2014/06/30

ディスプレイ付きでおしゃれなウエアラブルデバイス Samsung Gear2とSamsung Gear Fit

au新モデルに合わせて発売されるau公式アクセサリー「au +1 collection」。担当のKDDI プロダクト企画1部の森田恵美が「2014年夏発表の多くのアクセサリーの中で最もお薦め」という「Samsung Gear2」と「Samsung Gear Fit」について、その魅力を聞いた。

「運動しながら確認できる」ディスプレイ付きのメリット

「au +1 collectionでは、携帯電話を通してお客さまに生活を楽しんでいただくためのアクセサリーをご提供しています。その中でも"音楽"と"スポーツ"は特に注力している分野であり、今回紹介するSamsung Gear2(以下Gear2)とSamsung Gear Fit(以下Gear Fit)は、スポーツやフィットネスをより楽しんでいただけるアクセサリーです」(森田)。

これまでもフィットネス系のウエアラブルデバイスとして、SHINEやSsmart Dynamoなどのファッショナブルなトラッカー(活動量計)をau +1 collectionでは扱ってきた。これらの製品と、今回紹介するGear2とGear Fitの大きな違いは、ディスプレイがついていること。運動している人の「今現在、どれだけカロリーを消費しているのか」「今の時点でどれだけの距離を走ったのか」といった「今すぐ知りたい」ニーズに、ディスプレイ付きスマートウォッチなら対応できる。ディスプレイは鮮やかで省電力の有機ELだ。

前モデルから大幅に進化したGear2。機能を充実させ、外見も手触りも格段に進化しました。

Gear2は2013年冬モデルで発売されたGALAXY Gearの進化形。トラッカーとしての機能だけでなく、スマートフォンとの連携、カメラなど、腕時計サイズに多くの機能を詰め込んだウエアラブルデバイスだ。ちょっと「ごつい」感じがあった前モデルに比べ、薄く、よりファッショナブルになった。交換用のバンドもオプションとして販売(※1)されており、気分によって着替えられる。カラーバリエーションはチャコールブラック、モカグレー、ゴールドブラウン、ワイルドオレンジの4色。ベーシックで身に着けやすい3色に、前モデルで人気のあったオレンジを加えた。

カメラ性能は前モデルに比べると向上しており、走りながらちょっと気になったものを音声コマンドで気軽に撮影できる。取材中にもコマンドに反応して簡単に撮影できたので、感度はかなり良好。ジョギングやウォーキングが楽しくなる機能だ。防水・防塵対応なので、シャワーもそのまま浴びられる(※2)。

前モデルから搭載されている、スマートフォンとBluetooth接続して利用できる通知・通話機能は未来的だ。メッセージの通知がGear2に表示され、タップするだけでメッセージを確認できるだけでなく、Gear2内蔵のマイクとスピーカーを通して電話の発着信と通話もできる。進化したのがGear2の稼働時間で、通常の使い方であれば、2~3日程度であれば充電しなくても動作可能。前モデルでは25~26時間程度だったので、充電なしで使える時間が約2倍に伸びた。

充実したフィットネス機能搭載のスマートバンドのGear Fit。

Gear Fitは、通話機能やカメラ機能などを省き、通知と活動量計の機能に特化したモデル。サイズも重量も小さくなっており、曲面ディスプレイの採用でよりぴったりと腕にフィットする。取り替えバンドのカラーバリエーション(※1)は黒、グレー、オレンジの3色だ。色を選んだのは森田。グローバルでは活動量計ということで派手なカラーバリエーションが展開されているが、日本で好まれる控えめな色にラインナップを絞り込むことで、競合製品との違いを際立たせている。防水・防塵対応や通知機能などはGear2と同様だ。

Gear2 とGear Fitの両方に新たに導入されたのが心拍数センサー。心拍数をデータとして記録することもできるし、加速度センサーのデータと合わせ、心拍数に合わせて運動のペースを震動と通知でアドバイスしてくれる「エクササイズ」機能も好評だ。

サムスンのスマホと連動してより便利に

普段使いにもできるGear Fit

Gear2とGear Fit、それぞれのターゲットの違いを一言で言うと、Gear2は「革新的なデバイスが好きな人」、Gear Fitは「フィットネスやスポーツをとことん楽しみたい人」だ。

Gear2の音声操作による写真撮影や、赤外線センサーを利用したテレビのリモコン機能などは、いかにもウエアラブルデバイスらしい。また、Gear2なら、GALAXY シリーズ(※3)と連動して通話もできる。「立ち仕事の方などには、とても便利だと思います」(森田)。

一方のGear Fitは、運動と身体を記録するために必要な機能がコンパクトにまとまっており、「スポーツ」を中心にデバイスを選びたい人にお勧めだ。利き手とは逆の手首に着けると操作しやすいことにも配慮されており、右利き向けと左利き向けにディスプレイ表示を切り替えられるなど、かゆいところに手が届く配慮もうれしい。

森田自身は普段の生活でGear Fitを活用している。「どちらかといえば、Gear Fitの方がGear2よりは少し軽くて薄く、湾曲した筐体なので、女性の手にはフィットするかもしれませんね」(森田)。運動しているときだけでなく、電車に乗っていてもGear Fitに届いた通知を見て、ワンタッチでスマートフォンで開いて確認できるスマート・トス機能はとても便利だと言う。

サムスンは、GALAXY シリーズ用アプリとして、Gear 2、Gear Fitをより活用するためのアプリ「S Health」を提供している。歩数管理、体重管理、心拍数管理などのベーシックなセンサーデータの記録に加えて、食事の記録もできる。履歴に基づくトレーニング効果の算出と、今後のトレーニングについてのアドバイス機能もある。ほかにも、Gear2、Gear Fitとの連動アプリがSamsung Apps(GALAXY シリーズ用マーケットプレイス)で公開されており、今後も増える見込みだ。Gear 2とGear Fitを使いこなすなら、やはり、サムスンのGALAXYシリーズと一緒に使うのがお勧めだ。

Gear 2とGear Fit以外にも、au +1 collectionでは、今夏、さまざまなジャンルのアクセサリーを約100アイテムリリースしている。定番のスマートフォンカバーは2014年夏モデル全機種に対応した公式カバーを用意。5月21日から始まったau WALLETのカードが入るものや、ディズニーパスに合わせたカバーを用意した。音楽好きの人には、音が360度に広がり、防水にも対応したソニーのワイヤレススピーカー「SRS-X1」や、JBLのBluetoothイヤホン「J46BT」も見逃せない。ぜひ、auショップに足を運んで、新しいau +1 collectionをチェックしてみてほしい。

  • (※1)KDDI直営店及びauオンラインショップでの限定販売となります。
  • (※2)IP67相当。詳細は商品説明ページでご確認ください。
  • (※3):GALAXY Note3 (SCL22), GALAXY S5 (SCL23)。他社のサポート端末についてはメーカーサイトからご確認ください。

文:板垣朝子 撮影:高橋正典

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