2018/04/04
| 更新
2018/08/30
接待ゴルフってどうやるか分からないので、上手い人に教えてもらった
■はじめに

こんにちは、株式会社バーグハンバーグバーグのまきのです。
ここに来る途中に爆発に巻き込まれ、髪型がめちゃめちゃになってしまったことお許しください。
さて、30代も中盤に差し掛かると、ある一つのことが気にかかるものです。
それが…

ということです。
もし私が社外の偉い人とめちゃ仲良くなった際にこのようなお誘いを受け、「全くやったことないんで…」と断ってしまうというのは少し気の毒です。
ゴルフをきっかけにさらにその人と親密度を深め、いずれ2800兆円の仕事を任されることもあるかもしれません。
また、人見知りで知られるオードリーの若林さんが以前TVで「ゴルフを始めてから人見知りが克服できた」という話もしておりました。
私もそこまで人とコミュニケーションを取るのが得意ではないので、ゴルフを身につけておいて損はないかもしれない…。

これらのモチベーションから、「接待ゴルフ」のいろはを学んでおくことで、今後の社会人生活がさらに良きものになるかもしれない…ということで、やってみることにします!!!!!

ということで今ゴルフ場にやって来ました。

私一人ではどうにもならないので、「接待する側」としてもう一人マンスーンという男、そして「接待される側」として長島という男を用意しました。これからこの長島さまを我々が接待したいと思います。
と言っても、素人の我々にとって、接待ゴルフの何が正解で何がNG行動なのかは分かりかねるところがあります。

ということで、ゴルフインストラクターの森崎崇先生もおよびしました。森崎先生に確認しながら、接待ゴルフをしていきたいと思います。
本日はよろしくお願いいたします!先生!
よろしくお願いします!あまり気を張らずに楽しむようにしていきましょう
すみません、早速事件が起こりました
どうしました?

私のメガネにてんとう虫が止まりました。どうしたらいいですか?
打つ際に気が散るので、優しく逃してあげてください
参考までに聞きたいのですが、これがもし上司のメガネだったらどうしたらいいですか?「よっ!てんとう虫も引きつける良いお眼鏡をお持ちですね!」って言った方がいいですか?
過剰な褒め方は逆効果かもしれません
はい、分かりました
■まずは普通に打ってみよう!

私のゴルフ歴は、「マリオゴルフ64を少々」なので、まずは普通に打ち方を教わります。
右手小指が左手人差し指に重なる「オーバーラッピンググリップ」という持ち方が一般的ですが、初めてクラブを握るような方は、指を重ねないで握る「テンフィンガー」という型で問題ないと思います
なるほど、違和感が無いです
足を肩幅に広げて、リラックスして、そのまま一旦打ってみましょう
よ〜し

チャーシューメッ…!!!
お手本みたいなミスショットでした…。これ最初は当てるのすごく苦労しますね…。卓球や野球とはまた違う、繊細な動きが要求される…
初めはみんなそうですよ!あまり気にしないでください。とは言え「接待ゴルフ」と明確に分かる状況でしたら、最低限ホールは回れて足を引っ張らないくらいの腕前はあると良いですね
確かにそうですよね

今のミスショット、もしかするとまだてんとう虫がついてたからかもしれません
逃してあげてください
■上司がミスショットしたらどうする?
今回は、様々なシチュエーションで「こういう時はどうするか」について確認させていただきたいです
はい、分かりました

さっきは私がミスりましたが、こんな感じで上司がミスった時に

ススス…

「今のミス…無かったことにするんで、もう一回打ちましょう!」
…みたいにしてあげるのは、やっぱりダメですよね?
う〜ん、スコアを改ざんするのは反則ですし、それをそそのかすのも良くないです。どのスポーツやゲームでもズルはいけませんからね
ではこういう「目上の人がミスった時」ってどう振る舞うのが正解なんですか?
その人がミスした時にどんな反応をするか、それ次第かもしれないですね。例えば「ミスっちゃったよ〜ハハハ」と笑い飛ばしてくれたら「そんなこともあるんですね!」とフォローすれば良いですし
逆にめちゃめちゃキレまくったらあまり触れない方がいいですね。空気読み力が大事だな
楽しむためにゴルフをしに来ているはずなので、そこまで怒る人はいないと考えてよいでしょう

ちなみに、上司のフォームが余りにも美しかった場合…

その写真をフリー素材サイトに提供してもいいですか?
その人の了承さえ取れていれば、好きにしてもいいと思います
了承を取るつもりは無いです
じゃあダメです
絶対に取りません、了承だけは…
じゃあダメですって
■応援する時はどうする?

次の確認なんですが、このように上司が第一打を打つ段階で、私としては応援してあげたい気持ちがあります
はい

「フレー!フレー!じょ!う!し!」
と、応援するのはダメですか?

ひっ
打つ時は非常に集中する必要があって、少しの物音や視界にちらつく動きもミスの原因になる場合があります。大声で応援するのは特にいけません。あと前方にいるとミスショットが飛んでくる可能性もあり、危険です。やらないでください

このように、視界に入らないところで静かにしているのが良いですね。そして打った時に声をかけてあげてください
静かに念を送っておきます
■騒音が気になる時はどうする?

私達が静かにしていても、外的要因がうるさくしてしまうケースもあるかと思います
それは無いことも無いですね

鳥「ピーチクパーチク」
このように、上司が打つタイミングで鳥が騒ぎ出した場合に

鳥を拳銃で撃ち殺して静かにさせる、というのは…?

やはり
普通に考えたらダメであることが分かると思います。鳥の鳴き声がどうしても気になってしまう場合には、静かになるまで待ちましょう

スッ
人に銃を向けるのも今すぐ止めてください
■ゴルフゲームみたいにしてもいい?
先生、ゴルフのゲームはやったことありますか?
少しだけならやったことはあります
ゴルフゲームって、下にパワーのメーターがあったりして、視覚的に分かりやすいですよね
???

ほら、こうするとゴルフゲームっぽくなって、良くないですか?
なったから、何なんですか?

実はこうやって、我々が影で支えていたのでした!
私からは見えていました
「ゲージの良いタイミングで打つとナイスショットです!」とアドバイスの幅を広げる上に、なんか上司がカッコよく見えてくるので良いかな〜と思うんですが、これはいかがですか?

え…
やる意味が分からないんですが、こうすることで視界にちらついてしまいプレイの妨げになる可能性もあるので、一般的にはやらない方がいいと思います。第一、持ってくるのも面倒だったでしょ?
作るのもめちゃ面倒でした…

あ、でも上司は満足そうな笑顔です
満足してそうならそれはそれでいいです
■おしっこしたそうにしてたらどうする?

先生、こういう場合はどうでしょう?
ちょっと内股気味ですね

産まれたての子鹿?
いえ、おしっこを我慢しているんです
あらら

私はこういう時に備えてスッと尿瓶を出してあげたんですが、これはマナーとしてはいかがでしょうか…?
「備えあれば憂いなし」ということわざがあるように、とてもいい心がけですね。ですがたいていのホールには約1時間に1回ぐらいの間隔でトイレが設置されていることが多いので、尿瓶は持ち込まなくても大丈夫かと思います
そうなんですね!
本当に我慢できない…という状況でしたら他の誰かがプレイしている間にササッと済ませにいくといいでしょう
カラオケで自分が歌ってる時にトイレに行かれると「ワシの歌はトイレ休憩タイムかいっ!」って思っちゃう人がいるのと同じように、ゴルフでもそういう場合があるかもしれないので、やはりタイミングを見ていくのが重要ですね

あれ、震えが止まって笑顔になりましたよ?
これは……漏らしましたね
大丈夫なんですか?
念のため、おむつを付けさせておいたので大丈夫です
この人は一体何なの?
■上司が打ってあともう少しで入りそうだったらフーフーってやって手助けしてもいい?
ダメです
先生、見出しだけで判断しないでください

このように、グリーン上でパターで打って…
ダメですよ

あとちょっとで入りそう…!っていう時にですね、先生
フーフーってやんのダメですよ

ワ~!っと走っていってですね
フーフーしないでくださいよ?

しちゃった
「フーフー!」ってやって何とか入れてあげたいんですが、こういうサポートはやはりダメなんですよね?
4回言ったぐらいダメです。スコアを改ざんすることと同じですからね。ギャグ漫画の世界での接待ゴルフだったらこういうこともあるかと思いますが、私達は現実世界に生きているのでこれはルール違反です
非常に勉強になりますね…
■まとめ

すみません、今日はド素人のためにしょうもないことに付き合っていただいて…
いえいえ、私もコーチという立場上、厳しく言ってしまったところもあったかもしれません
一緒にやっていく中で気づいたんですが、ゴルフをやる上でのマナーやルールって、ビジネスマナーの延長線上だなって思いました
おっしゃる通り。気づいてくれてよかったです
今日やったことは言わずもがなやっちゃいけないんですけど、空気を読んで声をかけてあげたりとか、ホールを回る時の何気ない雑談力とか、全部社会の中で生きる人には備えておくべきスキルですね
そうなんですよね。「接待ゴルフだ!」って言って気を張らずに、ゴルフが好きな人同士でゴルフをすれば、自然と会話も弾んで打ち解けられる思います。同じゴルフをしているんですからね

こうして見ると意味がわからんものもありますが、ゴルフをやる上では常識!ですね
■ゴルフをやる時、「保険」に入っておくといいらしい
ちょっと聞いたんですけど、ゴルフには「ホールインワン保険」なんてもんがあるらしいですね?
はい、ホールインワンをすると「喜びを分かち合う」という意味で達成した人が祝賀会を開いたり、記念のハンカチを作って参加者に配るというケースが一般的なんです。その金額を負担するのは、達成した本人なんですよ
ゴルフを趣味にしている人にとってみたら、めちゃめちゃ低確率でホールインワン達成したのに逆に出費がかさんじゃうこともあるんですね…
そういう時に、補償してくれる保険があります。他にも、打ったボールが人に当たって怪我してしまったり、自分のクラブがポキっと折れてしまったり、様々なケースが考えられるので、念には念を入れて保険には加入しておいた方がよいですね
そういうゴルフの保険をまるっと面倒見てくれるのが…

そう、「auゴルフほけん」です。こちらはゴルフ中に起こりうるもしものアクシデントに対してさまざまな補償が受けられる嬉しい保険。怪我、グッズの破損、他人への賠償責任など出発から帰宅までを安心サポートしてくれます。

前述の、「ホールインワンに関する費用」も補償されますので、ゴルフプレーヤーの皆様におかれましては、是非チェックしていただければと思います。
ちなみに…


「自分の左手がバケモノになってしまった時の保険」は無いみたいなので、ご注意ください。
それではさようなら。
>>auゴルフほけんの詳細はこちら<<
(おわり)
M17D320681(1803)
