2018/01/27
| 更新
2018/08/30
厄年必見! お祓いっていくら? いつまで? 厄女が調査
前厄本厄後厄、一年休んでまた、前厄本厄後厄。
数え年で32歳から38歳にかけて続きまくる女性の厄年……。
いま自分はいったいどこにいるのか。
すっかり迷子のライター さくらいです。
私事ですが、昨年末の最終週、やたら電車を乗り間違えました。
忙しくて疲れがピークに達していたのか、呪われているのか、厄のせいか……
厄……
身の回りに起こることを厄にこじつけて考えると、不思議と厄のせいだと思えてくるものです。
年も明け、「あれもこれもリセットしたい……」「スッキリと一年をスタートさせたい……」と厄を落としたい衝動に駆られてしまいます。
ということで、スッキリとした新年の幕開けに!
厄落とし・厄祓いに行ってきました!
(※お寺だと「厄除け」、神社だと「厄落とし・厄祓い」という言い方の違いがあるようです。)
伺ったのは東京・押上の「高木神社」さん。
人同士の繋がりやモノ、コトなど「ありとあらゆるもの同士の縁を強固する」、えんむすび祈願の神社です。仕事の祈願にもよさそう。
すぐ近くにはスカイツリー!
そしてエヴ〇初号機カラーの本殿(塗り替えてから気づいたとのこと)
顔ハメもあるぞ! わーーい!
境内にいるだけでも楽しめる高木神社さん。
はしゃいでいますが、神殿に入って神様とお会いするため、正装っぽい服装をしています。男性ならジャケットを羽織るなど、カジュアルすぎない格好がいいとのことです。
受付で氏名、生年月日、住所などを記入して初穂料(ご祈祷代のこと)をお納めしたらOK。
いよいよ本殿に案内され……
ご祈祷をしてもらいました。
(本厄中の本厄と言われる大厄の編集・小林さんも一緒に)
宮司さんがお辞儀や拍手をするたびに、真似する我々。
果たしてこれで正解なのだろうか……と顔を見合わせつつも、厳粛なひんやりとした空気の中進められていきます。
ご祈祷の後は、禰宜(ねぎ)の田中さんにお話を聞かせてもらいます。
これを機に、厄を学んでみよう!
そもそも厄ってなんだろう?
どうやら「厄」は、古くからある「病」や「罪」や「穢(けがれ)」で、普段通り生活しているだけでもまとわりつくものです。
昔は病気をもたらす神様、いわゆる疫病神がいて、「病」は神様によってもたらされるものだと考えられていました。
「罪」や「穢」を祓うには、今でもある「滝行」のような、 水に打たれて体を洗い清める「禊(みそぎ)」が効果的! 本来ならば、神様を参拝する前には身を清めるための禊をおこなう必要があるようなのですが……
全身水を浴びるのは無理なので、手と口だけでも手水(ちょうず)で清めます。
(左手→右手→口の順で。杓子に口につけるのと、うがいはNG!)
神社に参拝でいらしたときは、最初にここに寄りましょう。
さくらい「「厄年は人生のうちに3~4回あるのに、なぜ女性は30代でこんなに厄が続くんでしょうか? こんなに続けなくても……」」
田中「「昔も今も30代の女性は子育てや家事、仕事で多忙になって……家を守るとなると負担も多いと思います。男性の中年期は42才で、仕事でも家でも責任のある年。疲れやすかったり不安があったり、身体にガタがくる時期なのです」」
さくらい「「ちなみに、この年齢設定は昔から変わらないんですか?」」
田中「「平安時代ぐらいからあって、現代までずっと同じ年齢設定が続いています。60代(男女とも還暦が厄年)は長寿を願っての意味もあるんです。また噂によると、最近は子どもの年齢にも厄年を設ける神社もあるようですね」」
複数「「へぇ~~!」」
さくらい「「ちなみに厄祓いは春分、節分までに行かなければいけないというのは本当ですか?」」
田中「「いえ、特に決まりはなく、『春分を過ぎたら厄祓いをしても効かなくなる』なんてこともありません。ただ厄祓いをせずに何か月も気にされるよりは、一年の始まりに行かれたほうが残り一年安心して過ごせますよね」」
小林「「高木神社さんの初穂料は五千円でしたが、神社さんによっては価格の段階がありますよね?違いはなんでしょうか?」」
田中「「うーん、たとえば名前を書くお札から木札に変えるなど、神社さんによってご祈祷の内容が違うのでなんとも答えづらいのですが……でもその祈祷代の増額分、その方の本気度が高いと考えられてもいいかもしれません。じゃあお金によって神様の救い度が違うのかといわれると……」」
小林「「答えづらい質問をしてしまい、本当にすみませんでした」」
年代別・男女別で厄落とし事情がちがう!?
さくらい「「若い人の厄祓いはあまり来られないんですか?」」
田中「「いらっしゃいませんね。男性の20代で最初の厄がきますが、まったくと言って厄祓いにいらっしゃいません。ここ何年か見たことないです。自分の周りでもこのときにやったって人はいないです」」
さくらい「「え、そんなに来ないんですか! 19歳前後の厄年の女性の場合はどうですか?」」
田中「「たまにいらっしゃいますね。普段から神社や参拝を好きなような子が、厄にも関心を持つようです」」
男女によって、厄落としへの関わり方の傾向も違うものなんですね。
ちなみに中年期になると、やっぱり男女ともに気にしだし、男性の場合はひっそり一人で行くか家族に急かされて行く人が多め。女性の場合は、お友達と何人かで行く人が多いようです。
厄落とし、傾向と対策ってあるの!?
さくらい「「普段からできる縁起担ぎはありますか?」」
田中「「水まわりに神様が宿るとされるので、トイレや台所などをきれいにすると、神様が来やすくなり、運気を取り入れられると言われています。あとは『何かいいことがあった日の行動を真似する』というゲン担ぎもあります」」
小林「「たしかに。仕事始めるときにコーヒーを飲んで、このルート通っていくと調子が出やすい!というのは無意識に取り入れてるかもしれないですね」」
さくらい「「いつからだれが言い出したんですかね、そういうの」」
こうして話してる途中、続々と運ばれてくる御朱印帳を書かれる田中さん。
さくらい「「すごい達筆……」」
田中「「見られていると緊張しますね……けど、御朱印帳の文字以外はうまく書けないんですよ」」
さくらい「「御朱印帳、ほんとに多いんですね」」
田中「「最近多いですね。パワースポットブームのときは参拝の方と神職との接点はありませんでした。次に御朱印帳のブームがきて接点ができて、もし今後ご祈祷が注目されるようになったらもっと接点が出てくるのでちょっと楽しみなんです」」
さくらい「「厄祓い人口は増えているんですか?」」
田中「「はい。ただ、厄祓い人口が増えているときって、社会全体が落ち込んでいてストレスが多いときだと思うんですよ」」
さくらい「「確かにバブルのときだとそんなに来なさそう。みなさん、疲れているんですね」」
田中「「厄落としをすると気持ち的な安心感もあるし、なにかあったときに『やっておけばよかった』と後悔したくないんでしょうね」」
「やっておけば気持ち的な安心感」、「なにかあったとき、やっておけばよかったと後悔する」……、それって……
一通り厄の説明を受けたところで、現実的な保険についても気になってくる。
田中さんも今年は前厄で、厄落としされたようだが……
さくらい「「田中さんは、気になる保険ってありますか?」」
田中「「僕自身もこの年代になるとガン保険とか気になってきて、きちんと調べないとなってひしひしと感じています」」
さくらい「「私も一昨年(前厄のとき)に婦人科系の病気を患って、保険入っておけばよかった……と思いました。『ガン保険だけは入っとけ』みたいな話を聞くこともよくあるので、そっちも気になっていて」」
いざ保険に入ろうとしても、なかなか重い腰があがりませんよね。
auの定期保険ならば、スマホやPCから自分の好きなタイミングで、生年月日を入れるだけで、簡単にシミュレーションできるようです。
ガンガン働きつつも、体力に自信がなくなってきた私は、「ガン保険」も「女性特有の病気」もカバーしてくれる「au医療ほけんレディース」をチェック。
うわ、誕生日が近いから、保険料がもうすぐ上がる!
新年も明けて新たな年をとるとき!
保険を検討している人は、ぜひ自分の誕生日が来る前にいちどシミュレーションを。
特に厄年が続く30代の女性のみなさん。厄落としのすっきりしたタイミングで一緒に、検討してみてはいかがでしょう?
私も厄も落としてすっきりしたことだし、こっちも急いで検討しなければ!!
文:さくらい みか
※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。