2014/12/08

女子スマフォト部 第1回 美味しくかわいくスイーツを撮ろう

同性でも思わず目で追ってしまうほど魅力的な女性っていますよね。そんな彼女たちのSNSを覗くと、センス高めなかわいい写真が並んでいるものです。自分はセンスとは無縁だから......と諦めるなんてもったいない!  フォトプロデューサー・市岡麻美先生に学ぶ、スマートフォンでかわいい写真を撮れるようになるスマホ写真テクを紹介します。

オープンしたばかりの広尾のカフェでパイを撮影

ふらっと立ち寄ったカフェで、何気なくスマートフォンで撮ったスイーツが美味しそうに撮れていると嬉しいですよね。でも、そんな偶然は、毎回運良く起きてはくれません。広尾駅近くの焼きたてパイ専門店「Little Pie Factory(リトル・パイ・ファクトリー)」で、いつでも美味しそうな、かわいい写真が撮れる撮影テクを市岡先生から教わります。

店内の工房で毎日手作りされるパイは、デザート系から食事系まで豊富なラインナップが勢ぞろい。手のひらサイズなので全種類食べたいという気持ちを押さえながら、看板メニューのアップルパイとミートパイの2種類で撮影実践。店内でのイートインも可能ですが、太陽光が多く入る場所で撮影したほうが、スマートフォンでも簡単に雰囲気のある写真が撮れるので、今回はテラス席で撮影。11月にオープンしたばかりなのに、連日夕方には売り切れてしまうほどの人気店なので、気になるパイがあるなら早めの時間帯が狙い目です。具体的な撮影テクは市岡先生のお手本で解説。


まずは市岡先生の写真。撮影を始める前に、写真の「主役」と「脇役」を決めましょう。写真にはパイが2つ、マグカップが2つ写っていますが、今回はパイを主役に、マグカップを脇役に。パイの邪魔にならないよう、マグカップはパイの後ろへ。最後に主役のパイを画面上でタッチしてピントを合わせて撮影開始......と言いたいところですが、さらにかわいく撮るためのポイントをご紹介。

Point 1 トレーを外してテーブルの上に直接、パイとマグカップを置きます。写り込むアイテム数をなるべく減らすのは、主役のパイを引き立たせるためだそう。

Point 2 テーブル上でのポジションも大切。パイをテーブルの端によせ、背後に写り込むもの(今回はテラス席のほかのテーブル)をなくすことで、背景を簡単にぼかすことができるのだとか。これは店内でも応用できるのでぜひ試してみて。

Point 3 腰をずらして背を低くして撮るのもポイントと市岡先生。パイと"目線"の高さを合わせることで写真に奥行きが出て、さらにパイが引き立つように見えませんか?

Point 4 テイクアウトしてお家で撮影するときは、ナイフやフォークをセットして、真上から撮ってみるのも○。

Little Pie Factory(リトル・パイ・ファクトリー)
東京都港区南麻布5-16-6 コウセイ広尾ビル1F
営業時間:9時〜18時(売切次第終了)
電話:03-5791-3075

今回おじゃましたスポット
アップルパイやダークチェリーなどのスイーツ系からミートパイ、ターキーなどお食事系、それに季節限定品まで、10種類以上のパイをいただけるLittle Pie Factory。店内でパイを焼き上げているので、幸せな香りが漂っています。店内にはこだわりのディスプレイも。今回はテラスの角席で撮影しましたが、ブランケットが常備されているは、寒い季節には嬉しい心遣い。
https://www.facebook.com/littlepiefactory

文:細川依里

市岡麻美

モデルの経験を生かし、「女性が楽しめるかわいい写真活動」をテーマに研究・活動。写真コラージュアプリ「papelook」や、10代女子向けフリーペーパー「I am ME」など、ガールズフォトを切り口にプロデュースを行っている。
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