2017/09/05
笑って、泣いて、再起動 『おもいでケータイ再起動』イベントは大盛況でした
行ってまいりました! au NAGOYAで開催した「おもいでケータイ再起動」。8月18日〜20日に開催されたこちらのイベントは、家に眠ったままのケータイをau NAGOYAに持ってきていただければ再起動します、というもの。きっとみなさんも、ケータイの中に入ったままの写真やメールがありますよね。
果たしてどんな人たちがどんな思い出のつまったケータイを持ってきてくれるのでしょうか? TIME & SPACE編集部も、8月20日の日曜日に1日密着してまいりました!
「おもいでケータイ再起動」、こんなイベントでした!
名古屋の中心街では第66回広小路夏まつりが開催され、多数の露店が出現。青森ねぷた祭のハネトや、サンバ隊などが夕刻の通りを賑わしていたその日。
au NAGOYAでは、店頭に過去のケータイをズラリとディスプレイした「auケータイ図鑑」や、昨年よりご好評をいただいているケータイ30年の歴史を振り返る企画「おもいでタイムライン」のパネルでにぎにぎしくお飾り。あの歌姫やあの大物芸人さん、ハリウッドでも活躍の俳優さんをフィーチャーした懐かしいカタログ展示もイベントを盛り上げたのでした。
もちろんメインイベントは、みなさんに持ってきていただいた、思い出のケータイの再起動!
こちらは、古くなったケータイのバッテリーを安全に復活させる機械「バッテリーテスター」。
昔はどのケータイショップにもあったというこの秘密兵器。KDDIに残る3台を投入し、イベントに臨みました。
ケータイのバッテリーは一定期間充電せず放置しておくと、完全に放電しきってしまって二度と充電できなくなる場合があるのだとか。
こんなふうに、バッテリーをセットして電極を挿入すると、バッテリーがまだ生きているかどうかがわかるという仕組み。
充電できなくなってしまったバッテリーでも、これを使えば、今回のauNAGOYAのイベントでは、約7割の確率(※)で息を吹き返したそうです。
充電できるか否か、結果が印字されます。NGの時は「ダンセン」とか書かれてる。つまり「断線」。
※auNAGOYAでの実績
めでたく息を吹き返せば、あとは合う充電ケーブルを選んでチャージ開始。ほら、よーく見てみてください。充電ケーブルの表記「for au」だけでなく「for docomo/SoftBank」って書かれてますよね。
そう、このイベントでは、au以外のケータイも再起動できるんです!
再起動すれば、ケータイに入っていた思い出の写真1枚を選んでプリントアウトしてプレゼントさせていただきました。
持ち込まれたケータイ310台! それぞれの思い出がありました
イベントへの来場者数は、3日間で157名、持ち込まれたケータイは310台(!)でした。
喜ぶ人、涙をこぼす人、思わず笑っちゃった人……。無事に再起動して、思い出の写真やメールと再会できた人たちの表情はさまざま。残念ながら電源の入らなかった方も、いらっしゃいましたが、それでもみなさん、なんだかスッキリして帰られていったのが印象的でした。
さて、みなさんどんな思い出を復活させたのでしょう? ちょっと見せてもらいましょう。
沢木真由美さん
13年前のケータイから、2人のお子さんの写真が。当時3歳と1歳。「左が姉で、右が弟。そう、男の子です! 昔はお姉ちゃんのマネばっかりしたがって、同じポーズで。スカートまで履いてたんです(笑)」
近藤博明さん、美奈子さん
12年前のケータイから、こちらもおふたりのお子さん(姉弟)の写真。 「6歳と3歳の頃かな。今はほぼ離れて座る2人だけど、昔はこんなにほっぺくっつけてる! 持って帰って子どもたちに見せるのが楽しみです」(美奈子さん)
佐久間宏章さん
3年前に亡くなったお父さんとお母さんの遺影を撮ったケータイを持ってきてくれました。 「これでいつでも父と母の顔が見られます」と、ニッコリ。
太田修平さん
Twitterのタイムラインでこのイベントを知ったという太田さん。残してあるケータイは16年前のこの1台だけだった。 「通学路にいた、よその犬とかうちの猫とか、友だちとか。矢井田瞳とかあゆの着メロとか入ってました。このために長野の松本から来たんです。ホント懐かしい(笑)」
南口卓哉さん
8年前の高校1年生の時、陸上部の仲間たちと卒業する先輩との写真。 「auのタフネスケータイが大好きで、今日持ってきたのもG'zOne TYPE-Rです。データ移行して使ってきたので、昔のデータが残ってるのってこれぐらいだったんです。あ、このまえは『ケータイの形態学』を見に東京行きました。あと、au×TRANSFORMERSも買いましたよ!」
岩田一浩さん、美諭ちゃん
11歳の美諭ちゃんが生まれた頃のケータイを持参。TIME & SPACEを見てお越しいただきました。が……。 「昔の写真は入ってなかったです(笑)。たぶんちゃんとデータ移行してたんでしょうね。うん、良かった」
渡辺優実さん、敬之さん
この企画を知り、実家で14〜15年前のケータイを4台発掘。飼い犬のウランちゃんが家に来た頃に使っていたものばかりで、「ウランちゃんが赤ちゃんだった頃の写真が入ってると思って!」。妹みたいに思っていたウランちゃんが先月亡くなり、ぜひとも見たかったのだそう。
宮川亜紀さん、果花ちゃん、さよちゃん
電源の入らなかったINFOBAR 2をご持参。再起動もできて、おおむね想像していた画像をプリントすることができたのですが、そこに写っていたある人物を見てこの表情に。その理由は……。
プリントされた写真に映る赤ちゃんは、上の写真で白Tシャツを着ている果花ちゃん。そして、画面右端にチラッとだけ見切れているのは……、宮川さんの亡くなったお父さんだったのでした。 「亡くなった父が、ずいぶん果花のことをかわいがってくれたのを思い出しました。本当にありがとうございました」
おもいでケータイ再起動。今後も継続していきますよ!
さて、イベントでは、いろいろな場所に出没してはスマホの使い方などをお知らせしたりする活動を行っている「auおせっかい部」も出動しました。
バッテリーに貼られたプリクラを丁寧に剥がし、作業終了後にまた貼り直し、再起動したケータイを今後も電源オンし続けるために必要なケーブルの種類をレクチャーしたり、ケータイの中の画像の外部への移し方をお伝えしたり、あるいは電源が入ってもパスワードがわからず起動できない方々のアシストを行ったり……。
みなさんの大事なケータイに詰まったおもいでを復活させたい! という思いはみなさんと同じなのであります。
「おもいでケータイ再起動」のイベントは、今回の名古屋を皮切りに今後も全国のKDDI直営店で展開していく予定です。毎日を一緒に過ごし、とくにカメラ機能搭載以降、生活のさまざまなシーンを記録してきたのがケータイです。そこには人生の大事な宝物が眠っているはず。 参加していただいたみなさんからも、「ケータイで撮る写真には、普段の何気ないひとコマや自然体の姿が多くて、だからこそとても貴重」という声をたくさんいただきました。
もしお宅に古いケータイがあるようでしたら、大切にキープしておいてください。そして「おもいでケータイ再起動」が、あなたの街の近くまで来たとき、ぜひとも遊びに来てくださいね。
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ここで朗報!
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文:TIME & SPACE編集部
撮影:稲田 平
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