2014/06/24

チャージしてお金が貯まる! au WALLET&じぶん銀行は最強のタッグ

KDDIのプリペイド式電子マネー「au WALLET」。オレンジ色のカード1枚でコンビニエンスストア、ドラッグストア、飲食店、衣料品店、アミューズメント施設、ネットショッピングなど、世界約3,810万のMasterCard@加盟店 での買い物に利用でき、そのうえポイントもザクザク貯まることから、あっという間に申し込み件数が累計200万を突破した、今注目のサービスだ。

そんな、ただでさえすごいau WALLETが、現在、じぶん銀行からチャージするだけでお金が増える、まさに"最強のキャンペーン"を展開している。2014年末日まで、じぶん銀行の口座からau WALLETへチャージするだけで、チャージ金額の5%分が増額されるのだ。

今回は、そんな大胆なサービスを含む特典プログラム「プレミアムバンク for au」を実施している、株式会社じぶん銀行営業統括部の井手健太郎さんと商品開発部の川田裕美さんに、同プログラムの実力について聞いた。

▲株式会社じぶん銀行の(左から)商品開発部の川田裕美さんと営業統括部の井手健太郎さん


すべてはauユーザーのため

――じぶん銀行が始めた「プレミアムバンク for au」のサービス内容について、教えてください。

井手:お伝えしたいポイントは大きく3つあります。1つ目が、提携しているATM手数料の完全無料化。ドコモさんやソフトバンクさんのユーザーに対しては、これまで同様に月3回までは無料で、それ以上は1回につき108円または216円の手数料をいただくことになります※1 が、auユーザーに限っては、何回出し入れしていただいても手数料無料です。
※1 三菱東京UFJ銀行、セブン銀行、イーネットATM、ローソンATMの預入れは無料。引出しは月3回まで無料、以降108円/回。ゆうちょ銀行ATMの預入れまたは引出しは月1回まで無料、以降216円/回。残高照会はいずれも無料。

――ATM手数料は意外にバカになりませんから、とてもありがたいサービスですね。

井手:2つ目は、振込手数料の完全無料化。自行内ですと振込手数料ゼロのところがほとんどですが、じぶん銀行では他行口座への振込もauユーザーなら無料です。しかも、何回振り込んでもタダ。例えば、ネットショッピングを普段から利用している人は、ネット上で決済をするケースが多いと思います。そんな方にとって、どの銀行に対しても振込手数料がかからないというのは、とてもおトクなサービスではないでしょうか。

――一般的に振込手数料が上がっている中で、これはかなりのおトク感です。

井手:そして3つ目、最大の目玉がプレミアムチャージ。じぶん銀行からau WALLETカードにチャージするだけで、自動的に5%が増額されます。チャージ金額は5,000円、7,000円、10,000円、15,000円、25,000円の5パターンで、チャージ回数は毎月10回まで可能です。

――毎月10回ということは、最大で月25万円までチャージできるわけで、その5%が還元されるとなると、結構な金額。しかも、今年いっぱいそのボーナスステージが続くなんて、大出血サービスですね。

井手:ただ、WALLETのチャージ上限額が10万円です。ですから、au WALLETを使用しないと月に25万円分はチャージできませんのでご注意ください。しかも、6月末までにau WALLETカードをお申し込みの方を対象に、9月末までの初回チャージ分に限り、チャージした金額の10%が増額される「au WALLETチャージキャンペーン」を実施しています。このキャンペーンと合わせれば、最初にチャージするだけで15%が増額されます。

あらゆる取引がスマホで完結するじぶん銀行

――auユーザーならau WALLETへの加入と、じぶん銀行の口座開設はマストだということは分かりました。ところで、今さらですが「じぶん銀行」について、もう少し詳しく教えてください。

川田:はい。当行は2008年、KDDIと三菱東京UFJの共同出資により設立されたネット銀行です。通常、ネット銀行というとパソコンをベースにサービスを設計している銀行が多いのですが、当行はスマートフォンでの利用をメインに考えており、現在は"スマホ銀行"を標榜しています。「じぶん銀行スマートフォンアプリ」を使えば、スマホの中で当行のすべてのお取引ができます。

▲アプリのメニュー画面。スマホでじぶん銀行のすべての取引が可能。

――au WALLETなど電子マネーのチャージ、残高照会、入出金照会、振込、円定期・外貨普通・外貨定期預金の預け入れ......すべての取引がスマホ内でできると?

川田:ええ。また運転免許証をお持ちの方であれば、口座開設もスマホアプリでできます。「クイック口座開設アプリ」という別のアプリになりますが、運転免許証をアプリ内のカメラで撮影すれば、お名前、住所、生年月日などを文字データとして読み取るので、情報入力の手間もいりません。写真を読み込んで、確認ボタンを押すだけ。これだけで、最短5営業日で口座が開設されます。

――写真を撮って、送るだけで口座が開設できる。画期的です。

川田:また、ケータイ番号振込も好評です。じぶん銀行の口座をお持ちの方同士であれば、電話帳からその方を選択するだけで、その方の口座に振り込むことができるんです。1円単位で振り込めますので、飲み会やパーティの清算などに使われている方が多いようです。

――まるで"メールを送るような感覚"で、お金の貸し借りや精算ができるのは、便利過ぎるぐらいですね。

井手:こうしたサービスは、実は以前から提供していたのですが、それがなかなか一般のユーザーの皆様に伝えきれていませんでした。そこは大いに反省すべきところだと思っています。ただ、今回の「プレミアムバンク for au」をきっかけに、多くの方に関心を持っていただいているので、これを契機に多くの方々に当行の便利さを知ってもらえたらなと思っています。

――auユーザーだからこそ受けられる恩恵が、まさかここまで大きいサービスだとは、まだまだ知らない方も多い気がします。逆に言えば、今後、どんどん広めていける余地がありそうです。

井手:許認可事業である銀行を持っている通信会社はKDDIだけ。この強みはどんどん活用していくべきですし、そこにイノベーションがあると思っています。今回のように、auユーザーであればこれだけおトクになりますよ、というサービスもありますけど、例えば、「じぶん銀行にこれだけ預けてくれたら、auの通信を制限なしでパケット使い放題にしますよ」と、逆方向のサービスだって可能かもしれない。このような"異業種"が組むことで生まれるイノベーションは、他のキャリアではできないことかもしれません。

――ということは、これからさらに驚きのサービスが生まれる可能性も?

井手:そう思っていただいて結構です。「プレミアムバンク for au」は、あくまでイノベーションの第一歩にすぎませんから。

文:コバタカヒト

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