2014/08/12

ユーザー数が2,000万人を突破! ......でも、分からないFacebookのあんなこと、こんなこと

Facebookの日本法人「フェイスブックジャパン」が、昨年8月に発表した内容によると、日本国内のFacebook月間アクティブユーザー数が2,100万人に達した。国民のおよそ6人に1人が、Facebookを利用している計算になる。

しかし、多くの人が利用するからこそ感じる困ったこと、分からないことなどもありそうだ。そこで、Facebookを利用する際の疑問点や、悩みを解消する方法についてまとめてみた。

【1】 友達からの写真の「タグ付け」 実は、承認制にできる!
「友達がアップした画像にタグ付けされたんだけど、なんか不安......」

Facebookにアップした画像はタグ付けすることで、その写真に誰が写っているか分かる。まさにSNSらしい機能といえるが、その反面、例えばプライベートの写真を職場の人に見られることにもつながるから、不安を感じることもあるのではないだろうか?

実はこのタグ付け、承認制にすることができる。設定の方法は次のとおりだ。

① ページ上部のツールバーにある「▼」ボタンをクリック。設定画面を開く。
② 左側に表示されるメニューから「タイムラインとタグ付け」をクリック。
③ 「自分のタイムラインにコンテンツを追加できるユーザー」のカテゴリーにある「友達があなたをタグ付けした投稿をタイムラインに表示する前に確認しますか?」をオンに(デフォルトはオフになっている)。
④ 「他のユーザーによって追加されたタグやタグの提案の管理」のカテゴリーにある「ユーザーの投稿に他の人が追加したタグを、表示する前に確認しますか?」をオンに(こちらも、デフォルトの設定はオフ)。

この状態で友達が自分をタグ付けすると、Facebookからのアラートメッセージが送られてくるので、拒否したい場合は、メッセージボックスをクリックし自分のタグを削除すればよい。

【2】 投稿を見ることができる人を限定できる「制限リスト」を活用しよう!
写真のタグ付けと同様に、自分がFacebookに投稿したプライベートな記事や画像を職場の人に見られたくない、と思う人もいるかもしれない。その場合、「制限リスト」を利用することで、プライベートな話題を特定の人が閲覧できないように設定できる。

まず、制限したい人のプロフィールページヘ行き、プロフィール写真横の「友達」と書かれているボタンをクリック。すると、ドロップダウンリストが表示されるので、その中の「他のリストに追加」をクリックする。次に「制限」と書かれたメニューが表示され、それをクリックすると、該当する人が制限リストに追加される。

実際に記事・画像を投稿するときには、投稿範囲を「友達のみ」にしないと制限リストに追加した人も閲覧できてしまうので、注意が必要。また、設定したときと同じ手順で、制限リストから外すこともできる。

【3】「いいね!」「シェア」「おすすめ」......ソーシャルボタンの違いって?
ニュースサイトを開くと、FacebookやTwitterなどのソーシャルボタンが並んでいる。しかし、Facebookのボタンには「いいね!」「シェア」「おすすめ」と複数種類があり、それぞれの違いがよく分からない人もいるのではないだろうか?

まず「いいね!」は、その名の通り記事に対して賛同や同意などの「意思」を示すもの。ボタンを押すと、プロフィールページの「最近のアクティビティ」欄に表示される。

「シェア」は、Facebook上の自分のウォールに、その記事へのリンクが書き込まれるボタンだ。友達に共有したい情報を、自分のコメントを付けて広めることができる。

最後に、「おすすめ」。今まで、特に「いいね!」との違いを意識しなかった人が多いかもしれないが、このボタンを押すと、友達のタイムラインに「○○さん(あなたの名前)がこのリンクをすすめています」と表示される。クリックするときには、それを念頭に置いて実行した方が良さそうだ。

文:藤麻 迪