2014/10/06
モバイルセキュリティ分野におけるリーディングカンパニー Lookout と提携し、スマートフォンの紛失・盗難対策アプリを提供
KDDIは、2014年10月2日より、モバイルセキュリティ分野で最先端をいく米国のLookout,Inc.と戦略的提携を結び、セキュリティソフト「Lookout for au」をauスマートフォン(AndroidおよびiPhone)向けに提供する。
Lookout,Inc.の提供するLookoutは、「ポストPC時代のためのセュリティ」を謳い、全世界で5500万のユーザーに利用されているモバイルセキュリティアプリだ。2012年から日本語版の提供も開始しており、既に国内でも200万人以上に利用されている。スマートフォンなどのモバイルデバイスの利用情報から、日々増大する脅威をデータマイニングの手法で予測し、その脅威からの防御に備えるという独自の方法により、悪意あるソフトウェアからの保護を行うほか、ユーザーの大切なデータのバックアップを提供するのに加え、紛失・盗難対策も備えていることが大きな特徴だ。Lookout,Incは、2013 World Economic Forum Tech Pioneer や Fast Company Most Innovative Mobile Companiesなど数多くの賞を受賞しており、日本スマートフォンセキュリティ協会から日本国内におけるセキュリティリーダーであるとの認定を受けている。
スマートフォンのセキュリティーサービスでの提携を発表したKDDIの高橋誠専務と米ルックアウトのジム・ドルチェCEO
KDDIは、スマートフォン発売当初より、auスマートパスでセキュリティソフトを無償提供しているほか、提供するアプリの安全性について独自に審査するなど、安心・安全に積極的に取り組んでいる。
紛失・盗難は、スマートフォンの、最も大きなセキュリティ上の脅威となっている。Lookout,Inc.による最近の調査では、実に5台に1台のスマートフォンが紛失または行方不明になっている。日本国内でも、近年、スマートフォンの紛失・盗難が増加しているが、スマートフォンには個人情報や機密情報が保存されているため、盗難・紛失対策が重要な課題になっている。
「Lookout for au」で利用できる主な機能は、以下のとおりだ。
- ・端末捜索
- 盗難・紛失時に、スマートフォンの位置情報を詳細な地図上に表示する。
- ・警報
- サイレントモードやマナーモードになっていても、盗難・紛失したスマートフォンで大きなアラーム音を鳴らす。地図で確認した場所の近くまで来ていれば、アラーム音でスマートフォンを見つけることができる。
- ・シグナルフレア
- 紛失・盗難したスマートフォンの電池が切れそうになった場合は、切れる直前の位置情報を送信してくれる。電池が切れてしまったとしても、見つけられる可能性を高めることができる(Lookoutの利用登録が必要)。
- ・ロック(Androidのみ)
- スマートフォンに遠隔でロックをかけられる。これによって、スマートフォンに保存した個人情報等へのアクセスを防止することができる。
- ・ワイプ
- スマートフォンに保存された情報(アドレス帳、写真、eメール、Facebook等のユーザーアカウント、同期情報等)を遠隔で消去することができる。これらの情報が他人の手に渡るのを防ぐことができる。
これらの機能はユーザー自身で実行できるが、au スマートパス加入者およびauスマートサポート加入者は、auお客さまセンターに電話して、オペレータに「端末捜索」「ロック」(注1)を代行してもらうこともできる(24時間受付)。操作に不安がある場合はもちろん、操作に必要なPC等のデバイスが手近にない場合にも、「Lookout for au」による紛失・盗難対策を安心して行なえる。iPhone向けに、オペレータによる位置検索代行サービスを提供するのは世界初(注2)だ。
- (※1)サービスの利用には事前設定が必要。オペレータによる「ロック」操作はAndroidのみ。
- (※2)GPS測位機能を用いたカスタマーセンターオペレータによるiPhone位置検索代行サービスは世界初
(10月2日時点、KDDI調べ)
「Lookout for au」は、2014年10月以降発売のAndroid端末にプリインストールされる。また、iPhoneでの利用には、App Storeからのダウンロードおよびインストールが必要になる。
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