといえば、やはり「電池持ちが悪い」「充電が億劫」というイメージがありますが、Solo3は最長40時間(!)も継続するバッテリーを搭載。毎日使うヘッドフォンでこれだけの持続時間が期待できるのなら、明日から即戦力としてぜひ導入したくなります。ちなみに、バッテリー残量が少なくなっても、Fast Fuel機能搭載なので5分の充電で約3時間再生が可能。頼もしすぎ。

音質に関しては安定のBeats。密閉感のあるイヤーパッドは、周囲の音をやさしくシャットアウトして音楽の世界に浸らせてくれます。家電番長の編集エノモトもウットリ

もちろん通話機能も健在で、イヤーカップ部分のボタンを使えば電話応答はもちろん、ボリューム調整に再生・停止操作、またSiriの起動も行うことができます。au +1 collectionでは写真のグロスブラック、シルバー、ゴールド、ローズゴールド、ブラックの5色を取りそろえているので、手持ちのiPhone 7のカラーとそろえるとオシャレですよ。

au +1 collection担当者の推しコメント!

ワイヤレスの快適さをぜひ試してください。バッテリーも最長40時間と長持ちで、万が一切れても5分で約3時間分の充電ができるので安心です。また、iPhoneとも合わせられる5色を揃えているので、相性ばっちりです。世界が認めたBeatsのサウンドですので、最高の状態で音楽を楽しめます。(コンシューマ営業推進部/林)
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ついひと昔前までは、ワイヤレスガジェットというと電池持ち、品質、サイズ感、接続の不安定さと不安要素が見受けられたものですが、最新のワイヤレスガジェットの進化ぶりには正直驚きしました。家じゅうからコンセントやコードがなくなる日も、そう遠くはないかもしれませんね。

「ワイヤレスポータブルスピーカー h.ear go SRS-HG1」「Beats Solo3 Wirelessオンイヤーヘッドフォン」は、「au +1 collection」公式オンラインショップでも取り扱い中。気になるワイヤレスガジェットをぜひ探してみてくださいね。

※価格はすべて税込価格となります。

文:田代くるみ
撮影:稲田 平

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