もう乗り換えで迷わない！ ゲームアプリ『新宿ダンジョン』で新宿駅を完璧攻略

一日に約360万人の乗降者数を誇り、世界一利用客の多い駅としてギネスブックに認定されている新宿駅。ラッシュ時に、人混みをかき分けながら移動するのは一苦労だ。また、新宿駅地下街は総面積日本一の広さ。通路が編み目のように張り巡らされているため、行き慣れていない人にとってはまるで"巨大迷路"そのもの。そんな巨大地下街でも迷わないためのゲームアプリが「新宿ダンジョン」だ。

これは、実際の新宿駅をお城の地下牢＝ダンジョンに見立てて、ゴールの都庁を目指すゲームアプリ。JR新宿駅から直結する私鉄・地下鉄の連絡通路などが詳細に再現されており、その上で、至るところに行く手を阻む仕掛けが施されている。

制作者のUeharaLabo氏は、新宿駅を毎日利用しているわけでもなければ、東京都内にも住んでいない。なんと、沖縄在住のウチナーンチュだというのだ。アプリ制作のきっかけは、旅行で東京を訪れた時に、実際に新宿駅で迷って悔しい思いをしたからだという。ゲームを制作する上で、UeharaLabo氏がイメージしたのはRPGゲーム「ドラゴンクエスト」に登場するダンジョン。ドット絵を使用することで、そのイメージに近づけたという。

ゲーム操作は、主人公を画面上の"十字キー"で上、下、右、左に動かしていくだけ。スタート地点は新宿駅南口改札。広大な新宿駅地下街を舞台に、ゴールの都庁にたどり着くまで、アイテムを獲得したり、謎を解きながら伝説の宝石を手に入れていく。楽しみながら、新宿駅の地下街を「把握」することができるこのゲームアプリ。これさえやっておけば、もう新宿駅で乗り換えに迷うことはなくなりそうだ。