2018/09/13
| 更新
2020/08/13
Netflixって? 今さら聞けないVOD(ビデオ・オン・デマンド)とあわせて解説
昨今、街の広告やテレビCM、友人との会話などで「Netflix(ネットフリックス)」をはじめとした“VOD”(ビデオ・オン・デマンド)サービスについて見聞きする機会が増えているのではないだろうか。どこにいても好きなときに、好きな映像コンテンツを見ることができるVODは、いまや新しい試聴スタイルとしてすっかり定着しつつある。
本記事では、NetflixをはじめとしたVODサービスについて解説すると同時に、Netflixでしか見られないオリジナルコンテンツなどの人気作品を紹介する。
VODとは?
VODとはビデオ・オン・デマンド(Video On Demand)の略で、放映時間が決まっているテレビ番組や映画、あるいは店舗まで出向いて借りるレンタルDVDなどに対し、ユーザーが観たいときにさまざまな映像コンテンツが視聴できる動画ストリーミングサービスのこと。国際線旅客機の機内サービスで用意されている映画のシステムがまさにVODといえば、イメージしやすいかもしれない。
かつて、映像コンテンツを家庭で見るには、レンタルビデオ店に赴き、ビデオテープやDVDを借りるしかなかった。それがインターネット、とりわけブロードバンド回線の普及によりオンラインでのレンタルへとシフト。
当初は作品ごとに料金を支払う「ペイ・パー・ビュー」方式が多かったが、近年、市民権を得つつある音楽配信サービスと同様に、一定額を支払えばサービス内の映像を何本でも楽しめる見放題の「サブスクリプション」方式へと進化したのだ。
Netflixが全世界で注目を集めている理由とは?
さて、なかでも190カ国以上、1億9,300万人以上(2020年7月現在)もの会員数を誇る最大手・Netflixの特長を具体的に解説していこう。最大の特長は、インターネットにつながっていれば端末を選ばず、映画やドラマ、アニメなど膨大な映像コンテンツが本数制限なしで見放題ということ。VODサービスによっては、新作映画など一部コンテンツは追加料金が必要な場合もあるが、Netflixならすべてのコンテンツが月額料金で見放題だ。
ラインナップは、公開間もない映画作品からオンエア中のテレビドラマにアニメ、Netflixでしか見られないオリジナル人気作品とさまざま。近年はユーザー獲得のため各社とも「ここでしか見られない」独自制作の番組づくりに力を入れ、しのぎを削り合っているが、数々の賞に輝いた海外ドラマや映画などのNetflix制作のオリジナル作品も粒揃いだ。
『ARASHI's Diary -Voyage-』Netflixで独占配信中
ハリウッドの“破壊王”マイケル・ベイが監督を務めたアクション映画『6アンダーグラウンド』をはじめ、全世界で社会現象を巻き起こした『ストレンジャー・シングス 未知の世界』といった海外ドラマ、嵐5人での最後のドキュメンタリー『ARASHI's Diary -Voyage-』など、ハイクオリティな作品が豊富に用意されている。
『日本沈没2020』Netflixで独占配信中
Netflix制作のオリジナル作品ではほかにも、山田孝之の怪演が話題を集めた『全裸監督』や、小松左京の名作を初アニメ化した『日本沈没2020』、マーティン・スコセッシ監督作『アイリッシュマン』、クリス・ヘムズワース主演作『タイラー・レイク -命の奪還-』、さらにNBAを代表するスーパースター、マイケル・ジョーダンを追ったドキュメンタリー『マイケル・ジョーダン: ラストダンス』、また日本のアニメ作品『泣きたい私は猫をかぶる』、『攻殻機動隊 SAC_2045』、『バキ』なども人気だ。
こうした海外ドラマ、日本ドラマ、アニメ、バラエティは膨大な数にのぼるが、とりわけ若い女性を中心に人気を集めているのが韓国ドラマ。なかでも韓国財閥のお嬢様が北朝鮮の軍人と恋をする『愛の不時着』に、ソウルの飲食店激戦区で奮闘する若者たちのドラマ『梨泰院クラス』、愛を知らない人気童話作家と精神病棟で働く男の異色の恋愛ドラマ『サイコだけど大丈夫』といった作品は、新たな韓国ドラマブームの火付け役となっている。
さらに『ジョーカー』『ヴェノム』『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』など、Netflixで配信されているハリウッド映画も見逃せない。また、『新聞記者』『万引き家族』といった日本映画や、絶大な人気を誇る『鬼滅の刃』をはじめ、『映画 聲の形』『劇場版 幼女戦記』などのアニメ作品も豊富。ほかにも、日本・海外の新旧テレビドラマやアニメ、バラエティ番組など、幅広いラインナップを取り揃えている。
便利な機能が満載。パソコンやスマホでの視聴もおすすめ
ここで紹介したのは、ほんの一部。あまりに映像コンテンツが豊富で、どれを見ていいのかわからないと迷ってしまうかもしれないが、Netflixには強力なレコメンド機能がある。ユーザーの視聴履歴を自動的に学習し、“マッチ度”の高い作品を提案してくれるほか、各作品を見る前にもこの数値を参照できる。この機能を参考にすることで、魅力的な作品に出会えるだろう。
Netflixのもうひとつの魅力は、テレビに限らずパソコンでもスマホでも見たいと思ったときに「いつでもどこでも見られる」こと。アプリで視聴すれば、テレビで見た作品の続きをスマホで……ということもできる。あらかじめモバイル端末内に作品をダウンロードすれば、あとでオフライン視聴可能なコンテンツも用意されているので、飛行機や新幹線などでの移動中でも、電波状況やデータ通信量の消費を気にせず楽しむことができる。
SNSとの親和性も高く、TwitterやFacebook上では多くの作品について視聴者同士のコメントのやり取りで盛り上がりを見せている。「#作品名」などでユーザーのコメントをチェックしたり、自分で発信したりして楽しむこともできる。
Netflixを楽しむなら、auの新プランにご注目
そんなNetflixだが、気にかかるのがデータ通信量の消費具合。事前にダウンロードもできるとはいえ、やはりVODなのだから「あの作品を見たい」と思ったときに気にせず視聴したい。
そこでNetflixに興味をもった方なら、ぜひ検討したいのがauのNetflixコミコミの料金プランだ。
5Gスマホを使っている人には「データMAX 5G Netflixパック」と「データMAX 5G ALLSTAR パック」がある。「データMAX 5G Netflixパック」はNetflix(ベーシックプラン)※1と「TELASA(テラサ)」を利用できて、データ通信量が使い放題※2という太っ腹なプラン。「データMAX 5G ALLSTAR パック」はそれに加えて、「Apple Music」と「YouTube Premium」も楽しむことができる。どちらもVODに興味がある人は利用しない手はないお得なプランになっている。
※1 「スタンダードプラン/プレミアムプラン」をご希望の場合、別途ご利用料金がかかります。Netflix ベーシックプランの料金は変更となる場合があります。
※2 「データMAX 5G Netflixパック」は、テザリングなどのデータ容量は合計60GBまで。「データMAX 5G ALLSTAR パック」は、テザリングなどのデータ容量は合計80GBまで。ともに混雑時や動画などへの通信制御があります。
もちろん、4Gスマホユーザーにも「データMAX 4G LTE Netflixパック」が用意されているので安心してほしい。
休みなど時間があるときにまとめて見るもよし、スキマ時間に少しずつ楽しむもよし。とにかく膨大なコンテンツなので、未体験の人は、この機会にぜひVOD三昧を楽しんでみてはいかがだろうか。
文:高田純一
※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。