2019/01/23
スマホスタンドのおすすめDIY事例8選 牛乳パックなど身近なものでかんたん自作
スマホでWebや動画を見るときなど、ちょっとした支えをほしいときがある。専用のスマホスタンドも販売されているが、わざわざ買うのも面倒……。そんなとき、特別な材料を用意しなくても、家やオフィスにある身近なものをそのままスマホスタンドに活用できる自作アイデアを8つ、お手軽順に紹介しよう。
洗濯バサミが一瞬でスマホスタンドに!
トップバッターは大きな洗濯バサミ。家で動画を見るときなどにうってつけだ。これにスマホを挟んで立てるだけでスタンドになる。
見た目はさておき一瞬でできるし、安定性も抜群。実は使い勝手がかなりよい。もし自宅に洗濯バサミが余っていたら、試してみてほしい。洗濯バサミによってはiPhone Xなどの画面が大きい機種だと挟み切れない場合があるので、ベストな組み合わせを見つけるのもまたおもしろい。
メガネがそのままスマホスタンドに!
なんとメガネもスマホスタンドになる。メガネのつるを15°ほど開き、その上にスマホを乗せるだけと非常にお手軽だ。
試してみたところ、機種によってはスマホの重さでメガネのつるが動いたりするので、しっかりと支えたい場合は、マスキングテープなどでつるがクロスする部分を固定すると良い。
ダブルクリップ2つで完成! 安定性抜群のスマホスタンド
次はオフィスやデスクにあるダブルクリップ。これを大小2つ用意して、写真のように小さいクリップの羽部分を大きなクリップで挟めば、お手軽スマホスタンドが完成。
洗濯バサミのスタンドと違い、こちらはクリップの組み合わせによって、ある程度大きなスマホにも対応できる。小さなクリップがなければ大きなクリップふたつでも問題ない。仕事の昼休みなどに試してみよう。
立てるだけ! カセットケースがレトロなスマホスタンドに変身
昔懐かしいカセットテープのケースもスタンドになる。レトロとフューチャーの融合だ。
写真のようにケースを開いてスマホを立てかければ完成。縦置き・横置きともに対応するので大変重宝する。横置きして滑ってしまう場合は、スマホにシリコン製のスマホケースなどを装着すると安定する。もしラックやタンスの奥に眠っているカセットテープがあれば、試してみてほしい。
曲げるだけ! 不要なカードがスマホスタンドに
お手元に使ってないポイントカードはないだろうか。プラスチック製か厚めの紙などしっかりしたカードであれば、曲げるだけでスマホスタンドが完成する。
特別な道具は必要なく、手で折り曲げるだけ。写真のようにZ型に三つ折りにしつつ、真ん中部分は少し長め(目安は3〜4cm)に残しておこう。
硬いカードであれば、実際の安定性もそこそこ。外出先でスマホスタンドが必要になった場合の緊急手段として、財布にある不要なカードを活用できる。
ゼムクリップ2本が有能なスマホスタンドに!
こちらはゼムクリップを曲げて作るスタンドで、1分程度で完成する。まずはペンチと大きめのゼムクリップをふたつ用意しよう。
クリップの切れ目になる部分を下に向け、下から0.5mmくらいの箇所を90°上に曲げる。あとは写真のように15°ほど上下に開き、同じものをもうひとつ作れば完成。
ふたつ並べてスマホを置けばスタンドになる。角度は自分で調整できるので、好みに応じて曲げてみよう。安定性もあり、ミニマルな見た目。なにより超絶軽いので、ペンケースなどに忍ばせておくなど持ち運びも便利だ。
不要なペンが個性的なスマホスタンドに生まれ変わる!
鉛筆やボールペンを有効に再利用してみよう。用意するのはペン5本と輪ゴムを数本。
まずはペンを2本とり、輪ゴムで両端をくくる。次に、両端をくくったペンの両はじに、1本ずつペンをくくろう。
三角形にペンをくくったら、仕上げに支え用のペンを下の写真のようにくくりつける。スマホを乗せれば完成だ。
接合部を輪ゴムでしっかりとくくってしまえば意外にしっかりスマホを支えてくれる。またこのとき、支える側のペンは、上部に消しゴムがついている鉛筆やシャーペンだと滑り止めになってより安定する。
牛乳パックをリサイクル! 切るだけスマホスタンド
工作好きにはこちらの「牛乳パックスタンド」。まずは洗って乾燥させた牛乳パックを用意。
長方形の部分を2辺繋げた状態で半分にカットしたあとに折りたたみ、上の写真のような形にカットする。そのまま広げてスマホを乗せれば完成。
表面に色紙やテキスタイルを貼り付けたり、マスキングテープで装飾すれば、見た目も自由にアレンジできて、耐久性もアップ。子どもと一緒に作っても楽しいだろう。
今回紹介したスタンドはいずれも簡単で、すぐにできる。家でもオフィスでも、ちょっとスマホを支えたいという時にぜひお試しいただきたい。
文:鈴木雅矩(スズキガク)