2014/06/05

キーボードじゃないキーボード ファンじゃなくても惹かれる『R2-D2 バーチャルキーボード』

キーボードはデスクトップ型PCに欠かせないものだが、当然置く場所は取るし、ゴミやホコリがたまりやすい。また、据え置き型が普通で携帯には適していないから、タブレットユーザーの中には、キーボードをつなげてバチバチ入力したいという願望を持った人もいるはずだ。

こうした悩みを一挙に解決してくれるのが、投影型キーボードだ。投影型キーボードとは、投影機と呼ばれる小型の箱が、机の上などにレーザーでキーボードを投影し、それをタイプすることで従来のキーボードと全く同じ操作ができる、というもの。そして、この投影型キーボードの中でも白眉なのが「R2-D2 バーチャルキーボード」だ。

株式会社ラナから、2014年8月下旬に発売が予定されている「R2-D2 バーチャルキーボード」は、投影機が、あのR2-D2のミニチュアとなっていて、インテリアとしても嬉しい。R2-D2と聞いてもピンと来ない方のために説明しておくと、映画『スターウォーズ・シリーズ』に登場する、愛嬌のある等身、フォルム、電子音が印象的なドロイド(ロボット)のこと。ファンの間だけにとどまらず、マスコット的な人気を博している。

「R2-D2 バーチャルキーボード」は、R2-D2がキーボードを投影し、それをタイピングすることでセンサーが感知して入力が行える。キー操作時などには、R2-D2の例の電子音が発される。半球状の頭部を捻ることで、電源のオン/オフを行うという操作感もかわいらしい。

本体の大きさは、高さ約10センチで、持ち運びにも便利なコンパクトサイズ。これを使えば、タブレットに限らず、スマホなどでもキーボードを使っての操作が可能となる。

見た目の格好良さ、かわいさは言うに及ばず。「R2-D2 バーチャルキーボード」で、一歩先のデジタルライフを満喫しよう。

文:武藤弘樹