2022/01/06

AQUOS zero6 / sense6 / wishを比較!ミドルクラススマホの特長やスペックを解説

auは、2021年秋冬モデルとして「AQUOS zero6(アクオス ゼロシックス)」「AQUOS sense6(アクオス センスシックス)」「AQUOS wish(アクオス ウィッシュ)」の3機種をラインナップしている。3機種ともミドルクラスに位置付けられるスマホだが、同じミドルクラスでの上位モデル~下位モデルと、スペック的にはきれいに分かれている。

本記事では、この3機種を比較しつつ、ぞれぞれの特長について紹介する。

【目次】

本体スペック比較

最初に、それぞれのスペックを比較してみよう。

機種名 機種クラス 発売年月 対応通信規格 画面 ディスプレイ解像度 本体サイズ 重量 カラー メインカメラ
有効画素数
サブカメラ
有効画素数
静止画ズーム OS CPU バッテリー容量 連続待受時間
(日本国内使用時)
内蔵メモリ(RAM/ROM) ワイヤレス充電 ワンセグ/フルセグ 生体認証 防水 防塵
AQUOS zero6 ミドルクラス 2021年10月 5G/4G 約6.4インチ
OLED(有機EL)
フルHD+[2,340×1,080] 約73×158×7.9mm 約146g ブラック/ホワイト 約4,800万画素/約800万画素/
約800万画素/ToF
約1,260万画素 16倍 Android 11 Qualcomm Snapdragon 750G 5G
2.2GHz/2+1.8GHz/6
4,010mAh 約680時間 8GB/128GB × ワンセグ:×
フルセグ:×
指紋/顔 IPX5/X8 IP6X
AQUOS sense6 ミドルクラス 2021年11月 5G/4G 約6.1インチ
IGZO OLED
フルHD+[2,432×1,080] 約70×152×7.9mm 約156g ライトカッパー/シルバー/
ブラック
約4,800万画素/約800万画素/
約800万画素
約800万画素 16倍 Android 11 Qualcomm Snapdragon 690 5G
2.0GHz/2+1.7GHz/6
4,570mAh 約920時間 4GB/64GB × ワンセグ:×
フルセグ:×
指紋/顔 IPX5/X8 IP6X
AQUOS wish ミドルクラス 2022年1月 5G/4G 約5.7インチ
TFT(液晶)
HD+[1,520×720] 約71×147×8.9mm 約162g オリーブグリーン/アイボリー/
チャコール
約1,300万画素 約800万画素 8倍 Android 11 Qualcomm Snapdragon 480 5G
2.0GHz/2+1.8GHz/6
3,730mAh 約580時間 4GB/64GB × ワンセグ:×
フルセグ:×
指紋 IPX5/X7 IP6X
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AQUOS zero6は、軽量を特長とするAQUOS zeroシリーズの最新モデル。ミドルクラスのなかでも上位モデルとなっており、240Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載。ゲームはもちろん、ウェブやSNSなどのスクロールもスムーズに行える。

AQUOS zero6

AQUOS sense6は、普及モデルのAQUOS senseシリーズの最新モデル。スペックとしては平均的なミドルクラスだが、この3機種のなかでは比較的大きめな4,570mAhのバッテリーを搭載しているので、バッテリー持ちを重視する人におすすめだ。

AQUOS sense6

AQUOS wishは、初登場となるAQUOSの新シリーズ。スマホは年々高機能化しているが、すべての人が高性能な処理速度や複眼カメラ、大画面を必要としているわけではない。そうした人に向けて、「シンプルで飾らないスマホ」をコンセプトに生まれたのがAQUOS wishだ。スペック的にはミドルクラスのなかでも下位モデルとなるが、5G、防水、おサイフケータイといった基本的な機能は搭載している。また、環境に配慮した取り組みとして、本体の素材に再生プラスチック材を35%使用しているのも特長だ。

AQUOS wish

それでは、各項目について細かく確認していこう。

チップセット比較。AQUOS zero6はハイエンド寄りのスペック

まず、スマホの頭脳ともいえるチップセットを比較すると3機種の違いがわかりやすいだろう。

AQUOSのチップセット比較

AQUOS zero6は、チップセットとして「Snapdragon 750G 5G」を搭載し、3機種のなかでは頭ひとつ抜けたハイエンド寄りのスペックとなっている。RAMもほかの2機種の倍となる8GB、ストレージも128GBを搭載している。

AQUOS sense6はチップセットにミドルクラスの「Snapdragon 690 5G」を搭載し、RAMは4GB、ストレージ64GBとなる。このあたりは前モデルの「AQUOS sense5G」から変更はないが、カメラのスペックは、メインカメラが1,200万画素から4,800万画素になるなどアップデートされている。ほかにもカメラに関しては、全体的なスペックはAQUOS zero6と共通しており、zeroシリーズとsenseシリーズという違いはあるものの、兄弟モデルとも言えるスマホになっている。

新シリーズとなるAQUOS wishは、AQUOS senseシリーズからさらに機能を絞り込み、シンプルさを追求したモデルだ。チップセットにはローミドルの「Snapdragon 480 5G」を搭載し、RAM4GB、ストレージ64GB。Snapdragon 480のCPU性能は、Snapdragon 690と比べると1~2割程度落ちるが、GPUを含めた総合的な性能ではそこまで大きな差はない。

本体サイズ比較。大型・軽量なAQUOS zero6

本体サイズは3機種でそれほど大きな差はないといえる。

AQUOSの本体サイズ比較

AQUOS zero6は3機種のなかではサイズ的にもっとも大型ながら、軽量モデルのAQUOS zeroシリーズだけあり146gと軽量だ。これは6インチ以上の画面で4,000mAh以上のバッテリーを持つ防水対応5Gスマホとしては、世界最軽量(※)となっている。
※2021年9月28日現在、シャープ調べ

AQUOS sense6とAQUOS wishは、どちらも大きすぎず小さすぎず、持ちやすい程良いサイズ感だ。AQUOS zero6と比較すると、数値的にAQUOS wishが重く見えるが、標準的な重さなのでそれほど気にならないだろう。

画面サイズ・ディスプレイ比較。搭載するディスプレイも三者三様

画面サイズは、AQUOS zero6がもっとも大きく6.4インチ。次いでAQUOS sense6の6.1インチ、AQUOS wishの5.7インチとなっている。ただ、解像度としては、AQUOS sense6のほうが少し高く2,432×1,080ピクセル、AQUOS zero6は2,340×1,080ピクセル、AQUOS wishが1,520×720ピクセルだ。

AQUOSの画面サイズ比較

液晶に関しては、AQUOS zero6は、前モデルの「AQUOS zero5G basic DX」と同じくシャープ独自開発の「有機ELディスプレイ」を搭載する。毎秒120回の画面更新を行う120Hz駆動に対応しており、さらに、表示間に黒画面を挿入することで240Hz相当の画面表示の状態変化を実現する「ハイレスポンスモード」を搭載。これにより、対応しているアプリでは、動きの激しいゲームでも240Hz相当の表示で残像の少ない滑らかな画面表示を実現する。

AQUOSシリーズといえば、「IGZOディスプレイ」が特長として挙げられるが、2021年秋冬モデルのなかではIGZOを搭載するのはAQUOS sense6のみだ。AQUOS sense6は、ハイエンドモデルで採用されている「IGZO OLED」をsenseシリーズで初めて搭載した。10億色の色表現も対応しており、省エネ性能と繊細な描画を両立させている。

AQUOS wishは、3機種のなかで唯一、有機ELではなく「液晶ディスプレイ」を搭載。もちろんだが、ネットやメール、メッセージ、SNS、動画閲覧といった使い方においては問題ないスペックといえる。

カメラ比較。AQUOS zero6 / sense6は3眼構成、wishは単眼構成

AQUOS zero6とAQUOS sense6の背面カメラは、4,800万画素の標準カメラに800万画素の広角カメラ、800万画素の望遠カメラという同じ3眼構成を採用している。ただし、AQUOS zero6はToFセンサーを使ったレーザーAFを搭載するのに対し、AQUOS sense6は非対応となっている。

AQUOSのカメラ比較

AQUOS zero6とAQUOS sense6は3つのカメラを搭載することで、風景や集合写真などの広角撮影はもちろん、夜景や望遠でのクローズアップ撮影まで、1台で幅広く対応できるのが魅力だ。もちろん、AIが最適な設定を行ってくれる「AIオート」に対応。シーンと被写体を検知し、ぴったりの設定で撮影できるので、カメラに不慣れな人でもきれいな写真を撮ることができる。

動画撮影中に自動で適切な構図で静止画を撮影する「AIライブシャッター」も搭載するほか、自動で約15秒のショートムービーを作成する「AIライブストーリー」は、ズームやマルチフレームといった新機能を利用できる「AIライブストーリー Pro」に対応している。

シンプルを追求したAQUOS wishは、1,300万画素のカメラのみという単眼構成。カメラアプリに、Google純正のアプリ「Camera Go」を搭載するのが特長だ。機能は少ないが、そのぶんシンプルで操作しやすい。

バッテリー容量はAQUOS sense6が最多

バッテリー容量は、AQUOS sense6が4,570mAhで3機種のなかではもっとも多く、次いでAQUOS zero6の4,010mAh、AQUOS wishの3,730mAhとなる。

とくに、省電力に優れたIGZO OLEDを搭載するAQUOS sense6は、1週間の電池持ちをうたっている。もちろん、使い方によって利用できる時間は変わってくるが、バッテリーの心配が少ないスマホと言えるだろう。

3機種とも指紋センサーとPayトリガーを搭載

AQUOS zero6とAQUOS sense6は指紋認証に加え、顔認証にも対応。AQUOS wishは指紋認証のみとなっている。なお、AQUOS zero6とAQUOS sense6は「画面内指紋センサー」、AQUOS wishは本体側面に指紋センサーを搭載する。また、いずれも、指紋センサーの長押しで好きなアプリを起動できる「Payトリガー」を利用できる。決済アプリを探して起動して……という操作をすることなく、一瞬で起動することができるのでとても便利だ。

Payトリガー自体は以前からある機能だが、アップデートが行われており、決済アプリの使い分けやポイントアプリの起動も可能となった。もちろん、3機種ともおサイフケータイに対応しているが、au Payをはじめ、コード決済系のサービスではお得なキャンペーンが実施されることも多いので、簡単に使い分けられるのは便利だろう。

AQUOSのPayトリガー 指紋センサーを長押しして、好きなアプリを起動できるPayトリガー。決済アプリの使い分けや、ポイントアプリの起動が手軽に行える

そのほかの機能について

最後に、各モデルの押さえておきたい機能を確認しておこう。

・防水防塵

3機種とも防水防塵に対応。AQUOS zero6とAQUOS sense6はIPX5/IPX8・IP6X相当、AQUOS wishのみIPX5/IPX7・IP6X相当の防水防塵となる。

なお、AQUOS sense6は米国国防省規格「MIL-STD-810G」に準拠した耐衝撃性など17項目、AQUOS wishは18項目をクリアしている。

・ハイレゾ

AQUOS zero6とAQUOS sense6は高音質な音源を楽しめるハイレゾ対応だが、別途、対応のイヤホン・ヘッドホンが必要だ。また、AQUOS zero6は無線接続でもハイレゾ再生が可能なLDACに対応している。AQUOS wishはハイレゾに非対応となっている。

自分の使い方にあわせて選べる3機種

手頃な価格で、大画面ながら軽量かつ処理速度も早いAQUOS zero6。IGZO対応液晶が美しくバッテリー容量も大きめのAQUOS sense6。必要十分な機能を搭載したシンプルなAQUOS wish。同じミドルクラスとはいえ、その性能により三者三様な各モデル。自分の使い方にあわせて、お気に入りのモデルを選んでほしい。

文:山本竜也

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