春なんて嫌いだ（涙） その嘆きをユルく励ましてくれる『花粉くん』がじわじわ人気

毎年この時期、人間は2つのタイプに分かれる。そう、ティッシュが手放せない人と、そうでない人だ！

今や国民病とまでいわれる「花粉症」だが、その患者数は推定で人口の15～20％と案外少ない。花粉症でない人にはその辛さがまったく分からないため、周りに花粉症の同志がいない場合は特に、かなり孤独な闘いを強いられるのも辛いところだ。

そんな孤独な魂を、ゆるキャラパワーで癒してくれるオープンデータを活用したアプリが登場した。その名も「花粉くん.com」。花粉をモチーフにした鼻水垂らしたかわいいキャラ「花粉くん」が、花粉飛散量と飛散地点周辺や観光スポットで投稿されたTwitter投稿を言語解析し、独自の体感ポイントKTP（カフン・ツライ・ポイント）を算出。加えて、アプリ内では初音ミクがゆるーく歌う「花粉ソング」も聴くことができ、花粉のせいでイライラしていた心を優しくほぐしてくれる。

さらに公式HPでは、全国でつぶやかれている「花粉辛いツイート」と「花粉辛くないツイート」がリアルタイムで更新されている。見ればきっと、同志たちの声に励まされることだろう。

「花粉くん」が知らせてくれる情報は、現在のところ「千葉県」限定だが、今後範囲を拡大できるように検討している。