2014/04/01
完成までに10年、全520号の大作 『週刊スマホを作る』が4月1日に創刊
KDDIは、『週刊日本の城』や『週刊ロビ』など人気シリーズを刊行するデアゴスティーニ・ジャパンとコラボレーションし、4月1日に『週刊スマホを作る』を創刊する。
毎号、雑誌を買いそろえることで、百科事典やプラモデルなどが完成するスタイルで定評がある同シリーズ。同書では、世界初の試みとして、毎週届くスマートフォンの部品を集め、読者自身が組み立てることでスマートフォンの完成を目指すというもの。また付属の冊子には、スマートフォンの歴史やスペック、こだわりなどを学ぶことができる。
同書は全520号で完結予定。スマートフォンの完成までに10年の歳月を費やす圧倒的なスケールを誇る。これは同シリーズを手掛けてきたデアゴスティーニ・ジャパン史上最長だという。
今回の発行のきっかけについて、デアゴスティーニ・ジャパンの担当者は、「多くの人が日常生活の中で常に一緒にいるスマートフォンに対して"もっと愛着を持ってもらいたい"一生モノを手にしてほしい"という願いから、満を持して『週刊スマホを作る』の発行を決断しました」とコメント。
完成するスマートフォンはというと、時代を先取りしたハイスペックモデル。手のひらにフィットする角ばったボディは、135×90×30(mm)のコンパクト設計。液晶画面には、透明アクリルと出力紙を採用したことで、表示は精細かつクリア。最大メール文字数は、139文字、待ち受け可能時間は40分、16和音の着メロと32万画素のカメラを搭載。随所に未来のケータイの姿が垣間見える。
実際にこのスマートフォン作りを一足先に体験した先行購読者の声は次のとおり。
「最新型のスマホが自分の手で組み立てられると聞いて、持っていたケータイを即解約しました! 完成するのは10年ということで、10年間ケータイなしですが、全然大丈夫です! 誰ともつながらずに生きていきます」(30代OL・女性)
「現在、428号まで購読しているのですが、6畳の私の家では雑誌を収納するスペースがもうありません。というか、雑誌が多過ぎて家にすら入れないので、今は公園で寝泊まりしています。最近は暖かくなってきたので助かりますね」(40 代サラリーマン・男性)
価格は創刊号のみ790円(税込)で、2号以降は1980円(税込)。創刊号はホームボタンを付属する。スマートフォン製作と冊子の両方で、これまで以上にスマートフォンへの理解と関心が深まる一冊となりそうだ。
※4月1日(エイプリルフール)の記事だということを忘れずにお読みください!
presented by KDDI