2014/07/01

ぼっちの集中力を見せつけろ! デスク周りを簡単に覆う『ぼっちてんと』が秀逸

"ぼっち"――。「一人ぼっち」を意味するこの言葉は、寂しさや物悲しさを感じさせると同時に、ある種のワクワク感を喚起させる響きを持っている。他人に構う必要のない気楽さがそうさせるのだろうか。一人でいることを愛する人にとって、"ぼっち"は強烈に魅力的である。

そんな"ぼっち"の心安らぐ場所を全力で提供するアイデア商品が、「ぼっちてんと BT1-11」だ。

デスクワークをしていると、周りのざわめきが気になって集中できないことがままある。そんな時に想像したことはないだろうか。「この空間に自分ひとりだけだったら、もっとはかどるのになあ――」と。

「ぼっちてんと BT1-11」は、デスクを周囲から孤立させる便利なテント。ビーズ株式会社の製品で、価格は8,000円(税別)。

使い方は簡単で、「ポンッと飛び出す個人部屋」のキャッチフレーズにあるとおり、収納バッグから取り出すだけで、ポンッと広がってテントになる。あとは、デスクの上から被せるだけでぼっち空間が完成。基本的な骨組みにシートのみ、という簡単な構造のため、片付けも折り畳むだけ。設置同様に簡単に撤収することができる。

3つの通気用ベンチレーターを開閉することで換気ができるほか、パソコンなどの配線の逃がしとして下部の隅がケーブルホールになっている仕様だ。出入りは立方体の一面に空いているドアからだが、こちらもカーテンを引く要領で閉じることができる。専用ロックを使用すれば、何人たりとも侵入を許さない聖域の出来上がり、というわけだ。

導入すれば、面白アイテムとして注目を集めることは間違いないが、普通に集中力が増して作業効率が上がりそうだから困ったもの。もちろん、職場だけに限らず、自宅での使用も推奨されていて、パソコンデスクや子供部屋などに使うだけでなく、ウォークイン・クローゼットとしても応用が可能。

秘密基地感覚で楽しいであろうことは間違いない。自適・快適・閉鎖的の三拍子揃った「ぼっちてんと」で、最高のぼっちライフを始めてみるのはいかが?

文:武藤弘樹