2015/06/11
女子スマフォト部 第9回 買ったものをセンス良く撮りたい
私には写真のセンスがないから......と諦めるなんてもったいない! フォトプロデューサー・市岡麻美先生に学ぶ、スマートフォンでかわいい写真を撮れるようになるスマホ写真テクを紹介します。
ナチュラルだけどオシャレなのがイマドキです
お買い物はいつだって楽しいもの。友だちと一緒にお気に入りのお店を巡ったり、前から気になっていたお店に一人でフラッと立ち寄ったりと、女子にとってお買い物はなくてはならないものです。私自身、ショッパホリック(買い物中毒)だと自負するほど、かわいいお洋服や小物には目がありません。そこで、今回は市岡先生に、買ったものをかわいく撮る方法を教えてもらいました。自慢してると思われたくない......と悩む女子でも使える、ナチュラルだけどハイセンスなテクニックが満載です!
洋服編
■アレンジ1:床置き
洋服、とくにコーディネート写真と相性が良いのは真上からの撮影。余白の分量も調整しやすくなるので、簡単に雰囲気のある写真を撮ることができます。上から順にトップス、パンツ、靴と並べるだけでなく、アクセサリーや小物をプラスするとコーディネートのトータルイメージまでも表現できるのがポイント。
市岡先生の撮影シーンのように、上半身を乗り出して真下に向けて撮るようにすれば、道具がなくても真上から撮影することができます。自分の影が入らないように気をつけて。床は洋服を引き立たせるニュートラルな色にするがオススメ。今回は白いカーペットの上で撮影しましたが、シンプルな服の場合はあえてビビッドな色を背景に選んでも◎。床に十分なスペースが無ければ、テーブルを代用してみましょう。「today's outfit」や「#ootd(Outfit Of The Dayの略で、「今日のコーディネート」という意味)」など、コーディネートに関する言葉を入れると写真のアクセントになります。
■アレンジ2:壁かけ
壁にハンガーをかけるだけのシンプルなアレンジ。特にオシャレなハンガーを用意する必要はありませんが、ハンガーは壁と同色のものを選びましょう。洋服だけでは少し物足りないと感じる人は、ポストカードやフォトフレームなどを一緒に飾るとより垢抜けた写真になります。今回は洋服と同色のフォトフレームを使用しましたが、オレンジや赤など、気分によって合わせる色を変えるのも楽しいですよ。
アクセサリー編
アクセサリーは洋服と違って小さいため、単体で撮影するとなんだか寂しい印象に。そんなときは、家にあるもので小さな撮影スペースを作ってしまいましょう。キャンドルやお気に入りの雑貨など、並べるものは何でも大丈夫!
今回は壁にフォトフレームを立てかけ、香水やお花を一緒に並べています。アクセサリーはガラスコンポートにかけていますが、カップやグラスでも代用できます。このテクニックはリップやマニキュアなどの化粧品を撮影する場合にも使えるので、ぜひお試しあれ。
小物編
小物を撮影する場合、意外と手軽に使えるアイテムの一つが花びらです。花びらを散らすだけで華やかさがプラスされ、買ったときの嬉しさまでもが伝わってくる気がしませんか? ポイントは花びらと撮影したい小物の色を合わせること。色味に統一感が出ますし、主役を邪魔することもありません。フィルター機能で青みがかった色味に加工することで、クールなブルーがより強調された鮮やかな写真に仕上がります。
文:細川依里
市岡麻美
モデルの経験を生かし、「女性が楽しめるかわいい写真活動」をテーマに研究・活動。写真コラージュアプリ「papelook」や、10代女子向けフリーペーパー「I am ME」など、ガールズフォトを切り口にプロデュースを行っている。
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