2014/12/04

着けるだけで運動したくなる『SHINE』のポテンシャルが半端ない

健康の維持や見た目のシェイプアップのため、日頃エクササイズに励んでいる人は多いだろうが、自分の頑張り度合いはどこで判定しているだろうか。エクササイズに取り組んだ時間や体重の増減など、いくつかの"なんとなく測る方法"を各自お持ちのことと思う。しかし、それが「"何となく"でなく"具体的に"分かるようになったらもっと楽しいのに」と一度でも想像したことはないだろうか。数値化された頑張り度合いを見ることができれば、モチベーションの維持・向上にも役立つし、エクササイズがさらに楽しくなるはずである。

au +1 collectionに登場した「SHINE™」は、およそすべての運動の活動量を計測するウエアラブルデバイスだ。500円玉サイズの本体を体のどこかに装着しておけば、日常のアクティビティーやエクササイズの運動量のデータを着々と蓄積してくれる。そして、専用アプリを起動したスマホ上に本体を乗せると、それまでの運動量データが一気に数値化され、「歩数」「消費カロリー」「移動距離」などが表示される。

また、本体の装着の仕方はさまざまで、専用ストラップを用いて腕時計のように腕に巻いたり、専用クリップで服の裾にバシッと留めたり、ネックレスのように首から下げたり、リングをつけてベルトループに通して腰から下げたり......、ユーザーそれぞれが使用するシチュエーションや、ライフスタイルにあった身に着け方を適宜選択することができる。

先ほど、SHINE™は「およそすべての運動の活動量を計測する」と書いたが、これはそのままの意味で、「歩く」などの日常のアクティビティー、バスケやサッカーなどの激しいスポーツは言うに及ばず、完全防水仕様だからスイミングなどの水中のエクササイズにも対応する。距離の計測機能は、ジョギングやサイクリングなどで特に力を発揮する。さらに、睡眠サイクルのトラッキングも実行。生活環境の維持や改善に役立つことは言うまでもないだろう。

あらかじめ運動量の目標を設定しておけば、本体が光ってその時点での目標達成度を知らせてくれるのも嬉しい。「SHINE™」は運動量を参考にし、管理するだけのツールにとどまらず、モチベーション高くエクササイズに励む手助けをしてくれる。日頃運動している人だけでなく、「これから運動を始めなきゃ」と思ってなかなか始められない人にも、ぜひお薦めしたいアイテムだ。

文:武藤弘樹