2014/07/10

あまり知られていない便利な『スペースキー』の使い方 Mac編

キーボードの中で、ひときわ幅広い「スペースキー」。左右どちらの指でも押しやすいように、という理由からキーの幅が広くなっており、英文タイプライターのスペースキーの配置が由来といわれている。欧文では、単語と単語の間には必ずスペースを入れるので、タイピング時にこのキーが一番使用されるためだ。

スペースキーは、文字どおりスペース入力として使うほか、日本語入力の変換キーとして使うこともできる。Macの場合、それ以外にも3つの機能があるので紹介しよう。

【1】クイックルック
アプリケーションを開かずに、ファイルの中身をプレビューで見ることができる機能で、操作はファイルを選んでスペースキーを押すだけ。例えば、受信メールに添付されているファイルや、デスクトップに保存しているファイルの閲覧時などに有効。

【2】スクロール
webページを閲覧する際にスペースキーを押すと、1画面分下に移動して表示される。1画面上に戻りたいときは「shift」+スペースキーを押す。ブログなどの長文の記事を閲覧する際に便利。

【3】再生と一時停止
音楽や動画を観賞する際に、再生または一時停止ボタンになる。

このようなスペースキーの機能を知っているだけで、ファイルの確認やwebページのチェックの時間が軽減され、仕事の効率も上がるはず。Macを使用している人にはオススメの機能だ。

文:山田滝音