意外と知らない「iPhoneのウェブ検索を快適にする」便利なコマンド5つ

iPhoneには、快適に使用するためのさまざまな便利機能が存在する。なかでも、日常的に使用する頻度の高い「インターネット検索・閲覧」にまつわる隠れ機能は、知っておくと大変使い勝手がよい。今回は、iPhoneでのインターネットが快適・スムーズになる便利な機能を5個紹介する。

画面上のQRコードは長押しするだけでOKだった！

ネットサーフィンをしていると見かけることのあるQRコードだが、スマホで閲覧している場合、カメラで読み取ることができないので一旦パソコンやタブレットに表示させてから読み取るなどのひと手間が必要だった。ところがiOS 11からは、Safariで閲覧しているページに表示されているQRコードの場合、長押しすると直接Webサイトに移動できる。たとえば以下のQRコードはauスマートパスのページに移動するものである。このQRコードを長押しすると、Webサイトへのリンクが表示される。

リンクをクリックすると、そのサイトに移動することができる。iPhone1台でQRコードが読み取れるのは大変画期的だ。

QRコードの読み取りは標準カメラをかざすだけでOK！

以前はQRコードを読み取る際には専用の読み取りアプリを使用する必要があったが、iOS 11からは標準搭載のカメラをQRコードにかざすだけで読み取ることができる。

iPhoneのカメラを立ち上げ、QRコードにかざすと、即座に画面上部に「WEBサイト QRコード 〇〇.comをSafariで開く」というリンクが表示される。

ロック画面でも左スワイプで即座にカメラを立ち上げられるので、最小限の操作でQRコードのリンクに飛べるのは大変便利。

iPhoneでもSafariページ内キーワード検索ができる！

Webで調べ物をしているとき、そのページの内で特定のキーワードを検索したいときがある。Safariでは、ページ内の特定の単語を検索することが可能だ。Macなら「⌘（Command）＋F」と、Windowsなら「Ctrl＋F」と同じ要領だ。

Webページを表示している状態で、画面下部の四角いアクションボタンをタップし、虫メガネのマーク「ページを検索」を選択。

検索したい単語を入力すると、その単語が黄色の網掛けで表示される。

特定のキーワードを検索できるので、ニュース記事やショッピングサイトを閲覧しているときなどに役立ちそうだ。

うっかり閉じちゃった！ もう一度見たいページを再表示する

Safariで閲覧していて、誤タップなどによりページをうっかり閉じてしまうことがある。閉じてしまったページは簡単な操作で再表示することができる。右下の四角がふたつ重なっているマークをタップし、下部中央の「＋」マークを長押しすれば、「最近閉じたタブ」一覧が表示されるので、もう一度見たいページをタップしよう。

外部リンクは別タブで開いておいて、「あとで読みたい」ときの裏ワザ

iPhoneのSafariでWebを閲覧中に他ページへの外部リンクをタップすると、即座に新しいリンクが表示されてしまう。忘れないようにリンク先は開いておきたいが、あとで読みたいという人におすすめなのが、「バックグラウンドで開く」方法。

これには事前の設定が必要で、まずは［設定］＞［Safari］＞［リンクを開く］＞［バックグラウンド］と設定する。

そのうえで、あとで読みたいリンクを長押しすると、「バックグラウンドで開く」というオプションが出るので、選択すると、今見ているサイトの背後（タブ一覧の中）で開いてくれるので、画面が切り替わることなく今見ているページを読み続けられる。

「バックグラウンドで開く」で開いたページは、タブ一覧で確認できるので、あとからゆっくり閲覧できる。

Safariのちょっとした便利機能でWeb閲覧を快適に

以上、Safariを利用するうえで便利な機能を5つ紹介した。これを参考に、日々のWeb閲覧を少しでも快適にするヒントとして欲しい。