2022/06/16
OPPO(オッポ)ってどんなスマホ?最新のOPPO Reno7 Aと合わせて紹介
2022年6月、au/UQ mobileは2022年春夏モデルとして、新たに「OPPO Reno7 A(オッポ リノ セブン エー)」の販売を発表した。auでは2020年からこのOPPOのスマホを取り扱っているが、どんなメーカーなのかまだよく知らない人もいるだろう。
OPPOがどんなブランドなのか、新機種であるOPPO Reno7 Aの特長とあわせ、KDDIにおけるOPPOのメーカー担当者に話を聞いた。
OPPOってどんなメーカー?ブランド?
―――OPPOは、どのようなメーカーでしょうか?
林:日本ではまだ知らない人が多いかもしれませんが、世界50以上の国と地域をカバーする、世界シェア第4位※1の中国のスマホメーカーです。2018年から日本のSIMフリー市場に参入し、国内のSIMフリーAndroidスマホの販売シェアは6四半期連続(2020年7月〜2021年12月)でNo.1を獲得※2し、日本でも多くの方に利用されはじめています。
※1 IDC Quarterly Mobile Phone Tracker, Q4 2021
※2 BCNデータに基づく、OPPO自社調べ
―――日本ではSIMフリースマホを使っている人がまだそんなに多くないこともあるかもしれませんが、世界でそんなに多くの人が利用しているとは知りませんでした。OPPOのスマホには、どういった特長があるのでしょうか?
林:OPPOはカメラ機能や急速充電など、若者を中心に市場で求められている機能をいち早く強化していることで評価を得ているメーカーです。特にカメラについては、世界で初めてスマホにビューティーモードを搭載したり、世界初の10億色での撮影、保存、表示に対応したりするなど、最先端のカメラ技術の研究開発に注力しています。また、その研究については「カメラ技術の最先端は日本」との考えから、横浜みなとみらいに研究開発拠点を設けている(2017年6月23日設立)こともあり、実は日本にゆかりのあるブランドです。
―――日本で研究開発しているとは驚きです。そんなOPPOには、どんなラインナップがあるのでしょうか。
林:OPPOは大きく分けて、ハイクラスとなるFindシリーズ、ミドルクラスとなるRenoシリーズ、エントリークラスとなるAシリーズの3つのシリーズがあります。今回発売するOPPO Reno7 Aが追加となり、auでもこの3つのシリーズを販売いたします。
OPPO Reno7 Aの特長は?
【本体・画面の特長】
―――最新モデルとなるOPPO Reno7 Aは、どんな特長のスマホでしょうか。
林:詳細なスペックは、カタログやau HPなどで確認いただくとして、ここではオススメのポイントをいくつか紹介させていただきます。まずは外観ですが、背面は見る角度や光の加減によってパールのような輝きを見せ、すりガラスのようになめらかでサラサラとした質感も再現。汚れや指紋跡のつきにくいマットな仕上げがよく手になじむOPPO独自の加工「OPPO Glow」で仕上げています。
林:また、サイズ感もちょうど板チョコレートの箱にピッタリ収まる大きさと薄さで、約7.6mmの厚さは、手の小さなかたでもバランス良く収まるサイズです。このサイズで4,500mAhのバッテリーを搭載しており、薄さとバッテリー容量の両立を実現しています。
林:正面となる6.4インチ有機ELディスプレイの画面は、ベゼル幅を極限まで狭くし、画面占有率は89.4%。フロントカメラも左側のパンチホールにすることで、できるだけ表示欠けをしない画面を実現しています。
画面表示のリフレッシュレートも90Hzと、ほかの最上位モデルの120Hzまでは対応していませんが、ミドルクラスで主流の60Hzよりなめらかな操作感で、120Hzより電力消費を抑えたバランスの良い設計となっていますので、動画やゲームなどのコンテンツをたっぷり楽しむことができます。
【カメラ機能の特長】
林:カメラ機能については、メインとなる広角カメラが4,800万画素とミラーレス一眼カメラの高画素クラスのスペックで、フロントカメラ(サブカメラ)も1,600万画素と、ミドルクラススマホとして見ても高画素なレンズに対応しています。
背面の3眼カメラも超広角とマクロレンズという組み合わせで、風景だけでなくテーブルフォトの撮影など、普段使いで利用しやすいレンズ構成です。望遠よりは料理やペットなど近くのものを接写したいという人に、選んでいただければと思います。
写真処理のAIアルゴリズムについても、冒頭で紹介したとおりOPPOのカメラ技術は高く、世界トップレベルの学会「CVPR2021」で1位を獲得するなど、世界屈指のAI技術をカメラに採用しています。
その技術を活用することで、夜景においても通常の背景ボカシだけでなく、一眼レフカメラで撮影したような玉ボケをかんたんに撮影できたり、写真の色合いを編集できたりします。ほかにも、画素数の高いフロントカメラを利用した「アウト/イン同時動画撮影」など、手軽にワンランク上の撮影を楽しめる機能を多数搭載しています。
【バッテリー・電池持ちの特長】
林:3点目の特長は、電池持ちと急速充電です。約7.6mmの薄い本体には4,500mmAhのバッテリーを搭載しており、残量が気になるときには電池消費を抑える「省エネモード」や「超省エネモード」をご利用いただけます。
また、別売りとなりますが、auの充電器「TypeC共通ACアダプタ02」のように、PD2.0に対応した急速充電対応の充電器を購入すれば、うっかり充電し忘れたときでも短い時間で充電することができます。さらに、過充電を軽減する機能も搭載していますので、バッテリーへの負荷を軽減することで、長く快適に使っていただける機能を揃えています。
そのほか、認証方式はマスクでも困らない指紋認証と顔認証の両方に対応、イヤホンジャックやFMラジオ、のぞき見防止機能など、多数の便利機能を備えていますので、詳細は機能一覧表やau HPなどでご確認ください。
【OPPO Reno7 A 機能一覧】
美しい表面加工とカメラ機能のOPPO Reno7 A
カメラ機能の高さや急速充電など、市場のニーズに応える機能の人気が高く、日本でもSIMフリーを中心に販売を拡大しているOPPO。特に新機種であるOPPO Reno7 Aは、価格と機能のバランスに優れた機種でもある。美しい表面加工やそのサイズ感、カメラの性能などは、店頭でもぜひ実物を手にしてみてほしい。
文:TIME&SPACE編集部