2014/05/29

23歳の女性起業家が開発した両想い確認アプリ『one heart』が創る、新しい告白のカタチ

ソーシャルメディアやコミュニケーションアプリが普及し、告白の形が多様化している昨今、スマートフォンで両想いが確認できるアプリ「one heart」が話題になっている。

「one heart」はFacebookでログインをして、友達の中から好きな人を一人だけ選択。相手も自分を登録していたら両想いを伝えてくれるシンプルなアプリだ。匿名で想いを伝える「匿名で片想いを通知」、アプリをインストールしていないユーザーにもメールで想いを伝えられるなど、誰もが学生時代に経験したドキドキ感を再確認できる機能も付いている。

このアプリを開発したのは、23歳の若手女性起業家、関口舞さん。高校在学中、NASAの研修に参加した経験を生かし、宇宙系メディアのライターとして活動し、人工衛星打ち上げプロジェクトにも参画。その後も、大手メディアでのインタビュアーや企業に対する採用支援を行うなど、さまざまな経験を経て2014年に株式会社プールサイドを創業した。

関口さんは自身のブログで、「相手を無制限に選択できてしまうと、せっかくマッチングしても本気なのかどうか分からないので、『選択できる相手はひとりだけ』『選択したら一カ月間変更できない』というところにこだわりました」など、仕様の制限だけではなく、アプリを開発した経緯を綴っている。

誰だって、好きな人とは結ばれたいはず。「one heart」で告白して、文字どおり心がひとつになる男女が一組でも多く生まれることを期待したい。

文:大川竜弥