2014/05/28

友達の居場所が分かる新機能登場! Facebookの『Nearby Friends』

全世界で10億人以上が利用しているFacebook。2004年にサービスが開始されて以降、さまざまなサービスが追加されている。例えば、今や当たり前になっているコメントの編集機能。実は、2012年6月に追加された機能で、それまでは記事を投稿した直後にしか編集することができなかった。また、今年の3月には「特定の友達とシェア」できる機能が追加され、Facebook上で友達としてつながっている人の中から、シェアしたい人を選択して投稿することで、その人だけに自分が投稿した内容を共有することが可能となった。

そんな中、今年4月に発表され、今、アメリカで話題なのが「Nearby Friends」というサービスだ。これは、友達が今どこにいるかがリアルタイムに分かるというもの。

このサービスは、位置情報機能を利用しており、Facebook上で共有したい友達同士が同機能を「有効」にすることで、その友達が今どこにいるのかがリスト化される。そして、自分のいる場所に友達が近づくと自動で通知。リストには、大まかな距離、地区名、徒歩で何分圏内にいるかが表示される。

個人情報の流失などが気になるところだが、親しい友達のみに公開することができ、位置情報を共有する範囲を設定することで対策は可能。

このサービスが一般化すると、例えば、自分の近くにいる友達を気軽にランチに誘うことができたり、待ち合わせの場所が分からない時、先に到着している友達の現在位置を確認するなど、地図として使っても便利だ。

また、遠くの位置情報も分かるので、自分が訪れたことのある場所に友達がいた場合は、お薦めのお店を紹介したり、「数日後に自分もその場所に行くので落ち合おう」という約束などもしやすくなる。

現在はアメリカのみで利用可能な機能だが、日本に上陸すれば、コミュニケーションの幅がますます広がりそうだ。

文:山田滝音