2014/06/06
ワイヤレスのさらに上? 空中で操作が可能なエアーマウスが登場
デスクトップ型のPCに欠かせないのがマウスの存在。一番多く見られるのは有線のもので、ほかに、ワイヤレスマウスやトラックボールなどがあるが、どれも卓上に置いて使用する。これは当然といえば当然だが、卓上型マウスはある程度の操作スペースを必要とするし、使う際に姿勢が限定される。
そうした従来の常識の上をいくマウスが登場した。エアーマウス「DN-10725」である。株式会社ドスパラが開発し、通販サイト「上海問屋」から購入することができる。価格は2,999円(税込)。
エアーマウス「DN-10725」は、空中での操作が可能なマウスだ。ジャイロセンサーを搭載しており、リモコン本体に単四電池を二本、パソコン側にUSBレシーバーをセットして使用する。
本体の形はテレビのリモコンに近い。付いているボタンは、クリック/決定ボタンはもちろん、音量ボタンやカーソルキーなどがある。ちょうど、Wiiリモコンの操作感をイメージしてもらえれば分かりやすいかもしれない。ポインタの位置の調整は「エアーマウス機能」ボタンを押してマウスの動作を停止する、などして簡単に行える。
なにしろマウスを「どこかに置いて使う」という制約から解放されるのが最大のメリットだ。リラックスした姿勢でPCを操作したい際や、職業柄PCに向き合う時間が長く人差し指が腱鞘炎気味になっている人、PCのディスプレイをテレビに設定している人などに、特に重宝するアイテムだ。
文:武藤弘樹