2014/07/16

パーティー? 映画観賞? シーンによって部屋を七色に切り替えられるLEDライト

普通、部屋の明かりの種類はそう多くはない。LED照明が普及するようになって、細かな明るさ調整も少しずつ可能になってきてはいるが、基本的に明るさの強弱を選ぶもので、明かりの色は1種類というのが一般的だ。もちろん、これに慣れて生活してきているので、特に不満も違和感もなく過ごしているはず。しかし、想像してみてほしい。明かりの色合いまで簡単に変えられたとしたら、かなり楽しくはないだろうか。

従来の"部屋の照明"の既成概念を引っくり返すLED電球「DN-11043」が、通販サイト・上海問屋で発売された。専用の無料アプリ「Nexturn」を使い、iPhone・iPadから操作を行う。特筆すべきは明るさ・色合いの自由度の高さ。スライダーを動かすことで明るさを、グラデーションのパレットから色を選ぶことで色合いを、それぞれ直感的に選択することができる。組み合せのバリエーションはほぼ無限といっていいだろう。あらかじめ用意された、いくつかのプリセットの中からシーンを選べば、自分で調光する必要はない。

また、選択したカメラロール内の画像をイメージして、自動で調光してくれる機能も備えている。昼の明るい街の風景や、海の夕焼けの写真などを選べば、その雰囲気がそのまま部屋に再現される、ということが可能になるわけだ。

音楽に合わせて照明を自動で切り替えるように設定することもできる。この機能を活用すれば部屋を簡単にパーティー仕様にできてしまう。

映画観賞やパーティー、ムーディーな食事風景や、リラックスタイムの読書など、部屋の照明を変えることで自在のシチュエーションを作り出すことができるLED電球「DN-11043」。我が家がさらに居心地よく、楽しくなるかもしれない。

文:武藤弘樹