2014/06/17

現代版侍になれる! 『KATANA iPhone Cover』がクール

最近、日本を訪れる外国人観光客の間で、海老フライや焼き魚などの食品サンプルをかたどったスマートフォン用カバーケースが人気を博している。日本の食べ物が精巧に再現されていることが好評の理由のようだが、日本人からすれば、何でそんなものを......という気がしないでもない。

そんな中、それをはるかに上回る"規格外"のアクセサリーの開発計画が発表された。iPhone専用カバー「KATANA iPhone Cover」だ。

「KATANA iPhone Cover」は、刀の柄をモチーフとしたiPhoneカバーケース。iPhoneを柄の先に取り付けることで、iPhoneが刃の部分となり、柄の部分と合わせて刀のように見える。柄の部分は、モバイルバッテリーの役割も果たしており、iPhoneを取り付けると充電ができる予定だという。

このアクセサリーをデザインしたのは、デザインスタジオ「GOES」の前田賢剛氏。これまでに発表した作品は、「タイプライター型ティッシュケース」や、「あしつぼヘルスメーター」、「スニーカー型スタンドキャップ」など、ユニークかつ実用性に長けているものばかりだ。

昨年、日本を訪れる外国人観光客数が初めて1000万人を突破し、今年はそれを上回ると予想される。「KATANA iPhone Cover」の商品化はまだのようだが、実現したら、間違いなく日本好き外国人をとりこにするだろう。

文:山田滝音