2014/01/23
au2014春モデル紹介後篇「auらしさを実感してもらい、いろんな楽しみ方を提案できるラインアップに」
エッジの効いたモデル、とんがったモデルをプラス
1月22日、auの2014年春モデルが発表された。昨年の春は、「INFOBAR A02」1モデルのみの発表だったので、ラインアップの発表としては2年ぶり。2014年春モデルの詳細は、ニュースリリースや各メディアの記事を見ていただくとして、ここでは広報部の鶴田悟史、宮川広気の2人に、春モデルに込められたauの思いや全体像、各モデルの特長、ラインアップの中でのポジションなどを聞いた。
前後篇の2回にわたってお届けするインタビュー。前篇では、G Flex LGL23、Xperia™ Z Ultra SOL24を取り上げた。後篇では、引き続き、AQUOS PHONE SERIE mini SHL24、URBANO L02、AQUOS PAD SHT22について取り上げる。
KDDI広報部の(左から)宮川広気と鶴田悟史
――非常に特徴的なモデルとしてG Flex、Xperia™ Z Ultraがあります。となると、スマートフォンのラインアップの中でAQUOS PHONE SERIE mini、URBANOは、ちょっと地味なポジションになってしまいませんか?
鶴田 実は「AQUOS PHONE SERIE mini」は、2013年冬モデルとして発売中の5インチクラスのスマートフォンとは違い、すごくコンパクトなモデルになっています。その上で「コンパクト」というと、一見、廉価版とかダウンスペックのモデルという印象をもたれるかもしれませんが、AQUOS PHONE SERIE miniは、コンパクトだけどハイスペックなスマートフォンになっている。G Flex、Xperia™ Z Ultraとは違うニーズに応えられるモデルです。
宮川 そして、「URBANO」は、ダイヤカットのV溝をあしらったハードキーを備えるなど、スマートフォン初心者の方、フィーチャーフォンからの乗り換えのお客さまでも使いやすいようにできています。これからスマートフォンを持たれるお客さまもまだまだおられます。そういうターゲットに向けたモデルとして、こちらもラインアップに厚みを増すモデルになっています。
AQUOS PHONE SERIE mini SHL24
URBANO L02
――「ハイスペック、かつコンパクト」って、最近ではちょっと見逃されがちなコンセプトですよね。
鶴田 画面の大型化は、文字通り大きな流れではありますが、コンパクトなサイズを求めるお客さまもいます。AQUOS PHONE SERIE miniは、シャープがIGZOに次いで打ち出した「EDGEST(エッジスト)」という狭額縁デザインを採用しています。なので、本体サイズは63mmとコンパクトですが、ディスプレイサイズは4.5サイズもあり、画面全体がディスプレイのようになっています。
――URBANOは、エントリー層向け、つまりはシニア層を意識したモデルだと思いますが、完全に「シニア向け」というモデルではありませんね。
鶴田 URBANOはエントリー層向けではありますが、だからといってシニアに特化したモデルではありません。我々はアクティブシニアと呼んでいますが、シニアの方々にも、スマートフォンをもっともっと楽しんでみたいという方がおられます。ですので、慣れてくるとシニアに特化したモデルだと、だんだん物足りなくなってくると思います。
宮川 URBANOは、スマートフォン初心者向けの「エントリーホーム」や、超初心者向けの「かんたんメニュー」を搭載して、使いやすいように工夫しています。慣れたら、通常のスマートフォンとして使える。ステップアップしながら使いこなしていただけるモデルで、そうなれば、さらに別の機種に移行することも簡単です。ぜひ、多くの人に使いこなしていただきたいモデルです。
鶴田 エントリーホームは、京セラのフィーチャーフォンのメニューとレイアウトを合わせてあり、初めてスマートフォンをご利用になるお客さまでも扱いやすいように工夫されています。
AQUOS PAD SHT22
――スマートフォン4モデルが、それぞれ非常に特徴的なモデルで、ラインアップの中での役割も明確です。となるとタブレットの1モデル「AQUOS PAD」の位置付けは?
鶴田 昨年、「データシェアプラン」を発表しました。このプランなら、最大2年間月額1,000円プラスしていただくだけで、タブレットをお使いいただけます。田中社長も「2014年はタブレット普及の元年にする」と発言しているとおり、AQUOS PADは、タブレット市場を広げるためのモデルです。約1,310万画素、F1.9の明るいレンズ、約0.4秒の起動時間など、これまでのタブレットには無い、高性能カメラを搭載していたり、スマートフォンと連携して、写真や動画を共有できる「Passtock」という新しい機能も搭載しています。タブレットのさまざまな使い方を提案できるモデルです。
宮川 10インチクラスのタブレットは、PCの代わりに家やオフィスで使うのが一般的でした。今回のモデルは持ち運びしやすくて、外に持ち出して使える、7インチサイズで、AQUOS PHONE SERIE miniと同様、「EDGEST(エッジスト)」という狭額縁デザインを採用しており、軽くてとてもコンパクトなので、ぜひ外に持ち出して使ってほしい。
――最後に、2014年春モデルを検討するであろう、多くの皆様に一言お願いします。
宮川 先ほども述べましたが、「auショップに行けば、いろいろな面白いモデルがある」と感じてほしい。そしてぜひ一度、実際にショップに足を運んでいただいて、いろいろな端末を触ってもらえると嬉しいです。
鶴田 端末だけでなく、ネットワーク環境の整備も進めています。特に、プラチナバンド800MHz LTEは、今年3月末時点で実人口カバー率99%を目指しています。スマートフォンのいろいろな利用シーンや、コンテンツ利用をしっかり支えるネットワークも充実させています。G FlexやXperia™ Z Ultraの大画面でもサクサク動くという、auのスマートフォンライフをぜひ実感してください。
※表記の金額はすべて税抜です。
(【前篇】はこちら)
※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
presented by KDDI