2013/12/20
au2013冬モデル特集『au +1 collection』 選べる自由を使い方にまで広げるアクセサリー
au +1 collection は、auショップで販売される「auの公式アクセサリー」。auショップでスマートフォンを買うお客さまからの「カバーやアクセサリーも一緒に買いたい」という声から誕生した。
KDDI担当者の(左から)長谷篤志、松本圭嗣、塩崎真萌
公式アクセサリーなので、品質基準があり、またauスマートフォンの各機種に合わせた製品がラインアップされているので「買ったけれども使えない」ということがないという「安心感」、auショップでの販売なので、料金はauポイントでも支払える「買い方の自由度」、スマートフォンを買う時にカバーや保護フィルムを買うことで、外で持ち歩く前に装着できる「同時購入」。この3つがau +1 collectionを選ぶ大きなメリットだ。こうした点が評価されて、購入者が増えている。
2013年冬モデルに合わせて約230アイテムが新たに展開されているが、その中から3つのお薦めを、それぞれの担当者が紹介する。
「充電しやすい」「液晶を傷つけない」オリジナルカバーならではの配慮
au +1 collectionでは、2013冬モデルとして約10種類のカバーと保護フィルムを展開
最初に紹介するのはAndroidスマートフォンのカバー。au +1 collectionの発売開始時から力を入れているアイテムだ。「iPhoneのカバーは量販店にもたくさん並んでいるのですが、Androidスマートフォンのカバーはバリエーションが少ない場合も多いので、それをスマートフォンと同時にお客さまに提供したいというのが公式アクセサリー開発のひとつの動機でもあります」(KDDI 松本圭嗣)。
カバー・フィルム担当の塩崎真萌は、「カバーやフィルムは、端末を買う時に一緒にないと意味がないもの。スマートフォンを買ってもカバーを買うまでの間に落として壊してしまったということがないよう、端末と同時に発売できるよう、開発のスピードを何よりも大事にしています」と語る。2013年冬モデルでも、それぞれの機種ごとに10種類程度のカバーと保護フィルムを、発売と同時に店頭にそろえている。スケジュールは厳しかったが、なんとかやり遂げたという。
auショップでスマートフォンを買う人の6割が、同時にカバーやフィルムを購入していくという。「嵌合(かんごう)チェック(全体のサイズや形に加え、カメラや電源ボタンなど、端末ごとに異なる穴の位置確認)は他のアクセサリーメーカーよりも早く行えるので、ぴったり合う商品を提供できます。また、フィルムやカバーをつけることでセンサー性能が劣化しないかといったテストも十分に行えます」と、塩崎は公式アクセサリーならではの利点を説明する。
数あるカバーの中で最近人気なのが、液晶面まで保護するブックタイプのカバー。端末が大きくなってきたため、画面も保護したいという要望が高まっているからだ。au +1 collectionオリジナルのブックタイプカバーは、液晶を傷つけないようスナップボタンを配置する、端末への影響を考えマグネットを使用しない等の配慮を行っている。
カバーの売れ筋は、端末の色を見せるクリアタイプや、男性に人気のあるグラデーションといったオーソドックスなものだという。「オリジナルのカバーを開発するときは、なるべく装着したままで卓上ホルダーを使えるような形状を工夫しています」(塩崎)。カバーを付けたときの充電の使い勝手は気になるところなので、この配慮はうれしい。
「isai QuickCover™Case」
LGとのコラボレーションモデル「isai」向けには、カバーでもコラボレーションモデル「isai QuickCover™Case」を発売。端末の背面カバーを外して付け替えると、液晶面側も保護できる開閉式のカバーになる。色は端末色に合わせた4色を展開しており、カバーを開閉すると電源がon/offする機能がついている。
今後も、純正ならではの安心感、使い勝手の良さの追求を行いつつ、スマートフォンをさらに便利に使用できるアイテムを企画していくという。
「iPhoneと一緒に持ち歩く」ことにこだわったモバイルバッテリー
ユニークな円筒形が特徴のポータブル充電器「Stick i」
カラーバリエーションは定番の白、黒に加え、ブルーとピンクを用意
アクセサリーの中で、カバー、フィルムの次に要望が多いのがモバイルバッテリー。au +1 collectionでも、今年の上期から品揃えを充実させてきている。モバイルバッテリーとしては4つめの商品が、メーカーと共同で開発したiPhone 5、iPhone 5s 、iPhone 5c対応のポータブル充電器「Stick i」だ。一見して携帯用の電動歯ブラシにも見えるユニークな円筒形が特徴だが、担当の松本は、「実際、昼休みに歯磨きをしながらこういった形状の商品なら使い勝手がよいのでは、と思いつきました」と言う。
カラーバリエーションは定番の白、黒に加え、男性を意識したブルーと女性を意識したピンクを用意した。「商品企画時には、端末(iPhone 5)に合わせると白と黒しかないので、カラフルにするつもりでブルーとピンクを用意したのですが、iPhone 5cでそれ以上のカラーバリエーションが出てしまいました」(松本)。上半分が樹脂、下半分がアルマイト加工したアルミのパーツで、iPhoneに合わせて、質感にこだわった。容量は2500mAで、iPhoneがほぼ1回充電できる。最近のモバイルバッテリーは大容量が主流だが、持ち歩きやすい形とサイズを優先した。
使ってみると、円筒形の本体は、iPhoneと一緒に片手で持って操作しても違和感がない。ケーブルが本体と一体化しており、本体内に収納できるのも「ケーブルと本体が別々だと、ケーブルを忘れて充電できないことがある」という声に配慮したものだ。もちろん、Apple社認証の「Made for iPhone」を取得済み。「その点でも安心して選んでいただけると期待しています」(松本)
au +1 collectionでも、モバイルバッテリーの売り上げ比率は徐々に増えている。Stick iも、売れ行きを見ながら、Android向け商品の開発などを検討していく意向だ。
アメリカで人気のウエアラブルデバイスをいち早く日本に紹介
活動量計「Shine™」
リストバンドタイプとマグネットクリップタイプのホルダーで、さまざまなシーンで利用可能
最後に紹介するのは活動量計「SHINE™(シャイン)」。担当する長谷篤志は、「スマートフォン、タブレットに続くITガジェットはウエアラブルデバイスだと考えて、au +1 collectionでも取り扱いを始めました」と、その背景を説明する。
メーカーのミスフィットウエアラブルは、2011年にシリコンバレーで設立されたベンチャー。クラウドファンディングのIndigogoでSHINE™の開発資金を優先購入権付きで募ったところ投資が殺到し、一時は「持っていることがステイタス」になるほどだった。KDDIではこの商品にいち早く着目して販売権を獲得し、9月20日、iPhone 5s、iPhone 5cの発売に合わせてau +1 collectionとして販売を開始した。
健康志向が強まる中、活動量計は米国で流行しており、国内でもさまざまな製品が販売されているが、SHINE™の特徴はなんといってもその外観のスタイリッシュさと機能を両立した点だ。航空機用アルミニウムを削り出して作られた筐体は、電池も含めてわずか10gと小型軽量ながら、水深50mまでの完全防水を実現している。「市販の活動量計で、完全防水の製品はほとんどないと思います」(長谷)。ボタン電池1個で長期間利用できるので、毎日USBケーブルをつないで充電するという手間は必要ない。リストバンドタイプとマグネットクリップタイプのホルダーが同梱されており、手首だけでなくウェアやシューズに着けることができる自由度の高さもポイントだ。
記録したデータは Bluetoothで接続したiPhoneアプリで管理するが、同期時の操作は「アプリを立ち上げて同期モードにし、SHINE™本体を画面に載せるだけ」とギミックが効いている。歩数、距離、消費カロリー、睡眠サイクルなどの基本的な活動量計としての機能はもちろん、テニス、サッカー、水泳などのスポーツの種類に応じた測定もできる。アプリは頻繁にバージョンアップされており、間もなくAndroid版も登場する予定となっている(Android4.3向けの英語版アプリはGoogle Playよりダウンロード可能)。
「auとしてもウエアラブルデバイスや活動量計といった商品を扱うのは初めてなので、まだいろいろと手探りなところはあります」と、長谷は打ち明けるが、店頭での認知を上げるための取り組みを進めると同時に、スポーツ施設などでのプロモーションについても検討を進めている。
「いろんなアクセサリーがあるから、auのスマホは楽しい」と言わせたい
イヤホンジャックアクセサリー
ソニー Cyber-shotレンズスタイルカメラ
GALAXY Gear
Pocket Photo
ワイヤレスDVDドライブ
ポータブルTVチューナー
紹介したものの他にも、iPhone 5以降でボディ下側になったイヤホンジャックの位置に対応した“ぶら下げタイプ”の「イヤホンジャックアクセサリー」や、メーカーとのコラボ商品として「ソニー Cyber-shot レンズスタイルカメラ」、スマートウォッチ「GALAXY Gear」、isaiに合わせたオリジナルカラーのフォトプリンター「Pocket photo」、無線LANでスマートフォン、タブレットと接続できる「ワイヤレスDVDドライブ」やiPhone、iPadで地上デジタル放送(フルセグ・ワンセグ)を視聴できる「ポータブルTVチューナー」など、さまざまなアイテムを投入している。
スマートフォンやタブレットが普及してきたことで、使い方のバリエーションも広がっている。それをアクセサリーでアシストするのが、au +1 collectionの役割だ。
「具体的にどのようなアイテムを用意すればお客さまをアシストできるのか、常に探し続けています。auショップに来られるお客さまの声や販売店のスタッフの声を聞いたり、展示会や海外に駐在している社員からの情報にもアンテナを張っています。アクセサリーなら、ベンチャーならではの発想と機動力で斬新な製品を世の中に送り出せることもあるでしょう。自社で企画・開発するだけでなく、そういったものもラインアップに加えて、『いろんなアクセサリーがあるから、auのスマホやタブレットは使っていて楽しい』とお客さまに言っていただけるものを出していきたいと考えています」と松本は語る。au +1 collectionは、使い方にも「選べる自由」の楽しさをさらに広げていく。
文:板垣朝子
※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
presented by KDDI