2019/06/21
賢い男はau PAY! 3のつく日に「理想のデート」を女性に採点してもらう
デートというものがある。恋人や友達以上恋人未満な人たちが、どこかに出かけることだ。そのデートの内容により、相手を最高のパートナーか見極めることで「結婚」を意識しだすのだろう。
よって、結婚への道のりはデートが大切なのだ。デートコースでその人のセンスがわかり、お金の使い方で結婚後の生活も見えてくる。つまりデートこそが結婚への最初の一歩。ということで、私の考える最高のデートを採点してもらおうと思う。
理想の男
私は33歳の独身男性だ。年齢的に周りは結婚している人が多い。しかし、私は独身である。決して「結婚しない」と誓ったわけではない。私の理想に周りがついてきていないだけだ。デートコースの選定、金銭感覚など、私は常に理想の中にいるのだ。
どのくらい私が理想の男性なのかを説明したい。私が練りに練った完璧なるデートコースを女性と周り、採点してもらうのだ。そのために3のつく日を選び女性を探してもらった。3のつく日がより理想の男性をアピールできるからだ。その理由は後ほど!
8時:新三郷駅集合
今回、私の考えた理想のデートを採点してくれるのは「鶴あいか」さん。私の理想すぎるデートにより、このあと本当に付き合うことになるかもしれない。鶴さんは私の著書「妄想彼女」を読んでくれているとのことで、その繋がりだけで半ば強引に紹介していただいた。とはいえ、これは“ある”ぞ。もう妄想は終わりだ。
- 鶴あいか
-
大阪府出身。ドラマ『終着駅 荒野の証明』、『BRIDGE』~ひと口、あなたに~ などに出演し、舞台、CMなどでも活躍。
2017年Amazonプライム「Bachelor JAPAN」に出演し話題に。
朝日放送「ザキ山小屋」の番組アシスタントの“山ガール”に抜擢される。
その他、ナレーション、モデル、英語・方言指導など幅広く活躍中。
鶴さんは気遣いのできる落ち着いた女性だ。そうでありながら、「Bachelor JAPAN」では積極的な一面を見せるなど、そのギャップも魅力的だ。ギャップ……とても大切な要素だ。私のデートプランで、より積極的になるだろう。だって理想の男(私)が考える理想のデートなのだから。
鶴さんとは「新三郷駅」で待ち合わせをした。まず最初に向かうのは朝食だ。あえてブレックファーストと言いたい。そのために電車に乗り「北松戸駅」に向かう。鶴さんは驚いていた。「なぜ新三郷駅で待ち合わせたのか?」と。大丈夫、あとでわかるから。
ボナペティートは住宅街にあるおしゃれなパン屋さん。チェーン店などではない個人店だ。ここにめちゃくちゃ美味しいパンがある。それを食べることでこのデートは幕を開ける。こちらのパン屋さんではマーガリンやショートニング、ラードは使用せずバターのみを使い、無添加でパン生地を作っている。
ここの「デニッシュ食パン」を食べてほしい。あの有名な京都祇園発祥のデニッシュ食パン専門店で修業した職人さんが、さらに素材を厳選してつくり上げた究極のデニッシュ食パンなのだ。これが本当に美味しい。つくるのに2日かかるので、2日前に予約していないと売り切れることもあるくらいだ。
「デニッシュ食パンを食べよう」と私は鶴さんに言った。「私が払うから」と続けた。気前のいい男性のアピールである。器のデカさを知ってもらうためだ。私は今日のデートのために、なんと1万円を準備している。先月のガス代をまだ払っていない私には大金だ。そんな1万円をスマートに、そして賢く使ってみせるのだ。
※ポイントは後日反映されます
au PAYは、au スマートパスプレミアム会員の場合、3の付く日ならば200円(税込)ごとに20%のポイントが付く。加えて3の付かない普通の日でも1.5%のポイントがもらえ、さらに「食べログ」特集ページ掲載の対象店舗だと5%分のポイントが追加される※。要するに今回は、929円分のパンを買ったので212ポイントが付いた。ただ払えばいいだけではないのだ。結婚となると金銭感覚も重要だ。私はデートで常に結婚を見据えている。
※対象期間は2019年7月末までとなります。
ちなみにポイントは、au PAYの支払いとしても使えるし、毎月のau利用料金に使うこともできる。ゲームや楽曲などのデジタルコンテンツ購入時の「auかんたん決済」でも利用できるなど、マイナス要素はゼロ。つまり堅実な男をアピールできるのだ。
1.5斤を半分こした。多いように感じるかもしれない。しかし、甘み、食感、風味などすべてにおいて完璧なデニッシュ食パンである。私はこんなに美味しい食パンを知らない。世界一美味しいと思う。そのためペロリと完食できてしまうはずだ。最高のデートのスタートである。
ボナペティートでは、ほかにも「揚げていないカレーパン」などもおすすめ。カレーがパンに馴染み、最高に美味しい。パンってこんなに美味しかったっけ? と思うほどに美味しい。お店は駅に面していたりするわけではないけど、2001年にオープンしてから今もお店が繁盛している理由がわかった。美味しいから、いや「美味しすぎる」からだ。
10時半、イケアで2人の夢を語る
次は「イケア」に足を運んだ。イケアはスウェーデン発祥の家具のお店だ。家具の展示スタイルが面白く、実際の部屋を模してコーディネートされている。つまり、結婚後の生活が見えてくるのだ。2人の未来が想像できる、素晴らしいデートコースといえよう。
鶴「朝の集合場所が、このイケアの見える「新三郷駅」でしたよね?」
地主「そうです、戻ってきました!」
鶴「なんでですか?」
地主「ドラマやアニメは次回予告がありますよね? あれワクワクしませんか?」
鶴「……しますね」
地主「それです! デートにも予告編を取り入れるテクニックです! 次の場所を最初にチラ見せすることで、ワクワクをつくり出すんです。ワクワクは「=トキメキ」です。サプライズにもなります。現に今、驚いていますよね?」
鶴「 驚いてはいます。 なんでわざわざ新三郷駅で待ち合わせをしたのか。私の家からは、より遠い新三郷駅に。 今すごくモヤモヤしています 」
地主「モヤモヤというなんとも言えない感情が愛に変わるんです! このテクニックをデートの相手に説明したくはなかったですが」
鶴「地主さんがよく使うテクニックなんですか?」
地主「いえ、一週間前に思いつきました。いいでしょ!?」
「これは鶴さん専用のクッションね、俺だと思って抱きしめて」、「このソファに座って映画を観るのもいいね。『ラ・ラ・ランド』って観た? 最高だよね」、「僕らの子どもが小学校に入学したらこの机を買おう」などと、私が2人の生活について語った。3時間くらい語った。私には見えているのだ、鶴さんとは初対面だけれど、2人の子どもが小学校に通う未来が。
鶴さんも、「そうですね……」と笑っていた。ここでの「……」は気まずさではない。きっと鶴さんも私との未来が見えてきているのだろう。それを思い描くための時間としての「……」だ。鶴さんは一切、夢を語らなかったけれど、ブレックファーストを食べて、夢を語る。理想のデートだ。
家具が並ぶショールームを抜けて、食器などが売られているマーケットホールに向かう。ここで私は言った。「好きなものを買っていいよ、初デートの記念に」と。私の器の大きさを知ってもらうためだ。もう鶴さんは私に夢中なのではないだろうか。私の器の大きさに。
地主「かわいいカップですね! 私も色違いを偶然選んでいました! 運命ですかね!」
鶴「あ、はい……」
もちろん色違いを選んだのは偶然ではない。運命をより鶴さんに印象づけるために、注意深く彼女を観察して、こっそり選んだのだ。人は運命に弱い。鶴さんの「……」は、運命を噛みしめている証拠だろう。
※ポイントは後日反映されます
そうこうしているあいだに、もう昼食の時間になっていた。時が経つのは早い。私のデートコースが素晴らしいからだろう。イケアが素晴らしいのもあるけれど、そのイケアをデートコースに選んだ私が素晴らしいのだ。さっそく昼食といこうではないか。イケアにはレストランもあるのだ。
※ポイントは後日反映されます
ここでも支払いはau PAYだ。3の付く日は20%もポイントが付くのだ。そういう堅実さをアピールしつつ、気前の良さもアピール。本来なら相手のぶんは1円だって払いたくはないけれど、今日はデートで3の付く日。au PAYで払ってあげるのだ。理想的だ。着実に理想の男になっている。
「こんなに美味しいの!?」と驚く。しかも安い。シナモンロールなんて90円よ。日本にいながらスウェーデンなのだ。なんて素晴らしいデートプランなのだろう。もしイケアに行ったことがない人がいたら絶対に行ったほうがいいよ。楽しくて安くて美味しいから。
14時、平和なはずの中川
「一緒に服を買いに行く」というイベントもデートでは外せない。選んだ服を相手に当てがい「似合っているよ」なんて、キャッキャと会話するのだ。これが楽しいデートというもの。その前に、せっかくなので中川の土手を歩いた。天気もよく最高の散歩日和だ。
天気もよく、平和的な時間が流れている。2人の未来を祝福するような青い空だ。私は川辺に近づこうと提案した。「水切り」をしようと思ったのだ。私の肩の強さをアピールしたいからだ。それに何回バウンドしたか、というのはデートでは絶対に盛り上がる。
鶴さんの水切りは1回だった。つまり川に石を投げただけ。「でも、いい軌道でしたよ。あと、なんかいい匂いがしました」とフォローする優しい俺をアピール。そして、いよいよ私の番だ。デートなんて滅多にしないので力みがあったのかもしれない。理想の男ではあるけれど、実践経験はまた別の話だ。
びっくりした。とてもびっくりした。ボナペティートのデニッシュ食パン、イケアのレストランも驚いたけれど、それとは違う驚きが起こった。力みすぎて手の回転に体が引っ張られ落ちた。でも、大丈夫。水切りとしては1回。鶴さんと一緒。運命を感じているだろう。
でも、大丈夫。このあとちょうど2人で洋服を買いに行く予定になっていたから。そこで着替えようではないか。私のファッションセンスを見てもらうチャンスでもある。その道中も会話に花が咲く。鶴さんは中学時代にバスケットボールをしていたそうだ。私は帰宅部だったけれど、心はバスケ部だと伝えた。
近くにある「2nd Street」にやってきた。2nd Streetはリユースショップでオシャレな洋服も豊富にある。私は2nd Streetでスケボーを買ったことがある。安くていろいろあって楽しいのだ。本当になんでもあるのでデートスポットしても完璧だ。
「好きなものを買ってあげるよ」とやっぱり私は鶴さんに言った。鶴さんは「いや、それより早く服を買って着替えてください」と私をいたわってくれた。なんて優しい女性なのだろう。2人の生活を始めても、きっとスムーズにいくだろう。このあと、家でも探しに行こうかしら。
※ポイントは後日反映されます
ここでも堅実さをアピール。3の付く日にau PAYで払えば20%ポイントが付くのだ。生活に必要なもの(今回で言えば乾いているカッコいい服)を賢く買い物する。さらにau PAYなので、濡れた財布からお金を出すという非スマートはない。スマートの権化なのだ。
私は普段オレンジの服を着ているけれど、理想のカッコいい服を選んだ。鶴さんがバスケ好きということで、服はバスケ選手を意識し、ベレー帽は私が美大卒なので、そのアピール。サングラスはズボンの白と合わせてみた。これだけ買って5,000円弱。安くてカッコいい。
鶴「なんというか、攻めましたね」
地主2「そうですか? 本気のチョイスなので、私のセンスが攻めの姿勢なのかもしれません!」
鶴「そうなんですね……」
地主2「バスケしませんか? 中学時代を思い出して!」
鶴「バスケの話をしなければよかったです」
地主2「私のいない過去を思い出して悲しくなりましたか?」
17時、晩御飯はカツ!
最後は晩御飯でこの理想のデートは終了だ。食事の間隔が早いのは「このあと、急な仕事があるので」と鶴さんが言ったからだ。お互い社会人だ。しかも3の付く日を指定してのデートだったので、急な仕事は仕方がない。ただ美味しいディナーがあるので、と少し早い晩御飯となった。
とんかつの松乃家だ。美味しいのだ。私は徹夜明けによく食べに行っている。朝からとんかつは幸せの象徴。これを目標に徹夜を頑張るほど。安くて美味しいのだ。朝限定の得朝ロースかつ定食はさらに安くて400円。最高のお店なのだ。
着替えてよりカッコよくなった私は、やはりここでも言った。「好きなものを食べていいよ」と。気前のよさだ。もちろん、支払いはau PAY。グルメに詳しく、金銭感覚も素晴らしく、堅実。素晴らしいデートとなっている。理想だ。理想がすぎる。
※ポイントは後日反映されます
スムーズだ。とてもスムーズだ。au PAYのおかげだ。財布からお金を取り出しゴソゴソするという、スマートの対極にある行為がないのだ。しかも「食べログ」キャンペーン対象店なので※合計26.5%もポイントがつく。3の付く日をデート日に指定してよかった。すべてにおいて理想の男になっている。
※対象期間は2019年7月末までとなります。
めちゃくちゃ美味しい。夫婦となった私たち2人が今後も勝ち続けるための「カツ」でもあるのだ。そういうチョイスだ。なにに勝つかは知らないけれど、そういうげんを担ぐことで古風な頼れる漢となるのだ。
採点してもらいました
これで理想のデートが終わった。理想通りだったと思う。美味しい食事に、ウィンドウショッピングで未来を語る、完璧なチョイスだ。あらゆるアピールができた。もちろん、これで結婚は早いと思うけれど、「付き合おう」くらいにはなったと思う。本気のデートコースなのだから。
地主2「えええええええ!!!! まさかのマイナス10点! なんで? なんで??」
鶴「なんでしょうね……、お店はそれぞれ最高だったんですよ。ボナペティートは衝撃的な美味しさでしたし、イケアのショールームは夢が詰まっていましたし、松乃家のチーズトマトロースかつ定食はお値段に驚く美味しさでした。地主さんもいい人なんでしょうけど……なんか無理。2人の未来を語るところは本当に気持ち悪かったです。2nd Streetも品揃えが豊富で、気になっていたオーブントースターも見つけました。地主さんが濡れてさえいなければ、普通に自分の買い物を楽しみたかったです」
地主2「濡れたままのほうがよかった?」
鶴「そもそも川に落ちる意味がわかりません」
地主2「あれは私も驚きました! なにが起きたのかと思いましたよ!」
鶴「なんでしょうね……もし、ひとりだったら最高の1日でしたね」
地主2「au PAYはよかったでしょ、賢く堅実な感じ」
鶴「3の付く日の20%はよかったですけど、全体的に安いですし、この金額なら私が払ってそのポイント欲しかったですよ!」
地主2「やだよ! 俺のポイントだよ! 20%は大きいよ!」
鶴「だからマイナス10点なんです!!!」
地主2「このバスケの服には10と書いてあるのに!」
鶴「じゃ、その背番号の10点と相殺で0点です!」
地主2「もっと数字の大きい服にすればよかった!」
鶴「そういう問題ではなく、0点! 本当はマイナス10点なんですからね!」
地主2「本当に? 本当~に?? 数は少ないけれど、私は過去にも似たようなルートでデートしてきたのよ」
鶴「その結果、どうでした?」
地主2「……30代独身ですね」
脳内で考えてほぼ実践してこなかった私のデートプランは、どうやら理想ではなかったらしい。お店のチョイスなどはよかったそうだけれど、とにかく私自身がダメだったのだ。鶴さんは「出会ったことを忘れたい」とも言っていた。でも、私は忘れない。au PAYの20%のポイントが残高画面に刻まれているのだから(ポイントは翌月反映されます)。
au PAYを使おうぜ!
理想のデートと思っていたけれど、そうではないとわかった。今後の課題にしたいと思う。ただ、3の付く日のau PAYの20%ポイントは素晴らしい。今日で言えば、ほぼ2,000円もらえるのだ。デートできて、さらに2,000円もらえるのだから素晴らしい1日。振られたけれども2,000円だ。その2,000円で自分磨きをしようと思う。
文:地主恵亮
出演:鶴あいか
撮影:有賀誠文
取材協力:ボナペティート、IKEA新三郷、2nd STREET三郷店、松乃家 北小金店
※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。