2015/04/07
スマホLOVEな有志が出張ってとことんサポート! 『auおせっかい部』とは?
2014年11月、「auおせっかい部」という奇妙な名前の"部活動"がKDDI社内で始まった。メンバーはカスタマーサービス本部の木村奈津子と新井洋将ほか、社内でもとりわけスマホを愛してやまない有志数名。主な活動内容は、同じ趣味や興味を持つ人たちが集まるところへ直接出向き、スマホの使い方や楽しみ方について"おせっかい"すること。
あるときはシニア向けの合唱教室にお邪魔して、さまざまな音楽系のアプリを紹介。あるときは料理教室を訪問して、料理におけるスマホ活用術をレクチャー。またあるときは成田空港に出向き、旅行者に向けて海外で役立つスマホのテクニックを伝授。スマホについて疑問や質問があれば懇切丁寧に説明する。たとえ聞かれなくても、「こんな楽しい使い方がありますよ!」と積極的に教える。まさに"おせっかい"な活動なのだ。
都内某所の合唱団では、スマホの音声レコーダーの活用法や、音感トレーニングのアプリなど、実用的なスマホの活用術をおせっかい。
銀座の料理教室「銀座クッキング」では、食材の調達に役立つチラシ情報アプリや、撮影した料理写真をシェアする方法など、料理に役立つスマホテクをおせっかい。
成田空港のKDDIカウンターでは、海外へ旅立つみなさんに、海外での設定方法やアプリなどのイチ押しスマホテクをおせっかい。
活動のペースは月に2回ほど。"おせっかい"をする相手は、現時点では人と人のつながりで、草の根で探す。参加は無料で、参加者からは「とても役に立った」という声が数多く寄せられるとともに、「自分もスマホに乗り換えてみたいと思った」と語る非スマホユーザーも少なくないという。他キャリアのユーザーも参加OKで、中には「auがこんなことやってるの初めて知った」「KDDIってもっと固い会社かと思ってました(笑)」との声も。
「auおせっかい部」の設立の経緯について、立ち上げの中心メンバーであり、部長として同部を率いる木村は次のように語る。「端末や料金での差別化が難しくなりつつある中、どうしたらauを選んでいただけるか? そう考えたとき、重要な決め手になるのはやはりサポートです。ただ、"auはサポートが充実している"という事実をお客さまに伝えるのは難しく、これまでも苦労してきました。それをキャラクタライズし、可視化することで、お客様により効果的に伝えていきたい。そう考えたことが、auおせっかい部を立ち上げたきっかけです」
活動を続けていく中で、参加者から学ぶことも少なくないという。「私たちは以前から有料会員サポートサービス『auスマートサポート』の体験イベントなどを通じて、お客さまと直接コミュニケーションを取ることの大切さを肌で感じてきました。auおせっかい部を設立した真意も実はそこにあります。お客様によりスマホを楽しんでいただけるよう、"おせっかい"を通じてお客さまからの生の声に耳を傾けて、サポート全体の底上げを図っていきたいと考えています」
「auおせっかい部」というネーミングについて、副部長の新井は「"おせっかい"という言葉、前のめり感があっていいでしょう?」と笑う。「ポイントは、この活動はあくまでも"部活動"であること。訪問先の企業さまなどに話を持っていくとき、KDDIという会社を背負っていることが前に出てしまうと、どうしても身構えられてしまう。その点、私たちは有志が集まった部活動で、スマホの楽しさを広めたいと思ってるんです、とお伝えしたほうが、気軽に受け止めていただけますから」
結成から数カ月が経ち、ある程度の手応えは感じているものの、「まだまだテストトライアルの段階。今後はもっといろんなパートナーさんと取り組むことで活動の裾野を広げていきたいし、KDDI社内でもより多くの部員を募っていきたい」と木村は言う。まだまだ発展途上な活動と言いつつも、auおせっかい部は早速新しいサポートの開始に繋げている。活動を通じてお客さまより寄せられた「いつでも気軽にスマホ講座を受けることが出来たらいいのに」「もっとさまざまな利用シーンのスマホ活用方法を知りたい」という声を受けて作られたのが、スマホ活用術を動画で学べる「スマホもっと活用講座」だ。「小旅行」「料理」と行った趣味・生活シーンで役立つテクニックを動画で学べるのが特徴だ。
スマホの楽しさをより多くの人に知ってもらうため、草の根の活動を続ける神出鬼没のサポート部隊「auおせっかい部」。今後はあなたのところにも、オレンジ色のポロシャツを着た面々が"おせっかい"に行く......かもしれない。
文:榎本一生
※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。