2014/04/21
2つの新機能で広がるTwitterの可能性、その活用シーンとは?
Twitter社は3月26日、写真に関する2つの新機能を公式アプリでリリースした。
最大10人までの写真へのタグ付けと、1つのツイートに最大4枚の写真添付ができるようになった。
写真のタグ付けは、ユーザーが写真に写っている人物の名前を登録し、その人物が誰であるかを表示する機能。タグ付けしたユーザーを自身がフォローしている場合、そのツイート内容が相手のタイムラインにも表示される。タグ付けの文字数は140文字にはカウントされない。Facebookでは導入済みなだけに、ユーザーにとって待望の機能だったはず。
また、写真の添付は、最大4枚の写真を投稿すると自動的にアルバムのようにまとまって表示されるため、利便性が向上した。それまで文字がメインというイメージが強かったTwitterに変化をもたらしたアップデートだが、これらの2つの新機能は、どんなシーンで活躍するのだろうか。
例えば、間近に迫ったゴールデンウィークに友人たちと富士山に登山する場合。まず、写真へのタグ付けは、現地で撮った写真の共有で力を発揮する。写真を撮影したユーザーが、記念写真やツーショット写真などに、タグ付けしてツイートすることで瞬時にメンバー間でシェア。Twitterの特長である速報性を生かしたスピーディーな共有が可能になる。
さらに、撮影した写真の中から共通するシーンや人物ごとに最大4枚を選択。「8合目に到着」「雲の上なう」「みんな疲れてぐったり」などと言葉を添えてツイートすれば、その場でアルバムや日記が完成する。旅の思い出作りに一役買ってくれそうだ。
2つの新機能の追加によって、従来よりも写真を介したコミュニケーションが活発になると予想されるTwitter。今後もTwitterの新たなアップデートが気になるところだ。
文:山中一生