2014/09/11

受け身なだけじゃなく発信も ユーザー参加型の「ランキング形式で見る面白情報・お役立ち情報アプリ」とは

通勤通学や、仕事の合間、家に帰ってからゆっくりするひとときなど、「ちょっと空いた時間」を利用してスマホを使い、何かしらの情報をネットで入手する人は多いのではないだろうか。このたび登場した新感覚の情報アプリを、そんな人たちのためにぜひとも紹介しておきたい。

「Qrank(クランク)」という名のこのアプリは、面白情報・お役立ち情報がすべてランキング形式で表示されるというもの。新しいスタイルの情報アプリなだけに、こうしてパッと紹介されただけでは馴染みにくそうに感じるかもしれないが、これが意外にしっくりくるどころか使いやすく、何より楽しいのである。「楽しさの秘訣」というか、ランキング形式ならではの特徴が「Qrank」にはある。

まず、ランキングは毎日更新される、ということ。1日刻みの超トレンドをひと目で把握することができ、情報を効率的に収集することが可能となっている。そしてそのランキングだが、「Qrank」に参加しているユーザーの投票によって順位が付けられるのである。ユーザーの生の声によって支えられたランキングだから、信憑性は折り紙付きといっていいだろう。

そして、自分の投票がランキングに反映され日々変動していくという、シンプルではあるがこれまでなかったこの形式は、(参加してみれば分かると思うが)実はかなり楽しい。自分が投票したものの浮き沈みが気になったり、時として何となく応援してしまうような気持ちも芽生えてきたりもする。ユーザーは投票のほか、ランキングの作成も簡単に行える。気になるランキングを立ててみて積極的に情報を集める、なんて使い方も可能だ。「Qrank」は単なる情報収集にとどまらない、参加する面白さが付与された情報アプリなのである。

この話題性のある新情報アプリを各企業が放っておくはずもなく、日本コカ・コーラ、ぐるなび、小学館、テレビ朝日などが、「Qrank」アカウントを取得してランキングに参加している。今後もさらなる広がりを見せ、参加企業は増えていく見通しだ。

「つい暇な時にスマホをいじってしまう」という人は、一度試してみてはどうだろうか。新たな楽しみが広がるかもしれない。

文:武藤弘樹