2014/08/14

これがあればテレビ会議も快適! スマートフォンスタンド『Swivl』

最近、テレビ会議システムを導入する企業が増えている。一方で、予算不足などの理由から、システムの導入に二の足を踏んでいる中小企業もあるのではないだろうか。そこで、スマートフォンやタブレットを簡単にテレビ電話のように使える「Swivl」がとても便利なので注目したい。

Swivlは、分かりやすくいえば"回転式端末スタンド"。円盤状の形をしており、直径は約11センチで厚さは4センチ。360度回転し、20度まで傾斜をつけることができる。端末のカメラ機能と連動し、最大9メートルの範囲内であれば被写体を追跡することができ、まるでロボットのような動きをする端末スタンドだ。

ユーザーは、テレビ電話などをする際、Swivlに端末を取り付け、「自動モード」を選択。すると、端末のカメラが被写体の動きを追いかけて、自動で回転したり上下に傾いたりして撮影を始める。つまり、常に相手の顔を見ながら会話することができる。ちなみに、端末の向きなどの微調整は、リモコンを使って手動でも可能。

また、Swivlはテレビ電話のように被写体を映すだけではなく、端末に保存してある文書作成ソフトなどの資料を表示することもできる。つまり、テレビ会議中、画面を写真やグラフなどの資料に切り替えて、プレゼンテーションを行うことができるのだ。

Swivlは、同商品のwebサイトから299ドル(約30,000円)で購入できる。ビジネスの場ではもちろん、教育の現場、離れた友人とのコミュニケーションと、活躍の場所はさまざま。近い将来、一家に一台Swivlが置かれる時代がやって来るかもしれない?

文:山田滝音