2014/05/07
海外でも通訳いらず? 従量制のロボット通訳サービス『Lexifone』登場
海外旅行に行っても、通訳が必要なくなる時代が来るかもしれない――。
ついに、電話の会話を自動通訳するサービスが登場した。イスラエルにある新興企業Lexifone社が開発した、従量制のロボット通訳サービス「Lexifone」だ。
どのように使うのかというと、まずLexifoneに電話をかけ、外国語で話している相手の電話番号を自動通訳ロボットに伝える。そうするとLexifoneがお互いの通話を通訳して会話を仲介してくれる仕組み。まるで会議の司会者のように、お互いの言葉を通訳してくれるというわけだ。
本サービスの利用料金は、通話代込みで1時間10ドル(約1,000円)から。よく利用する人は、月40ドル(約4,000円)で使い放題にすることができる。海外旅行での観光通訳や人件費などを考えると、かなりお得な料金設定となっている。
現在翻訳可能な言語は、英語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、ロシア語、ドイツ語、イタリア語、標準中国語、ポーランド語、ヘブライ語。今後は日本語、オランダ語、インドネシア語が対応可能になる予定。
言葉の心配さえなくなれば、もっと気軽に国境を跨いで海外旅行に出掛ける人が増えるはずだ。
文:山田滝音