2016/07/22
au SHINJUKUで懐かしのガラケーを再起動したら、あの写真が出てきた
ガラケーの再起動とともに思い出がよみがえる
携帯電話が誕生して30年目を迎える今年。TIME & SPACEではそんな記念イヤーに合わせて「おもいでタイムライン」と「ケータイ図鑑」という特別コンテンツを発表してきました。
そして去る7月14日~18日。企画の第3弾としてau SHINJUKUで開催されたのが、リアルイベント「おもいでケータイ タイムトラベル」です。イベントの概要をサックリご説明すると、「みなさんのお家に眠っているガラケーをお持ちいただければ、充電して再起動いたします。保存してある画像も印刷できます。懐かしのガラケーもたくさん展示してますよー」というもの。今回は先日、学生時代の甘苦いメールを白日の下に晒されて恥ずかしい思いをした筆者が、イベントの様子をレポート。編集部員Oを連れて行き、同じ思いをさせてやろうという作戦です。
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「【パンドラの箱ご開陳】昔のガラケーに電源を入れたら、血行がよくなりました!(ライター/27歳/女性)」
持ち込んだガラケーから写真を印刷してもらって満面の笑みの編集部員O。おそらくauショップに他社端末を持ち込んだ最初の男だろう
今回は編集部員Oが、かつて使っていたガラケーを持参し、再起動してもらうことに。ところがなんとO、ここにきて「僕、他社ケータイユーザーだったんですけど大丈夫スかね!」と、若干明るめな感じで告白してきた。
「TIME & SPACE presented by KDDI」編集部員としてあるまじき背信行為だが、しかし、心配ご無用。今回のイベントでは、なんと取り外し可能なリチウムイオン電池式のガラケーであれば、auのケータイでなくとも充電できるのだ。ハァ~ッ、太っ腹!
こちらがガラケーのリチウムイオン電池を復活させる機械。電池ごとに最適な電気的条件を識別して、個々に合った充電方式で回路を復活させてくれる仕組みなのだそうです
機械にリチウムイオン電池を差し込んで5分ほど充電すると、見事復活。起動画面ですら懐かしい! いったいどんな黒歴史が見つかるかとニヤニヤしながら見守っていると......。「あっ!」と声を上げる編集部員O。
フォルダに残っていたのは、かわいらしいニャンコの画像でした。「実はこの子、いま糖尿病を患っていて......。元気だった子猫のころの写真をもっと撮影しておけばよかったと思っていたんで、なんだかうれしいです。au最高ですね!」(編集部員O)
その後、残っていたデータをひと通り確認し、役目を終えたガラケーはショップに回収してもらいました。最後の別れを惜しんでガラケーを見つめる編集部員Oを見て、こちらまでちょっぴりおセンチ気分に。
恥ずかしい写真とかメールが出てきて笑い倒してやる作戦だったアテは外れたけど、まぁ、ニャンコがかわいいから許すことにします。
思い出が詰まったケータイでタイムトラベル! イベントのきっかけは?
広報部メディア開発グループの西原由哲
イベント期間中は、懐かしのガラケーを持参した人で賑わいました。ガラケーを再起動させてみると、いろいろな思い出がフラッシュバックして、懐かしい気分に浸れた人も多かったようです。今回開催された「おもいでケータイ タイムトラベル」の背景を広報部メディア開発グループの西原由哲に聞きました。
「携帯電話が誕生して30年を迎えた今年、せっかくならこの節目の年に『ケータイとみなさんの思い出を結びつける企画をやってみたい』と考えたのが、そもそもの始まりです。TIME & SPACEではその企画の一環として、今年の3月に『おもいでタイムライン』、5月にはこれまで発売された700機種以上の携帯電話を紹介する『auケータイ図鑑』を公開しましたが、予想以上の反響がありました。
『懐かしい!』『これ、使ってた!』とSNSでシェアしてくれる人もいれば、なかには『auケータイ図鑑』のなかから自分が使っていた歴代の携帯電話をピックアップして、ブログに『私のケータイ史』を書いてくれる人もいたんです。
そんなみなさんの反応を見ていると、携帯電話を通して思い出と再会する感動をリアルなイベントで体験してもらいたいと思いました。今回はauだけでなく、他社さんの携帯電話の充電も可能にしたのは、きっとその感動はどのキャリアであっても体験できると思ったからです。
私も昔のガラケーを再起動してみて感じたのですが、携帯電話って一見、無機質なんですけど、そこにはたくさんの思い出が詰まっているんですよね。イベントを通して、ひとりでも多くの人が『こんなことあったな』『あんなことあったな』と感じてもらうとともに、auやKDDIをもっと身近に感じてもらえたらうれしいです」
TIME & SPACEでは、今後も「ケータイとみなさん」を結びつける企画を計画中。お楽しみに!
文:田代くるみ
撮影:稲田 平
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