2020/09/03
スマホグッズで涼しく!充電器付きハンディ扇風機や着るクーラーなど紹介
夏になると少しでも涼を取るために、屋外でハンディ扇風機を使っている光景は珍しくなくなってきた。単独で使っている人も多いが、なかにはスマホと連携できるものや、扇風機からさらに一歩進んだ「着るクーラー」といったものまである。
またスマホを充電できるバッテリー機能がついていたり、スマホに装着して使えたりといった商品もあるため、スマホと連携して使える冷感グッズを紹介しよう。
スマホの充電もできる 「モバイルバッテリーファン」
ハンディ扇風機は長く持ち歩いていると、電池切れや充電切れの心配があるが、この「モバイルバッテリーファン」なら、4,000mAhのバッテリーを備え、約7時間もの連続使用が可能だ。
もちろんそのバッテリーからスマホへの充電もできるので、通勤・通学やキャンプ・テーマパーク、近くの公園へのおでかけなど、少し長めの外出時に活躍するだろう。
商品名/モバイルバッテリーファン
メーカー/アピックスインターナショナル
価格/3,270円(税込)
ソニーが開発した“着るクーラー"「REON POCKET」
ソニーがこの夏に発売したウェアラブルデバイス「REON POCKET(レオンポケット)」は、“着るクーラー”とも呼ばれている画期的なものだ。本体の小型デバイスを、専用のインナーウェアの首元にあるポケットに収納し、体表面を直接冷やしたり温めたりすることができる。電圧をかけると発生する熱移動を活用して表面の温度をコントロールする「ペルチェ素子」により、本体の体表面に接触する部分が冷たくなったり温かくなったりするという仕組みだ。
操作はBluetoothで接続されたスマホで行う。夏は冷たく、冬は温かく、本体温度を4段階で設定できるほか、温度や行動センサーを駆使したオートモードへの切り替えも可能。ソニーは長年にわたりモバイルガジェットの分野で放熱機構に取り組んでおり、そのノウハウがたっぷりとつぎ込まれているというわけだ。
インナーウェアを着用すると本体が首もとにフィットする設計になっているので、外見上の違和感はほとんどない。ビジネスからレジャーまで、幅広いシーンで活躍してくれそうだ。
商品名/REON POCKET(レオンポケット)
メーカー/ソニー
価格/本体13,000円・専用インナーウェア1,800円(税別)
スマホを“手放せない”現代人へ。「1台3役 折りたたみ式 ハンディファン」
ハンディ扇風機にモバイルバッテリーとスマホホルダーが備わった「1台3役 折りたたみ式 ハンディファン」。いざという時はモバイルバッテリーとして使えるほか、グリップ部分にスマホを固定すれば、片手で凉をとりながら動画を楽しむなんてことも可能だ。
コンパクトに収納すれば手のひらサイズになり、持ち運びにも便利。グリップを折りたたんで背面に反らせれば自立するため、デスクファンとしても使える。小さくても気の利いたハンディ扇風機といえる。
商品名/1台3役 折りたたみ式 ハンディファン
発売元/TJC株式会社
価格/1,480円(税込)
コンパクトなクリップ式でいつでもどこでも 「PIERIA スマホクリップファン」
「スマホクリップファン」は、本体をスマホにクリップオンすることで使用できるコンパクトな扇風機で、スマホを使用したときに顔に風が当たるという仕組みだ。Lightningケーブルを備えたiPhone用と、マイクロUSBとUSB-Cケーブルが付いたAndroid用の2タイプがあり、それぞれスマホ本体から給電ができる。
ホワイト、オレンジ、ピンク、グリーンとカラーバリエーションが豊富なのもうれしい。スマホの本体色に合わせてコーディネートを楽しむこともできる。
商品名/PIERIA スマホクリップファン
発売元/ドウシシャ
価格/1,070円(税込)
真夏の健康リスク対策の一助に
今回紹介したようなガジェットは、熱中症のリスクを回避する一助になると同時にスマホライフをより快適にしてくれるだろう。真夏の健康リスク対策にスマホと連携する便利グッズを検討してみてはいかがだろうか。
文:吉州正行