2019/10/01

最新iPhone 11シリーズとXR、XS、X、8を比較! 自分にぴったりのモデルはどれ?

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iPhone 11 ProとiPhone 11のカラーバリエーション

「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」が、2019年9月20日に発売された。超広角を加えた3眼カメラをはじめ、バッテリー駆動時間の増加や豊富なカラーバリエーションなど、新モデルとしてさらなる進化を遂げている。発売前から機種変更を考えていた人もいるだろう。

そこで、本記事では新モデルの機能を紹介しながら、「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」「iPhone XS」「iPhone XR」といった過去機種からどんな進化を遂げているのかを比較してみた。ぜひ、検討する際の参考にしてほしい。

スペックの比較

まずは、それぞれのスペックや仕様を確認してみよう。

iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxの比較表
iPhone 8、iPhone X、iPhone XS、iPhone XRの比較表 ※カラーや容量は2019年9月25日現在のものになります

iPhone 11シリーズは、iPhone 11 ProとiPhone 11 Pro Maxの背面の3眼カメラが目をひくだけでなく、CPUの強化やバッテリー駆動時間も伸びるなど、その性能は大きくアップデートしている。

iPhoneのモデルを選ぶとき、ひとつの基準になるのはカメラ性能だろう。iPhone 7 Plus以降のデュアルカメラは広角+望遠という構成だったが、iPhone 11シリーズには超広角カメラが加わった。カメラをよく使う人や、表現力が増したカメラを楽しみたい人は乗り換えを検討してもよさそうだ。

iPhone 11シリーズの超広角カメラで撮影

それでは、新モデルの特徴的な項目を見ていこう。

画面サイズの比較

画面サイズは、iPhone 11が6.1インチ、iPhone 11 Proが5.8インチ、iPhone 11 Pro Maxは6.5インチで、それぞれiPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Maxの関係と変わってはいない。解像度もそのままだ。

iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone XR、iPhone XS、iPhone X、iPhone 8の液晶サイズの比較表

ただ、まったく同じディスプレイを使っているわけではなく、iPhone 11 Proと11 Pro MaxはSuper Retina XDRディスプレイへと進化した。輝度を数値で表すと通常時の最大は800nit(ニト)で、従来の625nitから大きく向上。屋外の日光下でも画面をはっきり見ることができる。これに加えて、HDRコンテンツの表示時には最大1,200nitまで輝度を上げられる。より明るく、見やすいディスプレイになったと言っていいだろう。

本体サイズ・重さの比較

iPhone 11 Proと11 Pro MaxはiPhone XS、iPhone XS Maxと比べると、液晶サイズは変わらないものの、若干大きく重くなっている。また、iPhone 11シリーズとiPhone XS、iPhone X、iPhone 8を比較すると、やや厚みが増えているため、手にしたときに違和感があるかもしれない。しかし、横幅はそれほど変わらないため、それほど持ちにくいとは感じないだろう。

iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone XR、iPhone XS、iPhone X、iPhone 8の本体サイズの比較表

数字上は、iPhone 11 ProはiPhone XSより11g、11 Pro MaxはiPhone XS Maxより18g重量が増しているが、実際に手にしてみた筆者の体感としては、そこまで気にする必要はないというところだ。また、iPhone 11については、iPhone XRとサイズ・重さともに変わっていない。それでも最軽量となるiPhone 8と比べると46gも重いので、小さく軽いiPhoneがほしい人はiPhone 8を選ぶのもいいだろう。

カラーバリエーション

iPhone 11 ProとiPhone 11 Pro Maxはそれぞれ、ミッドナイトグリーン、ホワイト、スペースグレイ、ゴールドの4色展開。フレームにはステンレススチールが採用され、背面のガラス部分はiPhone XS、iPhone XS Maxの光沢感のある処理と異なり、曇りガラスのような落ち着いた印象になっている。

iPhone 11 Pro

iPhone 11 Proのカラーバリエーション

iPhone 11はパープル、イエロー、グリーン、ホワイト、ブラック、(PRODUCT)REDの6色展開。こちらはフレームにアルミニウム、背面はiPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxと同じくガラス素材を採用。また、パープルやイエロー、グリーン、レッドの色味としては、iPhone XRよりもやや薄く、抑えめの発色が特徴だ。

iPhone 11のカラーバリエーション

iPhone XRと11シリーズは「3D Touch」から「触覚タッチ」に

iPhone 11シリーズでは、iPhone XRから搭載されていた「Haptic Touch(ハプティックタッチ)」と呼ばれる“触覚タッチ”に対応し、「3D Touch」は非搭載となっている。

3D Touchは画面を強く押し込むことで圧力を検知し、ショートカットなどの操作が可能になる機能だが、触覚タッチは圧力を検知せず、長押しした際に軽く振動することで、押し込んだかのような感覚を得られる。ロック画面や通知センターに表示された通知ポップアップを長押しするとプレビューできるなど、新たな機能もあるが、基本的にはどちらも使い方としては変わらない。3D Touchを多用していた人は、少し違和感があるかもしれないが、すぐに慣れるだろう。

また、iPhone 8まで搭載され、iPhoneの特徴でもあったホームボタン兼用の指紋センサー「Touch ID」も、iPhone 11シリーズには非搭載となっている。顔認証の「Face ID」でも問題はないのだが、花粉症の時期にマスクを着けている人などにはやや不便に感じるかもしれない。なお、現行モデルでTouch IDに対応しているのはiPhone 8のみとなった。

iPhone 11シリーズは「広角+望遠」から「広角+超広角」に

iPhone11シリーズでもっとも大きく変わったのがカメラだ。iPhone 11 Proと11 Pro Maxは広角、超広角、望遠のトリプルカメラで、焦点距離13mm~52mm相当をカバーする。

iPhone 11 Proの3眼カメラ

また、iPhone 11も広角+超広角のデュアルカメラを搭載し、シングルカメラのiPhone 8やXRでは人物の背景しかぼかせなかったポートレートモードも、iPhone 11では人物以外でも利用できるようになった。あわせて、従来は望遠を使ってポートレート撮影していたため、画角が狭い印象があったが、iPhone 11では広角でのポートレート撮影が可能となっている。一眼レフカメラのような、被写体を際立たせる印象的な写真をより手軽に撮影するなら、iPhone 11シリーズが向いているといえるだろう。

iPhone 11の広角レンズを用いたポートレートモード撮影

また、夜間撮影で威力を発揮する新機能「ナイトモード」も搭載された。明るさが足りない場所で撮影する際、自動的にオンになり、フラッシュを使用せずに自然な色味で明るい写真を撮影することができる

iPhone 11シリーズでのナイトモード撮影 iPhone 11シリーズでのナイトモード撮影

駆動時間は最大5時間も増加

iPhone 11シリーズは、最新プロセッサ「A13 Bionic」を搭載。従来製品と比較すると、CPUの処理速度は20%速く、グラフィックを司るGPUも20%高速になっている。

iPhone 11 Proでのゲーム画面

発表イベントでは他社ハイエンドモデルと比較し、高性能であることが大きくアピールしていた。とはいえ、iPhone XSやiPhone XRに搭載されていた「A12 Bionic」も十分に高速かつ強力なCPUのため、通常操作や動画視聴、ゲームプレイにおいては、その差をダイレクトに体感することはないだろう。

では、A13 Bionicにアップデートされた意味はないのかといえば、もちろんそんなことはない。まず、処理性能が上がっているにもかかわらず、電力効率は大幅にアップしており、高速コアは消費電力を最大30%削減。高効率コアで40%、GPUでも最大40%削減された。結果として、iPhone 11はiPhone XRと比べて駆動時間が1時間長く、iPhone 11 ProはiPhone XSより4時間、iPhone 11 Pro MaxはiPhone XS Maxより5時間も伸びている。またiPhone 8以降、対応しているワイヤレス充電についても、iPhone 11シリーズは対応している。

防水性能はiPhone 11 Proと11 Pro Maxが上位

どの機種も最低限の防水性能は搭載しており、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxは表記としてはIP68でiPhone XS、iPhone XS Maxと変わらないが、「水深2mで最大30分間の耐水性能」から「水深4mで最大30分間の耐水性能」に強化されている。また、iPhone 11はiPhone XRのIP67(最大水深1mで最大30分間の耐水性能)からIP68(最大水深2mで最大30分間の耐水性能)に強化された。

iPhone 11の防水性能

iPhone 11シリーズは「超広帯域チップ」を搭載し、「Wi-Fi 6」にも対応

ほかにも、iPhone 11シリーズには3機種とも、これまでにない機能が採用されている。

まず、超広帯域チップ「U1」。これは超広帯域(UWB= Ultra Wide Band)無線システムに対応したもので、空間認識のため超広域帯テクノロジーを使い、U1チップを搭載したほかのApple製デバイスの場所を正確に認識できるようになっている。

たとえば、AirDropを使う際に役立つ。現在は、AirDropを有効にすると、周囲の対応端末の名前がすべて出てきてしまい、目的の送信先を見つけるのが面倒なこともある。しかし、U1チップを搭載したiPhone 11以降なら、iPhoneを向けた先にあるiPhoneを優先的に認識し、リストの先頭に表示するといったことが可能になる。

さらに、新しい無線規格である「Wi-Fi 6」こと「802.11ax」に対応している点も見逃せない。ダウンロード速度は最大38%高速になり、実行スループットで1Gbpsを超える高速通信が可能と、これまで以上に高速で多接続な通信が実現する。対応した無線ルーターも徐々に増えてきており、iPhone 11シリーズなら、その性能を最大限に体感できるだろう。

カメラ性能を重視するならiPhone 11 ProかiPhone 11 Pro Max

カメラ性能に重点を置くなら、間違いなくiPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxがおすすめだ。望遠は必要ないが、少しでも安く、またバッテリー持ちがよい端末がほしいというユーザーならiPhone 11でも十分に快適に使用できる。iPhone 11シリーズを選ぶか、それ以前の機種にするかは、超広角カメラに魅力を感じるか、数時間伸びたバッテリー持ちをどう評価するかが大きなポイントになりそうだ。

iPhone 11 ProとiPhone 11のカラーバリエーション

iPhone 7以前からの買い替えなら、CPUは1ランク下がるが、iPhone XRもまだ十分に現役だ。できるだけ小さいiPhoneがほしい、あるいはTouch ID対応のモデルがいいなら、現行モデルでいちばん小さいiPhone 8を選択してもいいだろう。

さらなる進化を遂げたiPhone 11シリーズはもちろん、現在発売されているモデルは、どれも機能としては充実している機種ばかり。この記事を参考に、ぜひ自分に合ったモデルをセレクトしてほしい。

文:山本竜也

※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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