2014/05/23
ポテチを食べながらPC作業する人、注目! 丸洗いできるキーボード発売
今、PCの前でこの記事を読んでいるあなた。あなたのキーボードは汚れていないだろうか?
キーボードの汚れはなかなか取りづらい。表面をサッと拭き取るだけではキレイにならない汚れもある。キーとキーの間に溜まるホコリはブラシを使って掃除すれば取れるがなかなか手間だし、キーとボードに隙間があるタイプのキーボードだと、このわずかな隙間にもホコリが入り込んでいる。
一時期、バクテリアの量などから判定して「キーボードは便座の5倍汚い」という調査の結果が出て騒がれたが、このことからも分かるように、キーボードの掃除はずさんにされがちで、そして汚れを取ることが困難なものなのである。
キレイ好きな人の中には、「いっそキーボードごと水洗いできれば......」と考えたことがある人もいるはずだ。その願いをかなえたキーボードが、ついに発売された。
株式会社バッファローの「BSKBU12BK」(4,200円・税抜)は、USB接続のパソコン用キーボードで、水道水で丸ごと洗い流せるのが最大の特徴。本体背面に水抜き穴があるので、ジャブジャブと思う存分洗うことができる。付属の専用クリーニングブラシを併せて使用すれば、キーボードをさらにキレイにすることができる。もうこれで溝に詰まった飲食物の食べカスや、こぼしてしまったコーヒーなどを恐れる必要はなくなりそうだ。
キートップの印字はレーザー刻印されているため文字が消えにくく、幾度にもわたる水洗いや長期間の使用にも適した耐久性を備えている。
「水洗いができるなんて雑な作りなのかな......」という印象も持たれてしまいそうだが、打鍵音が静かになるメンブレン方式が採用されているほか、キーボードの角度を好みによって二段階に調整できるスタンドを備えており、普通のキーボードと比べてみてもなんら遜色ない。
「ブラシを使った面倒な掃除はもう無理!」「気軽にキーボードを丸洗いしたい!」という人は、一度試してみてはいかがだろうか。
文:武藤弘樹