2015/01/19
広報担当者に直撃! au 2015春モデルの注目ポイントとは?
ついに発表されたauの2015年春モデル。今回の新しいラインアップはどのような特徴があるのか? それぞれの機種の注目すべきポイントとは? 広報担当者に聞いてみた。
2015年春のauは、個性派モデルが勢ぞろい!
KDDI広報部 報道グループの(左から)堀内優里と丸尾大介
――まずは今回の春モデル全体の傾向を教えていただけますか。
堀内「今回のラインアップは、これまでにも増して個性派がそろっています。お客さま、お一人おひとりのご要望にお応えするため、機能やデザインにおいて異なる特徴を備えた6モデルをご用意しました」
丸尾「特にスマートフォンに関しては、ここ最近、モデルごとの違いがなくなりつつありましたが、今回はそれぞれの個性を明確に打ち出しつつ、よりauらしさが感じられるラインアップになっていると思います」
堀内「サービス面では、よりクリアで高品質な通話を実現したau VoLTEを、今回のスマートフォンの4機種のうち3機種が対応しています」
丸尾「au VoLTEに関しては、高品質な通話のほか、通話者同士で画面や位置のシンクロ体験が可能なサービス『シンクコール』もまもなく始まる予定です。au VoLTE対応モデルにはプリインストールされていますので、その点もぜひ注目していただきたいですね」
[INFOBAR A03]2年ぶりとなるシリーズ最新作はアルミ素材で上質な質感に。しかも全部入り!
――ではさっそく、それぞれの端末を見ていきましょう。まずは久しぶりの登場となるINFOBARについて。
堀内「INFOBAR の登場は、2013年春にリリースしたA02以来2年ぶり。2003年にデビューした初代INFOBARから数えると6代目になりますね」
――それだけの人気シリーズともなると、後継モデルの登場を待ち望んでいたファンも多かったのでは?
丸尾「そうですね。INFOBARには固定ファンがとても多く、2年空いたことで『auはINFOBARをやめたのか?』という声が寄せられたほどです」
堀内「実は個人的にもINFOBARは思い出深いモデルなんです! INFOBARの初代スマートフォンA01を学生時代に愛用していましたので」
――今回のA03と前機種のA02との違いは?
丸尾「機能面では、au VoLTE、キャリアアグリゲーション、WiMAX 2 +、防水・防塵機能、4.5インチフルHDディスプレイなど、数々の最新機能を搭載したハイスペックスマートフォンです。デザイン面では、INFOBARらしさのひとつであり、復活を望む声の多かったカラフルなボタンが静電式のタッチセンサーキーとして復活しました」
堀内「また、今回はボディの素材にアルミを採用しているので、これまでのINFOBARとは質感が大きく異なります」
――たしかに実際に手にとってみると、これまでのINFOBARとだいぶ違う感じがします。
丸尾「手にしっくりきますよね。また、色に関しては、これまでご好評をいただいてきたNISHIKIGOIに加えて、今回はMOCHA BROWN、POOL、SAKURA IROの計4色をご用意しました。お好みに合わせてお選びいただけます」
――購入されるお客さま層は??
堀内「デザインやファッションに対する感度が高い、20〜30代の男女のお客さま層を想定しています。さらにINFOBARの世界観を体験していただくため、今回は伊勢丹新宿店さんとコラボレーション企画を実施します」
[AQUOS SERIE mini]コンパクトなボディに最新のハイスペックを凝縮
――続いてAQUOS SERIE miniについて教えてください。
堀内「このモデルの特徴をひと言でいうと、コンパクトでハイスペックなスマートフォン、ということになりますね」
丸尾「最近のスマートフォンは大画面化が主流ですが、一方で、そこまで大きな画面は要らないというお客様もいらっしゃいます。特に、手が小さい女性の場合、画面が大きすぎると持ちづらい、電車の中などで操作しづらい、と。そういった方々には、片手でどのボタンも押しやすく持ちやすい、ちょうどいいサイズ感に仕上がっていると思います」
――そうなると、このモデルの主なターゲットは女性ということになりますか? 男性の中にも大画面よりもコンパクトさを重視する方はいると思いますが。
堀内「女性はもちろん、男性にもお使いいただきたいです。シアンやブラックといったかっこいいカラーもご用意していますので」
丸尾「機能面も充実していますよね。au VoLTE、キャリアアグリゲーション、WiMAX 2+といった最新サービスにも対応していますし、シャープさんの端末ならではの高機能カメラや高精細ディスプレイといったハイエンドな機能も搭載しています」
――コンパクトだからといって、何かを諦めているわけではないと。
丸尾「その通りです! 単にコンパクトにしたのではなく、先ほど堀内が言ったように"コンパクトでハイスペック"がこのモデルのコンセプトですから」
[BASIO]操作性と通話品質にこだわったシニア向けスマートフォン
――そしてBASIOは、シニア層のお客さまに向けたスマートフォンですよね。
丸尾「はい。これまでにもシニアの皆さまにご好評いただいているURBANOシリーズはありましたが、auとして"シニア向け"と銘打ったモデルは今回が初めてになります」
――具体的にはどのあたりが"シニア向け"なのでしょうか?
堀内「よく使う電話やメールの専用ボタンを備えていますので、誰でも簡単に確実に操作することができます。また基本的なところでは、視認性を重視し、アイコンや文字が大きく、分かりやすくなっています」
――確かに、アイコンや文字はかなり大きいですね。他に特徴はありますか?
丸尾「聞き取りやすさがご好評のスマートソニックレシーバーを搭載しています。その上、auならでは、というところでは、au VoLTEに対応。それらの二つの技術をかけ合わせることで、通話がより聞き取りやすくなっています」
[miraie]安心で安全、そして落下や水濡れにも強いジュニア向けスマートフォン。
――冒頭で「今回のラインアップはターゲットが明確」というお話がありましたが、シニア向けのBASIOのほか、ジュニア向けのmiraieというモデルも発表していますよね。
堀内「はい。弊社ではこれまでmamorinoというジュニア向けケータイを発売しましたが、miraieはau初のジュニア向けスマートフォンになります。主に小学校3〜6年生のお子さまのご利用を想定しています」
――小学生のお子さまにスマートフォンを持たせることに不安を持つ保護者の方も多いかと思いますが、このmiraieはどういった特徴があるのでしょうか?
丸尾「ホーム画面は普通のスマートフォンのようにお使いいただけますが、ブラウザに加えて検索エンジンにもフィルタリングがかかっていますので、有害なサイトを単に表示させないだけでなく、そもそも検索対象から除外するようになっています」
堀内「ユニークな防犯ブザー機能も搭載しています。ボディ側面のブザーキーを押すとブザーが鳴り、外側のカメラで4枚、内側のカメラで1枚、自動的に写真を撮った上で、その写真と位置情報が、登録した保護者の方の携帯電話に送信されます」
――それは保護者の方も安心ですね。ちなみに、小学生だと地面に落としたり水に濡らしたりという心配もありますが、そのあたりはいかがですか?
丸尾「防水・防塵に加えて耐衝撃性も備えた丈夫な作りになっていますので、お子さまでも安心してお使いいただけます」
[AQUOS K]国内通信会社初! 4G LTEに対応したAndroid OS搭載ガラケー
――続いてAQUOS Kについて。これはどういった特徴を備えたモデルでしょうか?
丸尾「AQUOS Kは、国内通信会社初の4G LTE対応のAndroid搭載フィーチャーフォンです」
――見た目や操作性はフィーチャーフォン(ガラケー)で、中身はAndroid OSを搭載したスマートフォン。一部では"ガラホ"と呼ばれている端末ですね。どういったターゲットを想定しているのでしょうか?
堀内「ターゲットは、すでにスマートフォンをお使いの方というよりも、これまでずっとフィーチャーフォンを使われていた方。操作性やバッテリーの持ちといったフィーチャーフォンの魅力を損なうことなく、いままでのフィーチャーフォンと同様の使い方で、スマートフォンのようなLTEの高速通信をご利用いただけます」
丸尾「また、使い方として、タブレットとの2台持ちも想定されます。このモデルはテザリングもご利用いただけますので、インターネットはタブレットで利用し、通話はフィーチャーフォンでするという方にとって、とても魅力的な端末になると思います」
[GRATINA 2]さらなる熟成を重ねたフィーチャーフォンの新モデル
――最後に、フィーチャーフォンの新作、GRATINA 2について教えてください。
堀内「現在はスマートフォンが主流ですが、フィーチャーフォンの需要も根強くあります。GRATINA 2は、通話品質、防水・防塵・耐衝撃性能、バッテリーの持ちなどあらゆる面で、フィーチャーフォンに求められる機能をすべて網羅した端末です」
――フィーチャーフォンはもはや成熟の域に達した感がありますね。
丸尾「そうですね。今後も、お客様にもご満足いただけるようなモデルをご用意していきます」
堀内「今回の6機種は、2015年1月20日より、au SHINJUKU (東京・新宿)、au NAGOYA (名古屋・栄)、au OSAKA(大阪・梅田)、au FUKUOKA(福岡・天神)の各au直営ショップで先行展示します。ぜひお手に取っていただきたいです」
――感度が高くデザインやモノへのこだわりの強い層から、これから初めてスマートフォンを利用しようというジュニアやシニア、そして従来のフィーチャーフォン愛用者まで、あらゆる層のニーズに応えた魅力的なモデルがそろいましたね。今日はありがとうございました!
文:榎本一生(steam)
※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
presented by KDDI