2017/12/07

集めるのはお金じゃなくて徳! 来世を占う『au版人生ゲーム』で人生について考えた


「人生ゲーム」は、ルーレットを回してコマを進めて、就職して給料もらって結婚して転職して家を買って……と、人生のさまざまなイベントを体験しながら億万長者を目指す、お馴染みのボードゲームだ。見たことない人なんていないんでしょ、というくらいの“国民的”ゲームである。

60作目となるシリーズ最新版は、2017年に発売された「人生ゲームMOVE」。“人生の歯車”というギミックを搭載。回せば景気が変動し、賃金とか辿るルートとかにも変化が生じる

祝、50周年! au版人生ゲームをつくったよ!

初代の「人生ゲーム」が生まれたのは1968年(昭和43年)。来年にはなんと50周年を迎えるこの国民的ボードゲームと、通信サービスの枠を越え、日常の生活を支える「auライフデザインサービス」を提供するauがコラボレーション! スマホで遊べる「au版人生ゲーム」が12月7日にリリースされたのである。

こちらが「au版人生ゲーム」のトップページ

ただしこの「au版人生ゲーム」、お金を貯めて億万長者を目指すというお馴染みの展開とはちょいと様子が違う。「徳」を高めながら「より良い来世」を目指す、ダイバーシティ的かつスピリチュアル的なゲームなのである。なんのこっちゃ。

95%が「徳」を信じている

ここにこんなアンケートがある。

※「TIME & SPACE」調べ。2017年11月24日〜12月5日まで、回答数889

調査からは、なんと回答者の95%が「良い行いは、自分に返ってくる」と思っていることがわかる。良い行いとは、つまり「徳」である。前述したように「au版人生ゲーム」では、お金の代わりに「徳」を積んでいく。まさに国民が潜在的に望んでいたゲームが実現したといえるだろう。

では早速、ゲームをはじめてみよう。

「au版人生ゲーム」はダイバーシティ的かつスピリチュアル的である一方、懐かし的かつあるある的な部分もしっかり残しており、かつて家族や友だちと遊んだという人も、当時を思い出しながら楽しむことができる。ちなみにひとりPLAY専用だ。

①人生ゲームならではのあのクルマが登場! もちろん、マッチ棒的フォルムの「自分」も乗車済み。au版では最初から配偶者も同乗してるようだ。なるほど、鷹は羽のある乗り物なのか……。なお、右下のゴージャスめなシルエット、こちらは「TIME & SPACE」メンバーに登録した人だけが選べるシークレット特典!

②お馴染みのルーレットも登場。懐かしい! ルーレットは1回タップで回り、勝手に止まる。

③ルーレットの出目だけ進む。クルマの上の黒い帯がゲームの進行度合いだ。クルマの移動も自動だ。ヘルプとかなくても、子どもでも遊べるシンプルなUIである。

④コマに止まってゲットするのは……「徳」! 素晴らしい行いをすれば「徳」がたまり、よろしくないことをすれば「徳」を失う。そうして人生を歩んでいく。まさに人生を体現しているかのようだ。

そして52%が「来世や前世」を信じている

ここにこんなアンケートがある。

※「TIME & SPACE」調べ。2017年11月24日〜12月5日まで、回答数889

調査によれば、回答者の52%が来世や前世を信じているという結果になった。

「au版人生ゲーム」も「来世や前世」という世界観が大きく関係している。「徳」がどれだけたまったかによって、ゲームの結果に影響するのだ。決して世界的にヒットした日本のアニメーション映画に感動して安易に取り入れたというわけではない。

⑤そしてゴール! ゲーム中に貯めた「徳」に応じて、来世で何に生まれ変わるかが提示される、ドキドキの瞬間だ。筆者は蚊柱に生まれ変わったよ! でも、本当は人間がいいな!

というわけで、現実で「徳」を積めない筆者は、残念ながらゲームでも散々な結果に終わった。長くても1分半もあれば1プレーできるうえに、ほかにもさまざまなゴールが用意されているので、ちょっとしたスキマ時間に、繰り返してプレーしてみていただきたい。また、ゲーム内にはさまざまなネタが仕込まれているので、画面内のいろんな場所をタップしたり、スマホを振ったりして、ぜひこの世界観を楽しんでほしい。

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文:TIME & SPACE編集部

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