2016/02/01

オトクなうえに省エネも? 鬼ちゃんで話題の『auでんき』ってなに

「鬼ちゃんの太鼓姿カッコイイ〜」

1月30日から始まった「auでんき」の新CMを見て、思わずこう呟いた人も多いのでは?

桃太郎(松田翔太さん)、浦島太郎(桐谷健太さん)、金太郎(濱田岳さん)でお馴染みのauのCM「三太郎」シリーズ。最新作の「雷さま」篇は、菅田将暉さん演じる鬼ちゃんが初めて"主役"という展開だ。いつもはチャラい鬼ちゃんが、CMでは雷をバックに真剣な表情で和太鼓を一心に叩く。迫力満点のその様子は、鬼だけに、まさに"鬼気迫る"ものだ。

三太郎も目を奪われる華麗なバチさばきだが、それもそのはず。実は菅田将暉さんは、このCM撮影のために和太鼓の先生のもとで猛特訓。センスが良く、すぐに叩き方をマスターした菅田さんは、撮影では篝火(かがりび)に囲まれた高いやぐらの上で、巨大な和太鼓をダイナミックに叩き、その迫力の姿にスタッフをはじめ、みんなが圧倒されたとか。

え、「auでんき」でなぜ鬼ちゃんかって? それは、鬼→雷さま→稲妻→電気だから......!? みなまで言わせないで。

さて、今回のCMで、鬼ちゃんの副業が「雷さま」だということは分かったけれど、「auでんき」の詳しい内容まではちょっと分からない。そこで、今回は鬼ちゃんに代わって、「auでんき」の詳細やメリットなどを簡単に説明。電気を選ぶ参考にしてほしい。

いつでも誰でもオトクになる!? 「auでんき」最大の特長とは?

「auでんき」では、auのケータイやスマートフォンを使っていれば、「auでんきセット割」が受けられる。これは、電気料金に応じて「au WALLET プリペイドカード」に一定の割合をキャッシュバックするというサービスだ。 ※「au WALLET プリペイドカード」は、コンビニやスーパー、ネット通販などで、お金と同じ感覚で使えるプリペイドカード。

キャッシュバック率は、1カ月あたりの電気料金「5,000円未満は1%」「5,000円以上8,000円未満は3%」「8,000円以上は5%」と、電気料金によって変化する。 ※「auでんき」の月額料金のうち、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、消費税相当額を除いた金額が「auでんきセット割」対象となる。

電気を販売する会社には、電気を使えば使うほど割引率が上がってオトクになるプランがある。その場合、電気をたくさん使う月や、あまり使わない月があるので、オトク度が低くなったり、場合によっては割高になることもある。(参照:いよいよ始まる「電力自由化」。会社選びのポイントとは?)しかし、「auでんきセット割」の仕組みであれば、たくさん使う月やあまり使わない月も、必ずオトクになるというわけだ。

「auでんき」セット割のイメージ。※総務省統計局 家計調査 (家計収支編) 2014年の1世帯当たり1か月間の支出時系列データ (関東地方、1世帯当たりの人数は二人で推計) をもとに算出。「auでんき料金(セット割後)」は、「auでんき」料金から「auでんきセット割」でのキャッシュバック分を差し引いた実質の料金。「auでんきセット割」の対象は、「auでんき」の月額料金から、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、消費税相当額を除く

「auでんき」がどれだけオトクか試してみた

では、実際に「auでんき」はどれだけオトクになるのか? サイトでシミュレーションしてみよう。やり方はとっても簡単。利用している電力会社や利用年月など、5つの項目を選択&入力するだけで、1分もかからずに結果が分かる。

①4人家族の編集部員Fさんの場合=1年間で5,055円のキャッシュバック! 東京電力、従量電灯B、50A、1月、総使用量500kWhでシミュレーション

②1人暮らしの編集部員Kさんの場合=1年間で725円のキャッシュバック! 東京電力、従量電灯B、20A、1月、総使用量250kWhでシミュレーション

このように「auでんき」は、誰でも必ずキャッシュバックでオトクになるのだ。シミュレーションは手軽にできるので、まずは一度試してほしいauでんき料金シミュレーション

電気の品質は変わらない? みんなが気になる電気の疑問

ここまで読んで、「auでんき」がオトクなのは分かっていただけたと思うが、そもそも電気を買う会社を変えること自体に疑問をもつ方も多いのでは?

そこで、みんなが気になる電気の疑問を解消しておこう。まず、たとえ電気を買う会社が変わったとしても、電気が送られてくる仕組みはこれまでと同じ。仮に電気料金が安くなったからといって、停電が起こりやすくなったり、明るさが変わったり、停電しやすくなったりすることはないので、そこは安心してほしい。つまり、電力会社を変えたからといって電気の品質は変わらないのだ。

また、マンション(集合住宅)の場合は、各家庭が個別に電力会社と契約していれば乗り換えが可能。マンション全体で一括契約を行っている場合は、管理組合などに相談を。もちろん、賃貸住宅でも電力会社との契約名義が本人であれば乗り換えができる。

節電や省エネが自然と身につく!? 「auでんきアプリ」とは?

実は、メリットはそれだけではない。ぜひ利用してもらいたいのが、「auでんきアプリ」である。

「auでんきアプリ」とは、簡単に言えば、家の電気使用量や電気料金を"見える化"するスマホアプリ。最近は、腕時計型のウエアラブル端末で、歩行数や移動距離、消費カロリーなどのライフログを見ることができるが、その電力版と思えば分かりやすいだろう。ウエアラブル端末によって健康習慣が身についたという人が多いように、「auでんきアプリ」を使えば、節電や省エネを自然と意識することができるのだ。

アプリを立ち上げると、トップページでは、昨日までに使った電気の使用量や料金の確認などができる。現状、多くの家庭が契約している電気料金のプランは「従量電灯」と呼ばれるもので、電気使用量によって段階的に電気料金の単価が上がっていく仕組み。「auでんきアプリ」では、現時点でどの段階の電気料金単価なのかが分かるので、料金単価が上がる前段階で節電をする目安になる。また、設定した電気料金に近づいたりしたときなどは、プッシュ通信で通知する機能もあり、効率的な節電が可能だ。

さらに詳しく「電気の見える化」を実現しているのが、今後充実させていく「電力分析」のページ。ここでは今月の電気料金の予測などが確認できる。

※アプリケーションは開発中のため予告なく変更される可能性があります。

他にも便利な機能がある。たとえば、電気の使い方を分析して、その家庭にあった節電や省エネ対策の「アドバイス」する機能。「省エネTips」では、節電や省エネに関する記事を読むことができる。また、ショッピングサービス「au WALLET Market」と連携することで、節電や省エネに役立つ製品や雑貨なども紹介されており、手軽に購入することも可能だ。

※アプリケーションは開発中のため予告なく変更される可能性があります。

つまり、「auでんきアプリ」は、これまであまり意識していなかった家庭における電気の使い方を"見える化"し、その使い方に対するアドバイスを行い、必要であれば役立つ製品も購入できるという、節電や省エネ対策に役立つワンストップアプリといえる。

では、どうして毎日の電気使用量が分かったり、電気料金の予測ができたりするのか? その答えは、電力会社を乗り換えるときに、従来の電力量計から付け替えられる「スマートメーター」にある。

「スマートメーター」とは、通信機能を搭載することで、電力会社などのサーバーに電力の使用状況を送信する電力量計。30分ごとに電気使用量を計測するので、毎日の電気使用量や時間ごとの電気使用量を細かく確認することができるのだ。電力会社から乗り換える場合には、このスマートメーターの設置は必須で、乗り換え後もメーターの維持管理は電力会社が行う。

想像以上に簡単!「auでんき」への乗り換えは?

さて、肝心の「auでんき」への乗り換えだが、これが驚くほど簡単。現在契約している電力会社から送られてくる「検針票(電気使用量のお知らせなど)」をauのお店に持って行くだけ。そこに記された「電力会社のお客さま番号」と「供給地点特定番号」をもとに、auがすべての手続きを行ってくれる※WEB・お電話でもお申し込み可能です。
お申し込みの詳細はこちら

「乗り換えても、安くなるのは少しだけでしょう?」とか「乗り換えの手続きが面倒」と思っているあなた。電気料金のオトクに加えて、節電や省エネ意識を高めることができる「auでんき」を検討してみてはどうだろう。

文:コージー林田
絵:鈴木麻子

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