2014/05/12
検索でのストレスを解消! いろいろなGoogle検索機能<入門編>
もう日常的に使っている人も多い「ググる」という言葉。「Google」を使って検索することを指すが、2006年に「ユーチューブ」「ミクシィ」などとともに、「流行語大賞」にノミネートされていた。それから8年、Google検索は常に進化を遂げている。今回はさらに効率良く、便利に使いこなすための「検索コマンド」の<入門編>を紹介しよう。
■ある一文をそのまま探したいときは「フレーズ検索」
例えば、今季、ニューヨークヤンキースでレギュラー争いをしているイチロー選手。彼への応援メッセージとして「頑張れイチロー」と書かれているサイトを見つけたいとする。このとき「頑張れイチロー」と普通に検索すると、検索結果1位は応援メッセージではなく、イチローの名言集に。「イチロー」「頑張れ」という2つのキーワードに関連しているページに行きつく。しかし、ダブルクォーテーション「""」で探したい一文をくくると、フレーズとして認識。「イチロー、がんばれ!見返してやれ」という個人のブログがヒットする。
■特定のサイト内のみで探したいときは「サイト指定検索」
一つのサイトに絞ってキーワードを検索したいときは、「site:URL キーワード」が便利。ページ内に「サイト内検索」が設けられているところもあるが、無くても心配ない。一例を挙げると、一度、「TIME&SPACE」のサイトで見た「剛力彩芽」の情報をもう一度知りたいとしよう。単に彼女の名前を入れると、膨大な数の検索結果が出るが、「site: / 剛力彩芽」で調べれば簡単。
■特定のキーワードを検索結果から外したいときは「マイナス検索」
たくさんの検索結果の中から、あるキーワードに関する結果については除外したい時もあるだろう。特に複数の意味をもつ語句、例えば、「サルサ」は料理、ダンス、音楽と別のものを意味する語。料理以外のものについて調べたい場合は「サルサ -料理」と入れ、除外したい語句の前に半角のマイナス(-)記号をつければよい。また、あるサイトの内容を除外したい場合は、半角マイナスのあとにサイトを指定すればOK。先ほどお伝えした「サイト指定検索」との併用だが、「東京タワー -site:wikipedia.org」とすれば、ウィキペディアの情報が除外される。
何かを検索したい時、自分の求めている結果になかなかたどりつかず、イライラすることもある。いくつかの検索コマンドを知っていると、そのストレスも軽減されるはず。ぜひ、便利なコマンドを使ってみよう。
文:大川竜弥